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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2014年05月06日 イイね!

【旨いのはどっち?・第34号】真のマルチパフォーマンスRはゴルフ成り?

VW ゴルフ 直4横2.0T R 6速DSG AWD (529.8) 5.36(1500kg/280馬力)


正直なところ、試乗前に乗ったスタッフから聞く話では先代6世代から相当角が丸くなって、トータルでの性能アップはしてもRらしさが希薄になったとのことで、あまり期待していなかった…。

おそらく、エンジンフィール面での官能性で2世代前の5時代のR32のV6を超えることはないだろうと…。

それが今回、実際に試乗して良い意味で裏切られる結果となった。

Rでは標準装備されたDCCをノーマルモードに選択した場合、あたかもRであることを忘れさせる程のコンフォート性を確保しており、それだけだと優等生過ぎて拍子抜けするところ。

但し、今度のRが本領を発揮するのは、DCCをレースモードに選択した時で、それは何も交通法規を無視するスピード領域に遠く及ばない速度での話。

具体的には、脚エンジンレスポンスが増すのは当然として、排気音までもが心地良いサウンドを奏でて、あたかもマルチシリンダーエンジンにでも換装されたかのよう。

しかも、そのサウンドが濁りなく澄んだもので、その心地良さではR35GTーRを圧倒するもの。

おそらく、6時代のRで官能性面での物足りなさを指摘されたのが開発陣にとって余程悔しかったのか?と思う程の施しようで、ダウンサイジングターボだからと言ってエモーショナルな魅力が出せない訳ではない、ということをも証明したかのよう…。

マセラティギブリでフェラーリに先行してダウンサイジングターボを搭載してフェラーリかくやのエンジンフィールを発揮してたのとオーバーラップする。

それに、ツインクラッチの繋がりの速さスムーズさ滑らかさで世界に先だって採用しただけのことはあって、GTーR含めても宇宙一レベルにあるので、単なる高性能なだけの優等生に非ず。

マルチパフォーマンスなスーパースポーツカーとしても魅力的なエキゾチックさをも兼ねた新型ゴルフRこそが、世界最強ではないかとすら思ったのだ…。



VW ザ・ビートル 直4横1.2T カブリオレ サークルホワイト17インチ 7速DSG FF (416.5) 13.14(1380kg/105馬力)


今回でビートルカブリオレに試乗するのは、最後に画像転載した個体に次いで2回目ですが、今度の個体にはオプションで17インチタイヤが装着された仕様。

前回乗った時はボディやサスペンションの剛性感が足りない印象が強くVWらしかぬビビりがあったりしてて、それでもアバタもエクボのような魅力がカブリオレにはあるよね♪みたいな締めだったけど、今回はオープンならではの不快さが特になくて、さすがにゴルフRのそれには到底敵わないけれど、デートモードのドライビングスタイルで乗るには、これまた絶妙な乗り味。

フルオープン時の風の巻き込みがそれなりにあって、且つロングヘアーが乱れない程度の風の巻き込みは抑えられており、絶対的なスピードが低くても相当コーナー攻めた雰囲気にもなって、とゆるキャラとしての完成度非常に高いかと…。

また、ザ・ビートルのベースがゴルフ6だから、1.2ターボ仕様でリアサストーションビームでもクルマから伝わる情報量が豊富で、これなら運転が苦手な方にもおすすめしやすいもの。

解せなかったのは、インチアップしたのに剛性感が低下してなくてバランスが良かったこと。

単なる個体差な可能性も否定できず…。

VW ゴルフ 直4横2.0T GTI 6速DSG FF (383.3) 6.32(1390kg/220馬力)


Rの前では霞みがちなGTIですが、純粋にゴルフらしさなりGTIらしさなりを求めるならば、敢えてDCC未装着仕様を選択してみるのもいいか、とも思う…という意味で隠れオススメ物件!

Rと違ってGTIのDCCは、よりハードな走りのため…というよりかは、よりコンフォートな乗り味にも出来る…みたいなキャラで、実質的な加速性面で言えばタイヤ外径が小さくなってバネ下重量が軽くなる17インチ仕様こそが、純粋なGTIである…とも。

なので、せっかくのGTI独特のチェック柄シートを生かすためにも、出来れば革シートのオプションはなしで。マニュアルシートでも、バッチリ運転環境決まりますのでご安心を…。

VW アップ 直3横1.0 2ドア move up! 5速ASG FF (154.8) 12.00(900kg/75馬力)


個人的なことを言えば、今時の軽四国産コンパクトに乗ってるヤングドライバー全てに、このアップに乗ってみ?と言いたい。

カスタムだスマホだiPhoneだのにこだわるのも良いけれど、クルマ本体の設計にもっと目を向けて、クルマを走らせる上で何が重要で何処を割りきるのか?を、もっと真剣に考えて欲しいと…。

それが、結果的にはパッセンジャーの命をどれだけ大切に思ってるか?みたいな話にも発展しそうだけど、それは説教臭くなるから辞めるとして…。

ボディサスペンションシートの剛性感の高さで、同価格帯の日本車を凌駕しているのは明白だけど、シングルクラッチのASGのフィーリングにどうしても馴染めないで二の足を踏む、若しくは日本車に乗り換える決心をするユーザーの気持ちだって、本当に痛い程当方も分かってるつもり…。

と言ってる当方とて、予算があったとしても上記のゴルフ勢を差し置いてアップを選択する程でもない…というところに弱さがあって、それでも今回の2ドアモデルなら低価格でコストパフォーマンスが高くて説得力あるけど…。


VW ザ・ビートル 直4横1.2T カブリオレ 7速DSG FF (395.8) 13.14(1380kg/105馬力)




Posted at 2014/05/06 21:26:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | クルマ
2014年01月16日 イイね!

【旨いのはどっち?・第7号】 王者に挑むもの・・・。

VS

 スバル XV 水平4縦2.0 2.0i-L アイサイト 6速CVT AWD (248.9) 9.27(1390kg/150馬力)
    

 これ、C型になって新型アクセラと同日に試乗したのだけど、王者ゴルフⅦに最も挑めそうなCセグメントカーだと思った。

 その根拠は、サスペンションストロークがアクセラよりも圧倒的に長くて、これSUV風である点を差し引く必要はあるかと思うけど、その割にはアウトバックの脚はドタドタだったり・・・。

 ただ惜しいのは、フランス車風と言えば聞こえは良いけれど、シートそのものが柔らかいのは良いとして、明らかにコシがなくて長距離でゴルフ程の疲れ知らずなもの、とは到底思えないコスト重視臭いシートであること、ですね。;;

 それにしても、リニアトロニックと呼ばれるスバルのCVTは、本当に変速制御が自然で、街乗り領域においては、あえてマニュアルモードでの操作を必要としないくらい・・・。

 絶対的な速さはともかくとして、日常速度域で実感できるドライビングプレジャーでは、もはや旧型で継続生産中のWRXは敵ではない、と当方は思う・・・。

 マガジンXか何かで、スバル販売店から最近のスバルへの提言があったようで、確かにWRCに参戦しなくなってからのスバルは何だか・・・というのはわかるけれど、マリオ高野さんだったか、350馬力にカリカリにチューニングしたWRXを出して欲しい・・・と言われても・・・。

 ただ、このFB20エンジン。低中速でのトルクが太いのは良いとして、高回転域での加速の伸びだとかは持ち合わせておらず、4月発表予定のレヴォークのFB16ターボで同等のパワーと圧倒的な燃費の良さで、世代交代されそうな予感がするだけに、現地点で買いを勧めるのもどうかと・・・。


 VW ゴルフヴァリアント 直4横1.4T TSI ハイライン ブルーモーションテクノロジー レザーシートパッケージ 7速DSG FF (348.8) 9.86(1380kg/140馬力)
    

 単なるゴルフⅦのワゴンモデルで、しかもワゴンの1.4Lには気筒休止機能が付かないと来ると、FMC故のインパクトという部分じゃ、どうにも弱い・・・。

 なので、どうしてもハッチバックじゃなくてワゴンでないと・・・という理由がない限り・・・とは思ってしまった。

 けれども、やはりゴルフⅦは偉大なるベンチマークであり、ワゴンの出来もまた、ベンチマークに名に相応しいもの。

 と言うのも、ライバルに同セグメントのボルボがいないから、というのは余談として・・・。^^;

 今回のゴルフヴァリアントでは、DCC無しの仕様をメインにハイラインの試乗車を用意しているらしい。

 と言うのも、ゴルフⅦ発売当初は、ハイラインにもDCCが装着可能になって、それが売れるだろうと予測してDCC付きをメインに用意したけれど、案外DCC無しで他のオプションに補填するか?若しくはツルシに近い状態で契約するか、が多かったらしく、それを反映してのヴァリアント試乗車の用意になってるらしい・・・。

 DCC無しでも、案外ジキルとハイドな場面あったぞ。

 それは、ドライビングプロファイル機能。

 DCCのように、サスペンション側の減衰力変更まではしないけれど、パワートレインや電動ステアリングの可変制御機能は付くようで、これで相当レスポンス鋭くしたりステアリング操舵力変えたりすることで、相当にクルマのキャラクターが変わることが確認できた。

 だからと言って、DCCは不要とは結論付けるのは避けたい。DCC付きを、改めて試したい・・・。


 よって、巨人の壁は厚く・・・、でゴルフヴァリアント支持(特にハイライン)します!


(参考車両)
 VW ゴルフヴァリアント 直4横1.2T TSI コンフォートライン ブルーモーションテクノロジー 7速DSG FF (269.5) 12.38(1300kg/105馬力)
    

 こちらは、1.2Lモデルの方。

 MQBシャーシの関係なのか、今度のゴルフⅦで1.2Lモデルがリアサス・トーションビームで差別化されているのは如何なものか?

 という疑問はハッチバックから変わらず。

 クルマとしての出来は、これも相当良いし十分にベンチマークとしてお勧めできるのだけれども、やはり1.4Lの出来を知ると・・・。

 1.2Lモデルの場合、ドライビングプロファイルを変える機能がなくて、操舵感軽めなモードのみになっているけれど、それでもステアリングに伝わる情報量が希薄になることはなかった・・・という部分じゃ、流石VW!
Posted at 2014/01/16 23:31:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | クルマ
2013年11月01日 イイね!

【選ぶならどっち?・第153号】 今度は、ゴルフⅦが下克上に挑む!

VS 

 新生ゴルフⅦが、兄貴分のパサートヴァリアントに、いざ挑む!


 VW ゴルフ 直4横1.4T TSI ハイライン ブルーモーションテクノロジー  バイキセノンパッケージ レザーシートパッケージ 7速DSG FF (335.8) 9.43(1320kg/140馬力)
    

 新型ゴルフⅦで、今回で初試乗となるグレードがまだ存在した・・・。

 それは、ハイラインでもDCCパッケージが付かない仕様だったのだ・・・。

 そもそもDCCとは何か?と言えば、ダンパーの減衰力と電動PSの特性を瞬時にコントロールするサスペンションシステムのことで、今回それを持たない仕様と言えど、ドライビングプロファイル機能は持ち合わせており、エンジンと変速のプログラムを設定出来る機能は持ちあわせているのです。

 つまり、DCCが付かないことでダンパーやパワステの制御が入らないというのが大きな違いなのです。

 では、DCCが付いていないことによる影響は?

 DCC付きだと、ノーマル・スポーツなどの選択によって、サスペンション動きが変わり、特にノーマルだとドイツ車らしかぬソフラン仕上げ?みたいな乗り味で、尚且つドライバーに必要なインフォメーションはしっかりと伝える。

 反対に、スポーツを選択すると、相当ハイスピードでコーナリングを楽しむには頼もしい特性へと変化し、正にジキルとハイドのようなキャラクターの持ち主だったわけです。

 それが、DCCが付かないことで、こうしたジキルとハイド的なキャラクターは影を潜め、終始ゴルフⅥまでのドイツ車らしい乗り味に留まります。

 でも、これこそがドイツ車らしくてゴルフらしいんだ、と思えば、これも良し!

 ただ、今回の試乗車にはレザーシートが付いてて、ゴルフⅦでは初のパワーシート付き仕様。

 通常の布シートも、先代Ⅵからの進化を実感することが出来たのですが、レザーシートの掛け心地の良さや、更なる運転環境の改善に大きく貢献するものでした。

 となれば、当方から推薦するベストゴルフⅦは、ハイラインにDCCとレザーシートの両方を付けた欲張り?仕様。それも、黒じゃなくてブラウンレザーにしたい・・・。


 VW パサート ヴァリアント 直4横1.4T TSI ハイライン ブルーモーションテクノロジー バイキセノンパッケージ 7速DSG FF (437.8) 12.05(1470kg/122馬力)
    

 単刀直入に、上級車種らしくゴルフよりも優れている点を。

 DCCなどのデバイスを持たない状態でも、脚の接地性の高さやしなやかさでゴルフⅦを上回っていること。

 ひょっとして、リアサスがマルチリンクか何か?と思ったら、ゴルフⅦハイラインと同じ4リンク式。^^;

 ゴルフよりも一回り大きくて重いボディであっても、1.4TSIで十分に走らせているのはさすが。

 DSGの優秀さも、ゴルフ同様。

 ただ、あえてゴルフよりも余分にコストを支払ってパサートを・・・とまでは思えなかった。

 というのが、同セグメントであるボルボV70の出来に遠く及ばないから。

 その要因となったのが、後席着座姿勢。

 背もたれが寝かされたもので、どこか日本車的緩慢さを感じてしまうパッケージングで、ゴルフほどの緻密さを感じなかったのです。

 なので、もちろん運転環境も走りのデザインも質感も申し分ないですが、大柄なワゴンなら本家のボルボで・・・と思ってしまったのです。


 という訳で、見事下克上に成功した?ゴルフⅦの支持です!
Posted at 2013/11/01 22:47:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | クルマ
2013年09月25日 イイね!

【選ぶならどっち?・第139号】 気筒休止における?究極の選択!

VS

 VW ポロ 直4横1.4T ブルーGT・ブルーモーション 純正ナビ バイキセノンヘッドライト 7速DSG FF (297.6) 8.36(1170kg/140馬力)
    

 急遽?追加されたポロのブルーGTなるグレードは、GTIに迫るスポーツ性能と気筒休止機能を搭載したことで、シリーズ中一番の低燃費を両立させた仕様として、発売されたもの。

 日本の道路事情で巨大化したとも言われるゴルフなだけに、未だ5ナンバーサイズを守り抜いているポロのボディに搭載されたとなれば、究極の低燃費ホットハッチになり得るのでは?と期待が高まる。



 そんな期待を胸に秘めた試乗となったのですが・・・。

 さすがに基本的なドライビングポジション設定は完璧で、気持ちホールド性が高まったシートとタッチがスポーティになったステアリングで、走りも完璧と思いきや・・・。

 扁平タイヤである17インチにインチアップされたことで、ステアリング初期応答性がやけにクイックで、かつ操舵力が軽いから、普通の15インチタイヤを履いた普通のポロと比較して、むしろステアリングインフォメーションは希薄なくらい・・・。

 そして、ゴムの厚みが薄くなった分、路面の凹凸を拾いやすい傾向になり、かつ本格GTI程締め上げられた脚じゃないから、その衝撃が残りやすい傾向で・・・。


 机上理論では理想型と思われたブルーGTだけれども、こりゃベストポロどころかワーストポロだ、と思わざるを得ない結果に・・・。><



 VW ゴルフ 直4横1.4T TSIハイライン・ブルーモーションテクノロジー DCCパッケージ バイキセノンパッケージ プレストン18インチアルミ 7速DSG FF (344.5) 9.43(1320kg/140馬力)
    

 と期待外れなブルーGTに乗った後に、ゴルフⅦのハイラインに改めて乗ると、格段にクルマの仕上げが違うことを実感する・・・。

 何が違うかと言えば、ボディ・サスペンションの剛性感の高さであり、かつ18インチにインチアップしてもバネ下重量を感じさせない脚の動きにしなやかさを感じる部分であり、DCCをノーマルモードにしてステアリング操舵力を軽くしても、確実にドライバーにインフォメーションを伝える部分なのです。

 走りと燃費性能との両立という部分で言えば、この勝負は格段にゴルフの方が上手。

 燃費とかしなやかさとか言えば、むしろ新型ゴルフGTI以上にも思ったくらい・・・。

 しかも、クルーズコントロールと連動したレーダー機能が付くのはゴルフⅦだけのものであり、ポロにもトゥーランにも今のところは搭載されず。


 5ナンバーサイズのポロも良いけれど、今度のゴルフⅦの完成度の高さは、そこらの並の新型車のレベルでは到底ない程であるだけに、出来るならば頑張ってゴルフⅦを選んで欲しい、と思った程。

 ということから、この勝負は圧倒的にゴルフ支持なのです。
Posted at 2013/09/25 21:56:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | クルマ
2013年09月16日 イイね!

【選ぶならどっち?・第135号】 GTIに挑むもの、その2。

VS

 VW アップ 直3横1.0 4ドア ムーヴアップ! 5速ASG FF (169.0) 12.27(920kg/75馬力)
   

 後に取り上げるGTIは、実は前項の赤いのとほぼ同仕様の色違いの黒になりますが、ゴルフⅦの仕上がり振りを思うと、昨年良く出来てたと思ったアップも安かろう・・・なクルマに思えてしまった、というのが悲しいところであり、また主力商品としての気合が入った新型ゴルフなんだなと実感するところでもあるのです。

 とは言え、同価格で買える国産の軽自動車をアップ以上に支持する気持ちは当方には更々なくて、あくまでもクルマの基本は土台であり、豪華な装備品は付属品に過ぎないという思いに変わりはないけれど、多くの日本人の好みは同じ価格ならば豪華で便利な方を好む傾向にあることも、また理解するところなのです。

 と言うのも、試乗したディーラーの話から聞いたのですが、アップに乗ってたあるユーザーがCVTのマーチに乗り換えることになって、ワーゲンディーラーとは一旦縁が切れる形になったのだとか。

 その一番の要因になったのが、ASGと呼ばれるシングルクラッチの2ペダルMTで、トルコンAT車を乗り継いで来られた80代になる女性のドライブで、そのトランスミッションの癖がカウンターパンチのように効いて、納車当初は然程気にしてなかったのも、月日が経つにつれて気になるようになって、ついて音をあげて扱いやすいCVTのマーチに乗り換えたのだとか・・・。

 今回乗ったアップは、オプション装備が一切付かない仕様で、シート骨格の頑丈さはあるにせよ、見た目の華やかさや質感の高いタッチが割り切られたもので、それを見た瞬間値段なりのクルマである、と当方ですら思ったのでした・・・。

 ならばと、せめてステアリングは革巻きでカラフルな内装に・・・と思ってハイアップ!にすると、今度は価格上昇して認定中古のポロ1.2TSIも視野に入るところで、ならばと結局ポロを選択してしまう、ことに成りかねないところです。;;

 シングルクラッチと言えば、フィアット500もそうだけれども、ツインエアーのそれは何度か試乗していくうちに変速パターンを把握して、オートモードでも人馬一体になって走らせるのが面白いクルマなのですが、何故か今回のアップではそこまでには至らず、ついついマニュアルモードを多用することが多かった・・・。

 と言うことは、フィアット500の方はアバタもエクボで欠点が許せるクルマに仕上がっているのに対し、アップはあくまでも実用性本位のドイツ車で、イタ車であるフィアット500程の愛着性を強烈に持たせるまでのキャラではなかったことも発見!

 と言った、久々のアップ試乗でした。^^


 VW ゴルフ 直4横2.0T GTI DCC付 18インチ仕様 6速DSG FF 推定(420.0) 推定6.18(1360kg/220馬力)
   

 実は、前項のGTIは5分程しか乗れなくて、乗り足りなくて異例のもう1回試乗となったのでした。^^

 すると、ゴルフⅥベースのトゥーランと比較するとソフトになった印象のGTIでしたが、改めて乗るとやはりクルマから伝わる情報量が豊富で、かつ乗員全てが安心して乗れるホットハッチである、というこれまでのGTIを正常進化させたモデルである、と認識したのでした。

 これまで乗ってきたゴルフⅦからベストバイを結論付けるとするならば、少なくとも今回最も期待したGTIはないだろう・・・。

 え?と思われるところでしょうが、当方がゴルフⅦを絶賛する大きな要因は、あくまでも低燃費と高出力を高い次元で両立させて、その上でドライビングプレジャーと安心感を得たいことによるもの。

 となれば、今のところはハイラインのDCC付きという選択肢になるだろうと・・・。


 では、何故今のところは・・・と濁したか?

 それは、近い将来1.2TSIにも気筒休止機能が付いて、現行モデルを圧倒する低燃費を実現した進化モデルが出る可能性は否定できないから。

 とは言え、現行の1.2TSIの燃費性能も世界的に卓越した技術にあるのは確かで、現状では気筒休止機能で1.4TSIで同等の燃費を出しながら、1.2TSIを圧倒する動力性能を誇っているから。

 という考えで行くと、机上の論理で損得勘定で商業戦略にはまった選択をしていないか?と思って、ハイラインベスト、と言い切ることに抵抗があったから。



 という訳で、ポロ・ブルーGTの試乗も愉しみなところで、その機会で上手く作れたら、改めてハイラインと1.2TSIのゴルフを改めて乗り比べて、損得勘定手放して、純粋な乗り味の差、ドライビングの楽しさの差、走りの質感の差で判断したい、と思ったのでした・・・。



 と、詳細な比較を改めてしたい、と思わせる程ゴルフⅦの完成度が高いという証拠であり、価格が安いという理由で、そう簡単にアップで妥協するのは相当に困難なことから、この勝負ではゴルフGTIを支持します!
Posted at 2013/09/16 20:11:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | クルマ

プロフィール

「@ピロリンちゃん  初?コメントです♪ タミフル服用中は、脳の働きが鈍りがちなので、飲み終えるまで注意ですね。恐らく、フラフラするのは副作用かもしれないです。」
何シテル?   03/25 00:02
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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