険道チャレンジ112 ① 『 コンバットの選択 』
投稿日 : 2016年11月06日
1
2016年 11月 4日(金)
秋晴れ広がる山の中。
先週みん友さんに連れて行ってもらった
愛知・岐阜・長野県境の紅葉ツーリング。
やや緑が多く、ベストタイミング一歩手前。
・・・ならば、もう少し北の地方なら
ちょうど良いのでは?と、やって着ました。
目論見どうり、ここまで来ると
良い感じに赤色に染まっていますね。
2
コ「・・・」
私「どうしたの?コペンさん。」
コ「紅葉具合は良いけれど、
どうも嫌な予感がする。
・・・もう道が狭くなってきてる。」
コペンさん、何かを嗅ぎ付けたようです。
重ねた経験から今後の展開を
予感していらっしゃる。
よく訓練された戦士の片鱗というべきか?
3
私「ソ、ソンナ事無イヨ?
ホラ、良イ感ジノ色付キシテルシッ!」
コ「…何故棒読みになっている?」
ジト目で睨まれながらも、
紅葉バックに撮影開始。
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
高度も上がってきて、寒くなってきました。
上着を1枚着こみましょうかね。
4
コ「・・・おい」
私「ハヒ・・・」
コ「コレ、どう見ても霜だよな?」
私「霜deathよね~…」
周りの山の木々の景色が、
黄色→赤色→茶色と変化していき、
そのうち白・銀色が混じってきました。
そして景色どころか路面まで白く…
路面凍結一歩手前。
一向聴(イーシャンテン)くらいかな…?
5
コ「だから何で右へ行く!?
行止まりの文字が見えないのか!?」
私「えっとね、いにしえからの言い伝えで
2つのルートから1つを選択する場合、
せっかくだからっ!、
俺はこの右の峠を選ぶぜ☆、と…」
コ「クソゲー野郎は、越前共々地下に潜ってろ!
日の当たる場所に出てくるなっ!!」
私「ええええっ!?コンバットにも人権…」
コ「無いっ!!!!」
私「コンバット越前、全否定されちゃったよ…
殉職の同氏に敬礼。ビシシッ」
コ「お前もだろ、一緒に否定しただろ!(プンスカ)」
奮闘むなしく越前散る。
ここは長野県の北の果て、県道112号線。
6
コ「・・・結局酷道じゃないか、クソがっ」
最近、コペンさんの口が悪くなっています。
少し心配ですが、心当たりがありません。
・・・でも発言に間違いがあるので、
ここはしっかり正さないとNE。
私「コペンさん違うよ?」
コ「何が違う?(ギロリ)」
私「ここは長野県道112号線。
だから酷い道じゃなくて、
険しい道なんだよ?」
コ「ろくでもない事に、
変わりはないだろうがっ!!」
県道112号線の険道区間に突撃です。
険道区間に入ると、もう景色が一遍。
私「見て見てコペンさん、ツララだよっ!!」
コ「・・・ああ、そうだな。来春まで
溶けそうにない感じのやつな。」
山の陰で日中も日が届かない場所では、
すでに氷柱が出来上がっていました。
7
窓から見える景色を1枚パシャリ。
見渡す限り何もない。
ただただ、自然が広がっていく。
この秋なんだか、冬なんだか
良く分からない季節感。
体感は間違いなく冬なんだけど…
8
気が付けば霜が一面に降りて
銀世界が広がります。
コ「・・・・・・・・」
私「おおおおぅ、スゲェ~~~~~。」
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ…
…うぅぅぅ、しかし、それにしたって…
私「うぅぅううぅぅ…、さ、寒ぃぃぃぃいい…」
コ「どうするんだよ・・・この辺りなんか、
完全に凍ってるぞ。」
私「大丈夫だって!
辛うじてガードレール設置してあるし。
タイヤも新調したばかりだからっ!」
コ「コレはドライタイヤだろうがっ!!!!」
北信州の山奥で、悲痛な罵倒が木魂する。
アホに付ける薬は無ければ、
掛ける言葉も魔法も無い。
・・・だからアホはAHOなのだ。
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