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モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2013年10月22日 イイね!

【選ぶならどっち?・第147号】 日仏走りのワゴン対決!

VS

 別名、痛い日仏ワゴン対決とも。^^;

 フェイスリフトされたカングーは、無理やり新型ルーテシア顔にしたような印象。

 対してエクシーガは、旧フォレスターと共用されたインパネで旧態化が進行した印象。

 だけど、クルマは目先の見た目だけでは、本質は見えてこない・・・。


 ルノー カングー 直4横1.6 ゼン 4速AT FF (234.8) 13.90(1460kg/105馬力)
    

 無理やりルーテシア顔になった新型カングーですが、基本的なパワートレイン・パッケージングはMC前を継承するもので、エンジンもタイミングベルト式の直4・1.6LのNAのままだし、ATも相変わらず4速のまま・・・。

 よって、旧型5ナンバーサイズ時代から変わらないパワーユニットで、全幅約10cm広くなって大型化したことで、車重に対して非力さが際立った、というのはMC前同様。

 なので、せめて5速か6速のMTが再び設定されれば・・・と思った。

 そうすれば、ファミリーカーとしても商用車としてもスポーツカーとしても使える、真の多用途車になり得て、ゴルフトゥーラン以上に褒めるのだけれども・・・と。

 それでも、基本的なハンドリング特性を言えば、同じルノーの電動PSでもメガーヌやルーテシアだとインフォメーションが希薄な部分が目立つのに対し、こちらのカングーはしっかりとSATを感じ取れて、非常に扱いやすいもの。

 更に、前後席ともシート骨格がしっかりしてて、タッチがドイツ車的と往年のフランス車ファンの声が聞こえてはきそうだけれども、本質的な着座姿勢の良さ・快適さを身に着けているというのは、それだけでも嬉しいし、あえて国産車じゃなくてルノーを選択する意義があるというもの。

 ただ、欲を言えば、パワーユニット一新してタイミングチェーンにはして欲しいけど。



 スバル エクシーガ 水平4縦2.5 2.5i・アイサイト Sパッケージ 6速CVT AWD (278.3) 9.24(1600kg/173馬力)
    

 対してエクシーガ。

 輸入車と比較すると、どうしてもシートの出来で劣る傾向があって、エクシーガもその例外とは言いがたいところはあるけれど、少なくとも日本製3列シート車では最も3列とも座る人のことを考えて、実際に座って走行実験をした、という事実が納得できるだけの仕上がりぶりである、というだけでも日本製3列シートのベストと評したい。

 今回、2.5Lの仕様にビルシュタインショック付きで、スペックB程極端にスポーティ志向じゃなくて、よりエレガントな外観を身に付けたSパッケージが追加された。

 だけれども、前モデルのスペックBではステアリングの蛇感に若干の違和感があったけれど、それは見事に払拭されていた・・・。

 更に、同じ電動PSでも、ステアリングインフォメーションの高さでは、スカイアクティブのマツダ車勢以上のものを感じた・・・。

 少なくとも、ミニバン志向が強い奥様方には、あえてスライドドアじゃなくて小型なボディで2.5Lの大排気量車を選ぼうとする旦那さんのお気持ちを、是非とも理解して欲しい・・・。

 逆もまた真なり。走り志向な奥様への理解を、旦那方にも求めていきたい・・・。


 その方が、家族は快適に乗れて、かつドライバーは楽しく操れて、家庭円満になるじゃないか!


 と、例え内外装が旧態化しようとも、エクシーガの価値は尚高いということを、改めて伝えたい・・・。



 ここに登場した2台は、いずれも1人で乗ったとしても、非常にドライビングが楽しめるクルマばかり。

 もはや、走りならWRXとか言わなくてもいい、と思う程・・・。少なくとも、現行のWRXだったら・・・。


 もちろん、水平対抗エンジンだとかAWD技術だとかには、非常に高い価値があるのは百も承知だけど、乗員が座るシートをより大切にしている、と言う部分でこの対決、カングーの支持とします!
Posted at 2013/10/22 22:24:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | ルノー | クルマ
2013年07月02日 イイね!

【選ぶならどっち?・第96号】 仏・独 スポーツワゴン対決!

VS


 ルノー メガーヌ エステート 直4横2.0T GT220 6速MT FF (319.0) 6.45(1420kg/220馬力)


 左Hのルノーは素晴らしいけれど、右Hのそれはちょっと・・・という状況が続いてました・・・。

 柔らかな脚をしたオープン2シーターとしてウインドは名車だったし、現行メガーヌスポールも左Hの12モデルの方が足がしなやかだったし・・・。

 それに、ルーテシア以下のサイズならば、右のへダル環境はよろしくないし・・・。


 でも、今回のメガーヌエステートのGT220は素晴らしかったです。^^

 電動PSだけの問題ではないのですが、若干SATが弱い気はしたものの、3ペダルMTで操る質感の高いスポーツワゴンとしての資質は十分に高いものを感じたからです。

 確かに、後述する3シリーズと比較すると、エンジン燃焼効率やボディ・サスペンションの剛性では及ばない部分が多いですが、ドライバー自らクルマを操ることの楽しさを享受するならば、あえて技術的に見劣りしていても、楽しい方を選択するのだって有なのです。

 で、今回のGT220。単にスポール程硬くないからしなかやだった、という訳ではなく、実際問題HBでの試乗ではありましたが、日産製エンジンとCVTとの組み合わせであるGTラインの方が、むしろ荒れた路面での凹凸を拾いやすい傾向にあっただけに、今回のGT220こそ絶妙な脚のバランスの高さが光っていたもの、と思われるのです。

 昨年発売された、左HのエステートGTには乗れずじまいで乗り味を知る由もないのですが、GT220なら右Hでも十分に推奨できるルノーだと思った次第です。

 BMW 320i ツーリング 直4縦2.0T モダン 8速AT FR (491.0) 8.70(1600kg/184馬力)


 久々に乗った現行3シリーズで、かつ後に追加された320iツーリングに乗ったのですが、改めてF30・31世代になってからの小排気量ターボと8速ATの、スムーズでかつパワフルで低燃費な、エンジン燃焼効率の高さを実感させる乗り味で、楽しさも十分にあるのですが、クルマとしての冷徹な完成度比較では、明らかに320iツーリング圧勝でした。

 そのくらい、3シリーズの基本設計がしっかりしていることの証明であり、それはセダンでもツーリング名乗るワゴンでも変わらないところなのです。

 ただ、8段化されたATの完成度が高過ぎて、ドライバーが介入する領域が大幅に狭くなったのも事実で、唯一設定されている320iセダンの6速MTとて、あえて動力伝達効率を落としているような気すらしてならない程なのです。

 その部分では、Mスポーツパッケージに付いてくるスポーツATで変速速度が向上し、かつより締め上げられた脚でクルマからの情報量が多くなっていることから、Mスポの選択が一つの回答か?と思われ・・・。


 と、どこでもドアよりも、ドライバー自ら操る楽しさを享受したい当方は、メガーヌエステートGT220支持なのです!
Posted at 2013/07/02 22:34:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | ルノー | クルマ
2011年11月13日 イイね!

【試乗五選・第85号】 風という名の柔らかなオープンスポーツ^^

 今日の五選

11・1311・1311・1311・1311・13

 今日の圏外;;

11・1311・1311・13

(試乗五選・ルール変更)

 これまで殿堂入りの条件として、試乗した日から1ヶ月が経過する他に、新たな今日の圏外が7台発生することとしていましたが、今回より圏外・五選問わず15台と比較して首位をキープした段階で殿堂入りにすることにします。

 よって、今回のルノー・ウインドは既に7台と比較しているため、あと8台と比較して首位をキープすれば殿堂入りになります。

(今日のハイライト)

 今日はルノー・ウインドがメインで、これが首位に立つことを予想しての試乗展開となりました。

 クルマの出来は予想通りで、予想以上に良かった部分が多かったです。

 コルトは、来年7月から新車として生産出来なくなるとのことで、正に最終モデルと言ってもいいかもしれないです。後継にはタイ生産のミラージュだとか…。

 ポロは、久々に乗ってもやはり偉大でした。クルマ自体の出来なら他を圧倒してました。

 ジープのパトリオットは、ボディ構造は完全に乗用車でありながら、ジープらしさをキープした街乗り派向けな正真正銘のジープでした。同じジープでもグラチェロはエアサスで大減点でした。><

 売れないビアンテ。でも、何とか応援したいと思わせるクルマでした。

 初めて乗った時はサプライズで感動したミライースも、売れ筋グレードの今回は厳しい展開でした。;;

 ティーダからは、普通車の洗礼を浴び…。


 ルノー ウインド 直4横1.6 ベースグレード 5速MT FF (255)


 左ハンドルのMTで、いかに欧州製小型車が設計されているか、を思いっきり実感させる、そんな1台でした。

 以前にも、ルノーはメガーヌスポールで左MTを紹介しているのですが(項目はメルセデスV350にて)、3ナンバーワイドボディで車両感覚が掴みにくいメガーヌボディでは良さが見えにくく評価が上がらなかったのですが、今回のウインドは5ナンバーサイズで全長も短いコンパクトサイズだったため、人間工学に合った左ハンドルの運転環境であり、ギアの選択が自由自在なMTで、クルマを意のままに操るには最も適した組み合わせでした。

 ウインドの正体は、Aセグメントのトゥインゴをベースにオープンクーペスタイルに仕立てたもので、言わばトヨタ車で言えばサイノスみたいな類なのですが、全高が低くなったボディでも無闇にシート座面を薄くして着座位置を下げることはせずに、フランス車らしいクッションが厚めで柔らかでコシのあるシートのままで、それでいて頭が天井にあたることもなく、ある意味安直なスペシャルティクーペでありながら、パッケージングで破綻させない匠な設計が光っていました。

 そして、オープン時でもクローズド時でも乗り味が大きく変わることはなく、オープン時でも十分なボディ剛性は確保されていることが確認できました。

 エンジンは、トゥインゴのスポールと同一の1.6L・NAツインカムで、NAならではのエンジンを回した時の爽快感と低回転域でのトルクの太さを両立させたフレキシブルなエンジン特性で、公道でドライビングを楽しむにはうってつけのエンジン特性に感じましたし、それと組み合わされる5速MTも、横置きFF故にワイヤー式でしょうが、そのネガを感じさせない節度感あるもので、ギアの入りを把握しやすいもので、MT環境も素晴らしいものでした。

 ここまで褒めっぱなしのウインドですが、あえて不具合を指摘すれば、45扁平の16インチタイヤを装着したことで、若干ではあるけれど荒れた路面での凹凸でステアリングが取られる傾向があったのですが、これが致命傷になる程の弱点には至らず(それでも、フィアット500Cツインエアー程ではない。)、オープンエアモータリングを満喫するには十分に快適なクルマに思ったくらいです。

 日本製だと、オープンスポーツと言えば、走り屋志向で固い脚に座面が薄いレカロなどのスポーツシートとの組み合わせになりがちなところですが、ウインドの高級サルーン勝りなコンフォート性にも重きを置いた走り味は、是非ともマツダ・ロードスター開発陣には参考にしていただきたい、と思うものでした。

 年末のカービューオブザイヤーにノミネートされていたら、是非とも投票したい1台です!
Posted at 2011/11/13 21:01:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | ルノー | クルマ

プロフィール

「@ピロリンちゃん  初?コメントです♪ タミフル服用中は、脳の働きが鈍りがちなので、飲み終えるまで注意ですね。恐らく、フラフラするのは副作用かもしれないです。」
何シテル?   03/25 00:02
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
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