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ラスト サンバーのブログ一覧

2015年06月06日 イイね!

北斗星号の朝(フルムーン北海道3日目) 

北斗星号の朝(フルムーン北海道3日目) 前夜の16時20分に上野を発車して12時間後の4時50分・・・、

列車の起動する際のショックで目覚めるとちょうど北斗星号は青森駅を発車するところでした。。


青森駅では機関車を付け替え、運転方向がそれまでの進行方向から逆向きになりました。

ダイヤ改正前の北斗星号の上野駅の発車時刻は19時03分。。。

2時間43分も前に発車したのに札幌着は改正前と同じ11時15分なので、機関車付け替えの青森駅で時間調整するのだろうと思っていたら、案の定その通りでした。

下り北斗星号は定期列車の時代よりも2時間43分も多く乗車していられるようになり、ファンにはたまらないプレゼントですね。。

(上野~青森間は旧ダイヤでのカシオペア号のスジを使い、青森からは従来のダイヤで運転している様です)



爆睡中の妻が寝る前に「青函トンネルで起こして」と言っていたのをスッカリ忘れ、二度寝し、次に起きたら函館駅の手前まで列車は来ていました。。

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寝台備え付けの浴衣姿で外の景色を見ていた妻に驚きました・・・・・・。

「なんで青函トンネルで起こしてくれへんかったん。。」と怒られました。。


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函館駅では青森駅から北斗星号を牽引してきたED79型青函隧道用交流電気機関車が切り離され、この先は非電化区間となる為、12両先の反対エンドには専用塗装を施されたDD51型ディーゼル機関車が連結されました。

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国鉄型機関車、最後の饗宴です。。

函館駅では朝市に行くと言う母娘他、15名くらいが下車していきました。。。


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ついでに乗車中の車両を外から撮影しました。。

2階の窓はかなりカーブしていますね。。


そして列車は進行方向を再び変えて6時49分、定刻に発車。。。。。

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朝靄かかる大沼の景色は正に北海道直通ブルートレインのハイライトシーンと言っても過言ではないでしょう。。

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森駅では上り函館行単行ローカルと交換。。

目に入る車両も北海道専用酷寒地仕様車なので、遠くへ来た感が倍増します。。

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そして、森駅からの右側の車窓はひたすら穏やかな太平洋が続きます。。

そして、朝食開始の車内放送が入り、食堂車へ。。


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朝食は、トワイライトエクスプレス号の時の様に、予約制では有りませんでしたが、お値段は1,650円と非常に高価です。。

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妻は「和定食」を・・・

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私は「洋定食」を注文し、朝食までお互い正反対である事を再認識しました。

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既に日本には、観光用の列車を除き、食堂車と呼ばれる車両はこの北斗星号とカシオペア号しか有りませんので、多分これが食堂車で食べる最後の食事となる事でしょう。。

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流れる景色を見ながら食べる朝食は、つい20年前では当たり前の事でしたが、いつしか「贅沢な事」になってしまいました。

便利さを求め過ぎて、こんなゆっくりとした時間でさえ日本では既に遠い過去のものになってしまっています。

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食堂車での食事を終えても、車窓右側は太平洋が続きます。。

この間を利用して車内を徘徊。。

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こちらは私達と同じB個室寝台「デュエット」の下段で、床がフラットですが、天井に圧迫感が伴います。

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こちらは1人用B個室「シングル」の下段で、やはり天井に上段がくるので圧迫感を伴います。。。

カプセルホテル風味なデザインですね。。

いづれにせよ、秘密基地的な雰囲気は濃厚で、通常の列車の旅とは全く異なる雰囲気を味わえます。。



一方、こちらは寝台列車の定番だった開放型B寝台・・・

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一番安価に利用できる寝台で、個室寝台が主流になる前、夜行列車のB寝台はは全てこのタイプでした。

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「星の寝台特急」の三ツ星マークも誇らしげで、まだまだ3段式寝台も多数存在した昭和50年代初頭当時は最も快適なB寝台車としてもてはやされました。。


当時、少年鉄道ファンだった私は、このマークを見ただけで今でも高級な車両という感じがします。。




そんな北斗星号の旅も、あっと言う間に定刻の11時15分の札幌駅到着で終わりました。。






札幌到着後は、妻の第一希望の行き先・・・

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北海道大学へ。。

ここであのポプラ並木を見たいとの事でしたが、私は高校の時からほぼ毎年北海道旅行をしていますが、私の中で「北海道3大ガッカリ観光スポット」の一つにランキングされているので、他へ行こうという提案も聞き入れてくれません。。


因みに私の3大ガッカリスポットは・・・

1位・・・釧路市幣舞橋
2位・・・札幌時計台
3位・・・北海道大学ポプラ並木

・・・です。。

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これがそのポプラ並木ですが、最初のイメージでは大学の正門から学舎に繋がる道路の両脇にポプラが植えられているものと思っていましたが、実際は敷地の奥まったところに忽然と存在しています。。

でも妻はここが大変気に入ったそうで、次回来るときは1日を割いて、風景画を描くとの事です。。


本当に夫婦で価値観が違う事を改めて認識させられました。

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ポプラの木の下にはクロユリが自生していました。

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こちらは北大のクラーク像です。。



次は、昼食の札幌ラーメンを食べる前に、定番の時計台へ・・・

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妻はこれも全くガッカリではなかった様で・・・
「まあ大阪で言うたら道頓堀川のグリコの大看板みたいなものなのよ・・・」って・・・・
それはまた違うような気が・・・・。


で、お目当てのラーメン屋さんへ行くと、下調べが不十分で17時開店なお店だった訳で・・・



急遽、元祖札幌ラーメンの「味の三平」さんへ・・・

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このお店、高校生の時に行って以来、何度か訪問しますが、行くたびにお店の位置が変わっている様な気がするのですが気のせいでしょうか。。

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お味の方は食べ慣れ過ぎていてコメント不能ですが、初めての妻は、美味しい、けど味噌が少し薄いと言っておりました。。


因みにこの日は5月だというのに半袖でも充分な程「暑い」日でした。。


そこからはさらに地下鉄に乗り・・・

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女性が好き好んで行きそうな「石屋チョコレートファクトリー」・・・

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一口で言うと、チョコレイト工場の見学であります。。

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私はそんなのよりこちらの方が気になりましたが・・

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そして最後は、近くの発寒駅からJRに乗車し・・・

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見慣れ過ぎた日本海の風景・・・
ここはもしかしたら関西在住の私が京都や神戸の観光地よりも回数的に行った日数が多いと思われ・・・。

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北海道旅行では超ベタな小樽に到着・・・

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飽き飽きした風景ですが、北海道が初めての妻にとっては新鮮だった様です。。


私的には小樽訪問の儀式と化した

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牧場のソフトクリームを食します。。
(ここ1年で3回食べました。。)

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そしてまた妻のショッピングが始まりましたが・・・

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私はここに預けておいて欲しかった鴨。。。

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そして夕方には札幌に戻り・・・・

居酒屋へ行こうと思っていましたが、妻が居酒屋はいつでも行けるから、今日はどうしても列車の中で駅弁をアテに車内で食事をしたいと言うので、仕方なく居酒屋を諦め・・・

しかもこの時間なら百貨店の地下食料品売り場が安くなっていると言うので、デパ地下で半額弁当を購入・・・

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大好きな「インドの青鬼」と「小樽瓶ビール」を購入し
札幌発19時45分の「スーパーおおぞら11号」の車内で酒盛りをしました・・・。

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私は鉄道旅行に慣れていて、車内での飲食など全く珍しくありませんが、鉄道旅行なんて新婚旅行以来していない妻にとっては車内での飲食が凄く楽しかった様です。。

プロフィール

「福島県:ジュピアランドひらた・桜峠ほか お花見【Mercedes-E で60歳になる前のお花見超ロングドライブ①】 http://cvw.jp/b/860472/47675964/
何シテル?   04/24 22:34
ラスト サンバーです。よろしくお願いします。 サイドに大きな六連星を施し、ヒサシ(国鉄・上越型EF58の氷柱切りとも言う)を取り付けたデザインのサンバーは、主...
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