何と言っても、2016年最大のニュースは、カープ25年振りの優勝ですね♪
この瞬間程、感動した時は無かったですね。
心の底から、我々広島県民の為に優勝してくれて、ありがとうと思いましたね♪
日本シリーズは残念な結果に終わりましたが、2017年に向けて新たな課題を頂く機会になりました。
というわけで、後編5位から発表です!
【第5位】 02年 マツダ AZワゴン FMーG 5速MT AWD 8.9万km(6.0)12・10
最近は、ドライビングを楽しむクルマが減って、いざビギナーがドライバーにエントリーするにあたって、MT車探すのに一苦労。
しかも、いざ格安車があったら、問い合わせ殺到してすぐに売りきれるか、相場が高くなるか、のいずれか。
そんな中、今回出会った2代目ワゴンRのOEMであるAZワゴンは、貴重なMTでエンジンも7000rpmまでシャープに回る、スポーツカーの味わいを持ったクルマとして、非常に価値ありましたね♪
ワゴンRといえば初代が最も小型軽量で理想的だけど、程度の良いクルマが減ってきただけに、最新世代に近いモデルと比較するとまだ軽量で、その意味ではこれからが旬かと。
これ、4駆でRR流用の14インチアルミが付いてたから、当時のライバルL900系ムーヴに匹敵する安定感があった、と言うのも大きい。
【第4位】 87年 スズキ アルトワークス RS/R 5速MT AWD 距離不明 10.16(650kg/64馬力)(80.0)9・17
歴代で最も過激で硬派で純粋だったアルトワークス、というイメージでしたが、その通りのクルマでしたね♪
これは、単なるアルトのターボモデルではなく、アルトのカスタムでもなく、パワーウォーズから生まれた、れっきとしたホットハッチだと。
550のF5Bは、後のストロークアップ版のF6Aよりも高回転まで回ってパワー感でも勝っているらしく、その意味では正真正銘のアルトワークスだと。
当時の徳大寺氏の評価は、骨格が弱い軽自動車でのパワー競争に警告する内容で散々でしたが、ノンパワステでドライバーに覚悟や心構えさせるもので、今となっては古いアルトの形をしたスーパー7だと思えば、ユーザー層は限定されるけど、相当楽しめるクルマだと思う。
ただ、クルマ自体は希少で貴重だから、がっつりサーキット走行を楽しむなら、ボディ剛性が高くて機関が確実な高年式車ベースでやってほしい。
【第3位】 67年 トヨペット クラウン 直6縦2.0 デラックス・トヨグライド 2速AT FR (130.0?)14.07(1285kg/91.3馬力)9・9
はっきり言って、現代車の感覚では乗れないクルマで、4輪ドラム式ブレーキはロックさせないセッティングで、相当強い踏力で踏まないと減速出来ない。更にシートベルトが装着されていない、という部分で安全性能が著しく低いクルマ。
だからこそ、ドライバーは是が非でも謙虚にならざるを得ない。
このクラシッククラウンの価値は、決して軍用車でも貨物車でもなく、あくまでも高級乗用車として作られたクルマで、サスペンションの動きがしなやかでコンフォートな乗り味に仕上がっている点。
しかも、ノンパワステであるから、クルマの動きがダイレクトに伝わり、且つオールドミニのように、路面の傾斜までダイレクトに伝わる挙動を示すので、当時の設計意図とは裏腹に、今となってはスポーツカーの動きですらあるという。
2速ATなので相当遅いけど、少しでも速く走りたいなら、迷わずMTをという、当時の感覚は今も尚真っ当だと思う。
【第2位】 92年 メルセデスベンツ 190E 直6縦2.6 2.6 4速AT FR 12.5万km(45.0) 7.88(1300kg/165馬力) 10・29
往年のメルセデス・ベンツが偉大だったのは、強靭なボディだけでは無かった。
自社製ATは、発進時だけトルクコンバーターを使い、以降はダイレクトシフトというスタイルで、シフトショックは小さくないけれど、変速速度は速くてMT並にダイレクトな走りだった。
これだけは、今のGクラスには引き継がれていない。
それに、ここで取り上げるのは、ただの190Eではなくて、E30のシルキー6に対抗して直列6気筒エンジンを積んだ2.6。ノーマル直4・2Lの遅さはなく、まるでBMWであるかのように走る、楽しさも兼ねたメルセデス・ベンツだった。
というのは、奇跡の出会いだったと思う。
【第1位】 99年 スズキ ジムニー 直3縦0.66T XL 社外マフラー リフトアップ 5速MT AWD 20.3万km(35.0) 15.15(970kg/64馬力) 12・28
いよいよ、締めくくりの1位は、予想に反してJB23中古ジムニー♪
ただのフルノーマルなら、パジェロミニ化した軟弱ジムニーと揶揄するところだけど、マフラー・サスペンション等チューニングした走行20万km仕様で、クロカン向きな仕上げながら、オンロードでも走りが楽しい仕様になっている。
フロントもリジット式なので、路面の凹凸に対して修正蛇は必要だけど、板バネ時代では考えられない程の脚の接地感の良さで、楽しさと安心感の両立が絶妙。
これならば、改めてJB23見直して、スポーツチューニングして乗れば、相当ローコストでスポーツカーライフが楽しめるじゃないか、と思った。
こうした新発見で、新たなクルマの楽しみを増やす2017年にしたいという思いで、1位指名としました。
今回は、10台中5台がスズキ車になりましたが、それだけ今庶民の底力を見せつけている自動車メーカーである、と言えると思います。
早速、新型スイフトがお目見えしますが、果たしてどんなクルマに仕上がってるか?
Posted at 2017/01/09 12:50:53 | |
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