一天地六のブログ一覧

突然ですが私、本日午前中まで検査入院をしていました。
金曜の夜中就寝中に突然、吐き気を催し布団から起きたはよいのですが
まともに立ち上がれないほど強烈な頭痛と目眩が襲いトイレに行くのもやっと
まあまさにこんな感じでした・・・


しばらく吐いた後、また床についたのですが頭痛と目眩は収まりません。
全身から脂汗と冷や汗が絶えず布団の中で悶えるばかり・・・
しかしその内疲れきって寝てしまったようです。
翌土曜日の朝8時頃目が覚めると若干、痛みや目眩はあるものの昨夜ほどではありません
「治まったかな・・・？」と思い上半身を起こした瞬間、またもや強烈な目眩と吐き気！
昨夜の内にそばに洗面器を持ってきておいて正解でした・・・

とにかくこれは「もうほっといてどうなるものでもない」と着の身着のまま
タクシーで行きつけの病院へ行ったはいいのですが
受付で卒倒し看護師さん達に車椅子に乗せられた後は
ベッドの上に点滴を打たれた状態で寝ていました。
多少落ち着いたので昨晩からの経緯を話した後、「脳梗塞の疑いもある」
とCTスキャンやMRIなどの精密検査をすることに。
しかし検査の間もベッドから起きたり、車椅子で移動時に前後左右にGが掛かる度に吐く始末・・・
「いっそ気を失ったままの方が良かった・・・」と思わずにはいられませんでした。

検査の結果、脳内に出血などは見受けられず、とりあえず最悪の自体は避けられましたが
何せまともに立てないのですから、一人暮らしの自宅に帰ってもどうしようもありません。
結局入院と相成ったわけですが、腹の中の物は全て出し尽くし
胃液や胆汁まで出してしまったのですから喉は焼けるように痛いわ
半端ない脱力感が襲うわで、もう生きた心地がしませんでした。

昼過ぎから一晩中、栄養剤と吐き気や目眩止めの点滴を打ち続けた結果
今朝方には目眩は治まり、少し眉間の辺りに頭痛が残るものの
自力で歩けるまでに回復したので、状態を見て主治医から退院の許可が降りたのです。

結局コレほどまでの目眩の原因は「耳石がはがれたからではないか？」とのことでした。
耳の奥ににある平衡感覚に携わるものですが、コレがはがれて三半規管の中に入ってしまい
中のリンパ液を引っ張ることで目眩を起こすのだとか。


夜中にトイレに立った時や明け方にベッドの中で起きることが多く
１回の目眩発作は頭の動きを止めれば数十秒で治まるものの、
少しでも頭の向きが変わるとまた目が回ってしまうので身動きがとれなくなる
まさに昨日の私の状態でした。

何が原因で自分の耳石がはがれたのかは分かりませんが
少なくとも運転中とかで無かったのは不幸中の幸いだったのかもしれません。
皆様も気をつけてくださいね。

しかしこういう時、やもめぐらしって辛いなぁ・・・