こんやは東京本社でお泊まり&深夜2時の待機解除からの晩酌中です。
ちょっと
こんな感じのおさ♂になってます(笑)
コンビニでとある雑誌を買いました。
表紙には「ブレーキを残さないコーナリングが速い!?」
と書いてあります。
ここ数年雑誌で良く目にする「和式と洋式」的な(笑)話ですよね?
とある漫画の最終戦で取って付けたように取り上げた技法ですよね?
と思いながら興味深く読みました(笑)
コーナリング中にアクセルもブレーキも踏まない部分を設ける感じはFC時代からありました。
ボトムでスーッとノーズが入って来る感じなんですけど、数年前にとある走行会で一緒になった某メーカーのテストドライバーの口から聞いた言葉で確信に変わりました。
それは松田ではなく、遠藤横浜HniKanjiruSukeveな人。
昨年FDでとある山で下りを攻めていた時に発見した感覚があって、下りは黙っていてもフロントに荷重が乗っていてノーズの入りが良い。
しかし、リアは荷重グリップが薄いのでブレイクしやすい。
少し冒険してオーバースピードでコーナーに進入した時に思うのはオーバーステアかスピン。
それを回避するには?と思い付くのは後ろ荷重→ブレーキを離す。
これだけで4分半のコースで10秒以上のタイムを短縮出来た。
ムーブ君でその走りをしようとするとタイヤの磨耗が激しくて走れば走る程遅くなる傾向にあるのです。
ムーブ君とエコタイヤの組合せは横が弱くて縦に強い。
そんな事を考えながらタイヤの縦を多く使い横は負担を少なく、タイヤを綺麗に使いつつ速く走る事を考えて練習。
そしてレース!
自分的には前回の春に走ったレースの時から秋のレースは始まっていました。
その時の間瀬サーキットのベストはは1分27秒後半、格上の車両と競には25秒台は必修!
格上に勝たなければ速いと言われない、速くても「チューニング車だから」と言われてもシャクなので、フルノーマルで格上を食う事が大事。
なので、結果的にルーフスピーカーの取り外しとフロントのブレーキパッドは変えたけどシートの取り外しは無しで極力ノーマルを維持。
幸いにも?リアシートはスライド式なので取り外しは大変なのですが、逆にリアシートのポジションが操作性に関係してくるので利用しました。
リアシートを折り畳んで車体中央にポジショニングさせると車体はクイックな反応を示すのですが、自分的にはナーバスで難しい印象。
リアシートを一番後ろにしてフルフラットな感じにするとアンダーを消しつつマイルドな味付けになって乗り易い印象。
ライバル車
とある峠で力の位置関係を探りました。
銀色なオートマ四駆NA
そのパッケージングからは意外な程車速が伸びて速い車体。
とある山道の連続ヘアピンでムーブ君なら通常2速ですけど3速でも着いていける程パワー差があり、パワー差のマージンが少なくなる下りは全く歯が立たない。
白いワゴン
ターボでFFだけどAT。
MT四駆なムーブ君と差し引き0かな?と思いながらも直線加速で雲泥の差差が出る程直線はムーブ君有利な感じ。
車体の曲げ方やその後の処理が上手く、技術の幅や奥行きを感じる。
下りは「いつの間にか後ろに居た!?」的な(笑)
今回は不出馬の赤い兎
客観的に見ていると前半で向きを変えて後半縦方向のグリップを使う乗り方で、ローパワーよりハイパワーなFRで真価を発揮するような印象。
自分の中では一番注目していた乗り手。
黒いpowerドバイ?ほんだら
とある山道の直線での加速は五分五分。
重心の低さからかコーナーでジリジリと離されていく。
ほぼ勝負権無し。
銀色の裸(ストライプ無し不出馬)
何回か一緒に走ったけど、本気を出していない感じが強くて未知数な人。
サーキットでマジ走りを見てみたい。
レース予選
作戦的にはエンジンもタイヤも熱が入っていない一周目にタイムを出し、タイヤを温存する作戦。
タイヤを温存したかったので無理にこじったりせずに曲がり切れなかったら素直にランオフへ。
春に比べてタイムの出やすい環境だったのでタイヤなりに走ってベスト更新。
予選2回目は12時のお昼だったのでコンマ1秒落ち。
予選2回目ともピットでタイムの近い前後の出方を観察。
一発アタックでタイムを出して来る車やレースでのペース配分を考えてタイムを刻んで来る車両。
レース経験の少ない自分的には変化球は持ち合わせておらず、直球勝負の中にも内角高めの速球で相手を威嚇してプレッシャーを与えながら相手のミスを待つくらいしか思い浮かばなかったので常に100%の走りをしてました。
直線で離されてもコーナーで追い付けば相手のミラーに自分の姿が写る。
相手はコーナーでも直線でも速いラインよりブロックラインに乗る比率が高くなるし走りに集中出来なくてラップタイムが落ちる。
勝負出来る!!
そんな考えでした。
レース序盤
スタート直後の混戦から態勢を整えながらシケインを通過、シケインからのソックスの間に先行車両がもたついて団子状態になる。
ここで後続に抜かれるのは避けたいので先行車に対しては牽制&後続に対してはブロックをする。
スタート直後はタイヤもブレーキも信用出来ないし、交錯すると速いラインを走れなくなるしマージンも多く取るのでペースが極端に遅くなる。
つまり後続にやられるリスクが多いのでここでは勝負したくない。
結果的にソックスから5番で後ろからベタベタにつつかれる。
ここまで近いと追突を考えてブレーキは愚かアクセルを緩める事も怖いし、交錯も考えてラインも考えないといけない。
立ち上がりからのバックストレートで先行車に離される訳には行かないので、5番はブレーキを遅らせて強引に縁石を跨ぎながら凌ぐ。
その後もブロックしながらバックストレートに入ったみたいだ。
その方法が正解かどうかはわからないし、その瞬間に見たものに反応したり判断しているので、あまり覚えてない。
後で車載映像を見て思い出す的な(笑)
レース中盤から先行する車両から遅れ始め、一人旅になる予感がしながらも予選タイムを含めてその日のベストタイムを更新。
先行する車両とその前を走る車両がバトルを始めた。
バトルを始めると
速いラインを走れなくなるし接触しないようにマージンを取るのでペースは落ちる。
あっという間にムーブは追い付く!
先行する車両に紛れて黒い車を料理する狙いで1ヘアで勝負に出た!!
しかし足りなかった(T_T)
黒い車を早く抜かなければ銀色は逃げてしまう。
しかし、加速は黒い車が上、コーナーはほぼ同じ。
強いて言えば長いストレートエンドからの流れで追い付く感じがあるのと燃料補正が入っているのか?マフラーから黒煙が出ていたのでストレートスピードが落ちてストレートで離されなかった事でチャンス到来!
黒い車もレース慣れしているのか?安心して勝負出来たので無事にレースを終える事が出来ました。