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ラスト サンバーのブログ一覧

2017年02月25日 イイね!

おとなび ひとりたび 三江線

おとなび ひとりたび 三江線

おとなびの旅から早くも1週間が経ちましたが、PCの調子が悪くて一向にブログが進みません。。。


全て記載した本文が「投稿」ボタンを押すと2回も消えてしまいました。。。




てな訳で、今日はようやく本命の三江線に乗車したおはなし・・・・

未だ真っ暗な朝の5時に起床して、昨日遠いコンビニで購入したパンを食べ駅前へ・・・



そういえば、最後にここ江津の街に来た時(20年くらい前だったかな?)、駅前に「モア」とかいう百貨店があった事を思い出しましたが。。

「モア」はその時代でも見ている方が心配になるくらい閑古鳥が鳴いていました。。
今回、再度江津期来るときは、多分、もう無いだろうなと思っていたら、案の定、地方自治体関連の大きな「箱もの」に建て替えられていました。

列車回数が1時間に1本も無い地方都市の「駅前ショッピングセンター」は「車社会」になってしまった今ではもう流行らないようです。。
おそらく国道沿いに大きなショッピングセンターができたのだろうかと想像されます。。

そんな江津駅前の悲しい現実を目の当たりにしながら、三江線始発の423D三次行普通列車に乗り込みます。



1日のい5往復の列車しか存在しない三江線ですが、その中でも江津〜三次間を直通する列車は上り1本、下り2本しかありません。。

本日乗車する423Dはその2本ある下り列車のうちの貴重な1本です。

編成は三次方先頭車が、神話の登場キャラクターをあしらった、ラッピング列車「三江線神楽号」・キハ120型・・・

後部は一般色のキハ120型の2両編成です。

キハ120型はレールバス起源の軽快型気動車なので、どことなくバスの様で、国鉄時代から走り続けるキハ40系と比べると、重厚感とロ-カル線の旅情を感じにくいのが難点ですね。。

停車する各駅は勿論無人駅で、列車も運転士さんだけのワンマン乗務なので、バスの様な運賃表示器が設けられ、降車の際に運賃箱にお金を投入する、一般的なワンマン仕様です。。

先頭の「三江線神楽号」の車体は、読んで字のごとくの神話キャラクターが描かれていますが、車内にも、関連ステッカー等が貼られています。。




乗客は先頭車の4BOXシートに鉄道マニアとおぼしき人物が8名程度乗車。。


後部車両は誰も居なかったので、私はこちらのBOXシートを占有します。。
BOXシートを1人で占有しながら列車に乗る旅は、ある意味グリーン車に乗るより贅沢ですよね。。



そして、6時00分、浜田を5時30分に発車した山陰本線出雲市行320Dを受けてから発車しましたが、乗換客はゼロ・・・
結果、423Dは、私を含めて9人の鉄ちゃんだけを乗せて発車しました。。

三江線は島根県・日本海沿岸の江津と広島県の山間部三次を結ぶ108.1kmの地方交通線ですが、両駅間の直線距離は60km足らずで、実際は「江の川」の流れに合わせて、かなり惰行した線形で運航されています。

列車は江津を発車すると直ぐに大きく左に90度旋回する様に走り、「江の川」の左岸に出て、そこから全線区の8割以上、左岸側を走行して三次に至ります。
線路状態は決して良くなく、直線・曲線の別なく、殆どの箇所で30km/hの速度制限を受けています。



JR西日本さんの末期のローカル線でよく見られるパターンで、土砂災害等の復旧後に十分な修繕費が確保できず、「仮復旧」状態のまま長らく運転を継続している状態・・

姫新線や芸備線の末端区間もこんな感じでした。
時折、伸びた木の枝が車体に接触して擦れる大音響が聞こえます。。

そしてこちらが各駅に付けられた「源氏名」ならぬ「神楽名」です。。



車内には各駅の名称とこの「神楽名」を対象比較させる案内用ステッカーも神楽キャラクターの説明と共に貼られています。



さすが「神話の国」・「日本の神々が集う国」出雲ならではですね~



左岸車窓に、これでもかというほど江の川の景色が続きます。。



山間部では気温が低くなり窓が曇ります。。



幻想的な風景ですね。。



列車が河口部のから遠ざかるにつれ、沿線に積雪も見られるようになり、ローカルムードが高まり、「遠くへ来た」感が出て来ます。。



三江線、実は最初1930年(昭和5年)に石見江津〜川戸間13.9kmと1955年に三次〜式敷間14.7kmが開業して以来、長らく「北線」と「南線」に分断されていましたが、比較的最近の1975年(昭和50年)に浜原〜口羽間が開通し、ようやく両線が繋がり、全線開通しています。



その最近出来た」区間はPC枕木を使用した高規格線路なので、列車もここでようやく30km/hから80km/hまで出して運転する様になります。。

そして9時21分、三次駅に到着しました。。
フルムーン旅行と思われる老夫婦が列車の前で記念撮影しています。。。



私はここで下車せず、まさか三次駅に有るとは思わなかった駅ナカのコンビニで昼食弁当を購入して、折り返し三江線石見川本行き普通列車に乗車します。。

その折返し424Dは時刻表上は石見川本行き・・・

実は石見川本〜江津間に列車交換が出来る駅が無いため、江津へ向かう424D列車は石見川本で1時間34分も対向待ちをするのです。。

この部分も「鉄ちゃん」でないと知り得ない情報です。。



列車の発車時刻前になると、広島からの普通列車1853Dが到着し、沢山のマニアさんが乗り込んで来ました。。



年齢は殆ど私と同年代くらいの男性で、殆どが1人旅です。

みんな少年時代に戻ったかのように、前面の展望風景に釘付けになります。。



いつでもどこでも、運転士さんのすぐ後ろは、鉄ちゃんならワクワク&ドキドキですよね~



雪の線路に、トンネル&鉄橋。。
日頃は見れない景色ばかり。。





先程はモーニング珈琲でしたが、この列車では昼間からビールを飲みます。。

そして前面展望に釘付けになる鉄ちゃんを見ながら、余裕こいで、お弁当も食します。



実は昼食は石見川本駅での1時間34分の対向待ちで食べようかなと考えていましたが、地方の町では土日祝日は食べ物屋さんが全て休みという憂き目に何度も遭ってから、町の食堂はアテにしなくなり、コンビニで調達する様になりました。。。

そして、同じルートを列車でコトコトと戻り、石見川本駅に12時09分に到着。。



次の発車までの1時間34分は、車内で寝て過ごそうかと思いましたが、どうやら一旦エンジンを切るそうで、私達乗客は全員、冷たい風が吹く車外へ出されてしまいました。。



改札を出ると町の観光担当さんが、列車から降りてきた人達に、観光案内用の手製の地図とパンフレットを手渡してくれます。。



手製の地図は懐かしい「わら半紙」製です。



そして、萌えキャラの「石見みえ」の前で記念撮影もしてくれました。

石見銀山の「世界遺産」登録で、最寄り駅の石見川本はもっと観光客が入るかと思っていましたが、実際はそういう賑わいも無く、最寄り駅を有する三江線もついに来年4月の廃線が確定してしまいました・・・・・。

現実は厳しいですね。。。



もう少し早く、抜本的な観光旅客誘致をしておけば、廃線にはならなかったのにと思うと、残念な気分になります。

「鉄道」を失うと、町の価値も下がり、失うものは大きいです。


・・・と言う訳で、町の観光担当さんの後押しで半ば強制的に川本の町内見学に出てみました。。。


先ずは、直ぐ近くの「江の川」の土手にあがり、駅に停車する列車をパシャリ・・・・





この風景もあと1年足らずで過去帳入りです。。

対岸には車窓から眺めて気になった山の中腹にある岩も・・・



この岩、先程貰った手製のパンフレットによると「こめ食い岩」と言うらしく、岩の形がご飯を食べる人に似ているというほんわかとした由来です。。

ネーミングの由来がなんてほんわかとしていること。。
寒い季節に暖かい気持ちになれます。。



そしてこちらも同じく右岸の山の中腹に見える臨流山・仙岩寺ですが、ここへ行くには橋が無く、列車の発車までに戻って来れそうにも無いので、訪問は断念します。。

寒風が吹くのでお腹が痛くなってしまいました。。

とりま、そこからは列車の車窓から眺めて気になった妙船寺に脚を運んでみました。



中国地方のお寺は朝鮮半島・大陸に近いせいか、大陸チックな建物が多いのも面白いですね。。

ここの山門は櫓の様な独特な形をしています。



そして、私が初めての土地を訪問した時はほぼ必ず実行しているのが・・・・



その地の神社に参拝し、五穀豊作の祈願と町の安寧・発展ご挨拶をすることです。。



ちょうど私と同じ列車から下車したご夫婦も一緒です。。
ここは弓ヶ峰八幡と呼ばれる神社。。。



境内は中央の本殿と、その左右に小さな祀殿があるというスタイル。。。

右側の祀殿の名称をみてビックリ!



なんと「熊野神社」です。。
和歌山の熊野本宮とご縁があるのかな??
なんだか親近感が湧いてきました。。

そして、左側の祀殿は日本の神社定番の「お稲荷さん」でした。。

自然崇拝=キツネを祀るという万の神の国、日本ならではの神社です。。

神社の境内からは、先程ンのホンワカ「こめ食い岩」の麓に広がる川本の街並みが一望できます。。



・・・というところで、寒風のせいで、さらにお腹が痛くなってきたので、「ふるさと会館」でトイレを借りる事に。。。



辿り着く道中で見掛けたポスト&ビームの美しいログハウスです。。
将来はこんな感じの日本の伝統である漆喰の美しいログハウスを建ててみたいデス。。

そしてとても綺麗な「ふるさと会館」では・・・



「竹島の日」のPRが・・・

流石島根県ってところですが、これって地方自治体ではなく国がパンフレットを作って全国で掲示しないといけないものなのではないでしょうか。。

さらにこんなのも・・・



どうやら平成27年にスカイラブがここ川本に持ち込まれたらしいですが、川本町がアポロ計画と関係するのか、はたまたスカイラブに関する宇宙飛行士を輩出したのか・・・。



調査すればするほど、両者の繋がりの謎は深まるばかりです。。



しかも屋外にはその機体が展示されており・・・・



取り付けられたタラップを登ると。。



室内を見学することも可能でした。。。



廃線になる三江線に乗りに来て、まさか宇宙船のスカイラブの船内まで見れるとは。。

今回の旅行、最大の奇想天外事案です。


スカイラブが据え付けられている広場の横には、何やら大きなお寺が・・・・

そのお寺に行ってみてさらにビックリ!



なんと「法隆寺」・・・

先程の「熊野神社」といい、関西と縁の深い名前が続きます。。




「熊野神社」「スカイラブ」「法隆寺」・・・・
僅か1時間そこそこの川本町滞在でしたが、強烈に印象に残る町でした。。

今となっては列車から外に出されて良かったと感謝です。。

その後、列車に戻って座っていると、先程の観光担当さんが来て、「対向列車が間もなく来るので、小さなトンネルと共に撮影してみてください。うこの風景もあと1年です。」と親切な案内をしてくれました。



列車内で発車を待っていたほぼ全員が車外に出て撮影を始めます。。



私は隠れた撮影ポイント・・・・
列車の最前部から撮影してみました。



トンネルの向こうからコトコトと列車がやってきました。。







対向列車が到着後、3分程して乗車した426D江津行きも先程の424Dとほぼ同じ顔ぶれを乗せて発車。。




河口の工場が見えると大きく左にカーブして江津駅に到着しました。。

江津駅では大阪に帰るために乗車する特急列車が到着するまでしばし「撮り鉄」タイム・・・






首都圏色のキハ47型・・・・
やっぱ国鉄型はこの色に限ります。。



キハ121型・・・
こちらはステンレス車体ですが、車内は急行型を意識したボックスシートが並ぶタイプです。。



そして私が乗車するキハ187の特急すーぱーおき4号が入線してきました。。

続く。。。
2017年02月22日 イイね!

おとなび一人旅 パノラマグリーンの巻

おとなび一人旅 パノラマグリーンの巻

いやはや、たった1日年休を取得しただけで、翌日からはもうフル残業で「みんカラ」書けないなんて、ホント終わっています。。

プッツン切れて、ちょっと風邪気味だったことも手伝って、労働時間約4時間相当分の残された仕事を放置して今日は「ノー残業ディ」なので、デスク周辺の驚きを誘発しながら定時キッカリに帰宅しました。


風邪気味になってしまった理由も後ほど・・


・・・・・てな訳で、本日は先週末にJR西日本さんが発売する50歳以上しか買えない「おとなび」(3日間JR西日本と智頭急行線乗り放題・グリーン車4回乗車可能)を使用しての鉄ヲタルポを記載していきますね。。


行き先は山陰・島根の三江線・・・・

この路線は約1年半後に廃線になる事が確定しています。。。

廃線直前に行くと阿鼻叫喚状態になること必至なので、ちょっと早めですが出掛けてみることにしました。。

私が初めて三江線に乗車したのは中学3年生の夏・・・
江津駅を昼下がりに出る三次行きに乗車。

運悪く見るからに暴力団員風の泥酔オヤジと相席となり、江津→三次間、4時間半あまり絡まれ続けてしまいました。

当時の日本は酔っ払いに甘い風潮で、車内改札の車掌も苦笑いして通り過ぎるだけという状況。。

私は折角乗った三江線の景色もろくに見れず、本当に嫌な思いをしました。。

今回は廃線を前にそのリベンジという設定です。。


という事で、スタートは・・・・・

山陰とは方向も全く異なる和歌山線橋本発和歌山経由の御坊行き1425Mに乗車します。。

この電車を選んだ最大の理由は昭和50年代に京阪神間のそれまでの国鉄電車一世風靡した117系が使用されているという事からです。。

運賃からの追加料金なしで「特急並みの車両」に乗車出来、「特急以上」のスピードで走る」をモットーに開発された当時の国鉄の風雲児でした。
実際、京都~大阪間の特急「雷鳥」は35分を要していましたが、「新快速」は29分で韋駄天走りでした。。。

「特急並みの車両」の車内はご覧のとおりで、当時の国鉄用車両としては、有料であっても何ら問題が無い車内アコモです。。



天井もご覧の様にスッキリとしたフラット形状を採用するなど、当時の国鉄担当者の意気込みが感じられます。。

そしてこの列は、時刻表上の表記は「和歌山行」ですが、実はそのまま紀勢本線に乗り入れ、引き続き327M普通列車として御坊まで運転されます。

これは「並の鉄チャン」では知り得ない事実です。



なので、始発の橋本駅で進行方向の右側に座れば、冷水浦〜加茂郷間で太平洋を眺めることが可能なのです。。

そしてこの列車で藤並まで乗車し、そこからは和歌山へ戻る形で、特急「くろしお」8号の自由席に乗車します。



この車両はもう新製登場後5年が経ちますが、国鉄型特急車・381系ばかりを追い続けていたので、一度も乗車したことが有りませんでした。。

なので、今日が初乗車記念日という事でこの列車をチョイスしました。。

ところが、この電車で、残念なことが勃発。。



乗車時はご覧の様に50%でしたが、停車駅ごとに次第に満席に・・・

私の隣に、ひどく咳き込んでいるのにマスクを着用していない男性が座り、唾の飛沫が飛び散る有様。。。

しかも突如、携帯電話を取り出し大声で話し始めたため、暫くして、他の席を探しに車内を徘徊。。。
しかし、残念ながら既に自由席は満席・・・

着席後に隣でいきなりマスクをするのも気を遣うので、仕方なく通路でマスクを着用して戻ると、私の席に自分の荷物を置いて、2席占領した状態で未だに大声で話し中・・・・

挙句の果てに隣に座ろうとしたら睨み付けられる始末・・・

見るからに問題が有りそうな人なので、身の危険を感じひとまず退散。。


(この時に風邪を移されたと推測されます。)

そして反対側の席ではオバサンが携帯電話のメールか何かをを大音量でピッ、ポッ、パッとプッシュ音を出しながら何やらメールらしきものを入力中・・・・

さらに前方にも大声で話すオジサンが現れるなど、車内は無法地帯に・・・

車内を見渡すと3割ぐらいの人が自分の荷物で隣席を占有していて、途中駅から乗車してきて座れない人が車掌に八つ当たりする目に余る光景も・・・

あまりにも酷い雰囲気なので仕方なくデッキで立つことにしましたが、ここにもトランクがいっぱい放置されて身動きできない状況に追いやられてしまいました。

これが朝の上り「くろしお」号のクオリティだったんですね。。。。
まるで、ヤバい外国に来たみたい・・

朝の下り「くろしお」号は観光客で和気藹々なのに。。。。
本当にここは日本なのかなぁと思う出来事でした。。



あ~ 旅の始まりから残念な気分でスタートと相成りました。。

で、気分を取り直して、新大阪駅からは新幹線「さくら」551号に乗車。。





こちらもご覧の様に満席でしたが、みんなお行儀が良く、同じ自由席でも先程の「くろしお」号とは雲泥の差のクオリティでした。。



そして、今やスッカリ珍しくなってしまった「車内販売」の売り子さんから、コーヒーを買い求めて、ほっと一息・・・・

くろしお号の嫌な思いも吹き飛びました。。

岡山からはいよいよ・・・・



パノラマグリーン車を連結した、最後の国鉄型381系「やくも」9号に乗車します。。



車内はこんな感じです。。



しかも座席は1ヶ月前の10時打ちをお願いした1号車1C席・・・



つまり、見事に鉄道ヲタク垂涎の最前列の1人用グリーン展望席が確保できたという事です。。



いやぁ、鉄ちゃんにこれ以上の席は無いっしょ。。。



グリーン車に乗車する人も全体で5名と、かなり少なかったので思わず記念自撮りします。。
こんな時だけ、一人旅の不便さを感じますが、複数人の旅行なら、この席も確保できず、がぶりつきも出来なかったかもと思うと、やはり一人旅は至極の幸せですね。。




しかも・・・



前面展望を眺めながら、駅弁とビールの昼食です。。



いやぁ、ホント、この上もない幸せです。。



靴も脱いで、オットマンを反転させて脚を乗せてリラックス。。。



こちらは展望席が取れなかったらリクエストしようと思っていた、最後列の「引きこもりシート」・・・・

窓は大きいし、隣に変な壁は有るわで、ひとりで引き籠れる格好のシートです。。



外は生憎の雨で眺めも悪いですが、次々とすれ違う国鉄型電車達に釘付けです。。



381系は元祖「振り子式」なので、カーブではカント以上に車体が内側に傾きます。。
画像で、水平レベルの高速道路と比べて頂くと一目瞭然ですね。。。



靄で有名で、数ヶ月前にも訪れた備中松山城近くは今日も靄がかかった状態でした。。



こちらは対向時に撮影した「やくも」号の展望車ではない反対側の「顔」です。。



陰陽の分水嶺付近ではご覧の様に辺りはスッカリ雪景色となりました。。



さらに米子からは女性運転士さんと交代。。



最近は本当に女性運転士さんが増えましたよね~
運転方は男性となんら変わりはありません。。



そして1ヶ月前に「一畑電車」さんんお3000系さようなら運転で訪れた時にも見た宍道湖・・・・
出雲の道祖神様の招きにで、またまたこの地にやってまいりました。。



すれ違う列車も山陰地方独特の車種になってきましたよ。。。



そして、今年もはや2回目の訪問となった出雲市駅に到着・・・・・
一畑さんの電車が見えます。。



車内や外観の撮影をしていると、乗車予定だった上り普通列車が到着してしまいましたので、予定を変更して上り「やくも」の自由席に乗車してみることにしました。。



こちらの正面は「正統派」の顔つき・・

やっぱ381系と言えばこの顔でしょう。。



着席したのは1両に2箇所しか無い足元広々の座席。。。

「ゆったりやくも」へのアコモ改造で、シートピッチを拡大し、窓割が合わなくなってダクト付近の処置に困って副産物としてできたシートです。。



私は多少狭くても、窓割とシートがピッタリ合っている方がいいと思う派ですが、鉄道好きな諸兄はいかがなものでしょうか???



さてさて、松江まで戻って乗車したのは先程離合した187系を使用した特急「スーパーおき」5号新山口行・・・



こちらは立客が出る程の混雑で、当然窓際席には座れませんでした。。



宍道湖や・・・・



日本海を眺めながら、津和野駅まで乗車してみました。。。



いやぁ、実にシンプルな「顔」で、あまり特急らしくなく、どちらかと言えば通勤型チックな顔ですね~



取り敢えずは津和野まで来た記念に駅前のお土産物屋さんで地酒ワンカップを購入して、今夜の宿泊地の江津へ向かう列車で一人酒宴です。。



そして江津に到着後は格安ホテルにチェックイン。。。



昔はこの辺りに大きな百貨店が有った様な気がしますが、なんだかスッカリ様変わりしていますね~。




夕飯に入ったお店は本当に「食堂」で、塾帰りの女子高生やらに囲まれながらこれまた一人酒宴・・・・・





ビールとこれだけのアテで、1,600円ポッキリ。。。

そういえば駅前にコンビニが無かったので、アルバイト風のおばさんに有る場所を聞くと、よく判らない説明。。

そうだそうだ・・・・・
旅先で女性に道を尋ねると、「東西南北」や交差点の形状を言わずに自分の生活を中心に美容院やケーキ屋さんの名前を出して説明されるので、雲を掴むような状態になるってことを忘れていました。。。

なのでホテルに帰って改めて問い合わせると、地図をくれました。。




えっ?スマホを使わないのかって???

私はスマホはできるだけ持たない主義で、ホテルの部屋に置いてきたのでのでしかたないです。。
呑んでいる最中にもし電話などが有ったら出ない訳にはいかないですからね~。、



ホテルから10分歩かないとコンビニが無い。。。
コンビニ依存症としては久々に不便さを感じましたが、昔は18時を回ったら真っ暗でしたので、これでもかなり便利になった方ですね~

2017年02月16日 イイね!

無理矢理年休を使うお話・・・

無理矢理年休を使うお話・・・

気が付けばもう自宅周辺の梅の花が咲きほころぶ季節となりました。。。






あまりにも「年次有給休暇」を取得しなかったので、消えてしまう「年休」が多数発生する見込みとなってしまったので、明日は久々に「年休」で休んで「鉄ちゃん」してきます。。


えっ?海外や鉄ヲタ旅行ばかり行ってるのになぜ「年休」が余ってるのかって??


それは、休みが「年休」ではなく時間外の「代休」だったからで、残業する→時間外が付けれないので休めと言われる→代休取得→仕事が溜まる→残業する・・・・・の魔の過労死スパイラルが続いている訳で・・・・・

幸い、2月は私の仕事の中で最も暇な月ですので、ちょいと「年休」使ってみます。。



JR西日本さんの50歳以上でないと使えない割引きっぷ・・・
「おとなび」使って豪遊ですな。。




最近は休暇は有っても「お金」が無いので、残業しても特急電車で帰宅する機会がめっきり減りましたが・・・・・・



今日は明日からの鉄ちゃんのために早く仕事を切り上げて久々の楽ちん特急帰宅・・・



ガラケーからスマホに替えて、唯一便利になったと思うのが、スマホで特急券が買える様になったこと。。。(以前はガラケーでも買えたのですが、急にサービスが止まりました・・)

席をフルリクライニングさせても後ろの人に気を遣う事の無い私が愛用する最後列トイレ近くの窓側座席を早めに確保。。。

この席、よほどの混雑で満席になることが無いと隣人が現れないという永年の特急利用で発見した秘密の席です。。(通路側の席がこの列車の最後に発売される席です)



そして、リラックスモードで、最近売店で売られていることを知ったフランクフルトを購入・・・

ビールは銀河ビール、いかの姿揚げ付きの超肥満コースです。。



これ、一度食べると止めれませんね。。。

隣人が来ない席なので気遣いなく食べれます。
料金510円(+ビール・アテ代)の至極の帰宅です。。



とりま、明日は山陰ひとり旅なので、妻に文句を言わせないよう対策おば・・・・



近所のグリルレストランで夕飯です。。。



この分も「旅費」の一部だと考えると、結構「鉄ちゃん」もお金がかかってしまいますね~。



でも、「鉄」な旅はお互い絶対に一緒に行かない事が「身のため、心のため、お金のため」だと夫婦間で意志確認できています。。

一人っ子で育ち、しかも9歳から父とふたり暮らしで育った私は「孤独」であることが大好きで、「旅」といえば他人に気を遣わない「一人旅」が最もリラックスできます。。
複数人で行く「旅行」はそれはそれで楽しいですが、急に「鉄ちゃん」に変身できないのでイマイチ苦手です。。

人と居るのが大好きな人間に思われがちですが、実は「ひとり」でいるのが大好きだったりします。。






それにしてもここのディナーは大阪風味のミックスメニューでいつ来てもお腹いっぱいになりますね~。



取り敢えずは「年休」使って「鉄ちゃん」三江線襲撃戦・・・
行ってきます~

2017年02月12日 イイね!

1日かけて行ったけど、買えなかったおはなし。。。

1日かけて行ったけど、買えなかったおはなし。。。
この土日は風邪気味で2日とも寝て過ごす予定でしたが。。。

「鉄」な大先輩から、「おまえの欲しがっていた鉄道模型、豊中の模型店で見掛けたぞ・・・」との緊急電話が入り・・・・



小学2年生の時、近所の模型店で見掛けて以来、ずっと欲しかったHOゲージの模型・・・。

その後、その模型店は潰れてしまい、私の頭の中からはすっかりと消えていました。。

値札は無かったという事ですが、1両5~6万円程度かということで、取り敢えずカードを財布に入れて、急遽、和歌山くんだりから大阪北部の豊中市へ出撃しました・・・



相変わらずお上品でエレガントな雰囲気が漂う阪急さんの梅田駅コンコース。。。

いやはやまさか今日、阪急さんのお世話になるとは・・・・



こちらは1970年代初頭に日本で初めて採用された「ムービングウォーク」です。。

私が小2だった頃にこれが出来、「平らなエスカレーター」だと思い、その上を歩くことに衝撃を受けました。。

因みにエスカレーターは利用時は「歩かない」のがマナー(関西人はせっかちなので歩く人のために、左側を空けて対応していますが)ですが、ムービングウォークは利用時には「歩く」のがマナーです。。



見てくださいこのピカピカのホーム床面・・・・・
いつもこの阪急さんのクオリティには感心させられます。。

大阪南部の南海さんや近鉄さんではあり得ませんね。。



「雲雀ヶ丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)」行きの普通列車。。。

駅名までお上品〜。。





車内内装も通勤型電車としては豪華すぎでしょ・・・



運転台がぶりつきを試みましたが、残念ながら教導運転士さんが見習運転士さんを指導中&助役さん添乗という状況で前面窓が塞がれ、残念極まりない。。



こちらは豊中駅発車のシーン。。

運転士さんが安全確認をして、後部の車掌さんに閉扉合図を送っています。。

いつ見ても「安全・安心」な阪急さんでした。。。



さてさて、そんなこんなで、大先輩にご教示頂いた模型店に到着。。。



ご覧の通り、かなり濃いお店です。。


そしてこれが・・・・



小学生の頃からずっとずっと欲しかった国鉄阪和線「朱色1号塗装」の72系電車です。。

皆様には「なんだ馬鹿馬鹿しい」と思われてしまいますが、小学2年生の時からずっと欲しかった模型です。。



しかも戦時型3段窓と昭和30年代前期の全金属性車両のミックス。。
細かいところまで当時の国鉄大阪鉄道管理局吹田工場仕様です。。



約45年間探し求めて、今ここで奇跡の再会です。。。。

そして店主さんにお値段を聞いてビックリ。。。

4両セットで200,000円也・・・・・・
バラ売りは無しとのことで・・・・・

「これは模型界では所謂ゲテモノの部類なのでもう10年前から展示していて一向に売れません。。直ぐに売り切れるとは考えられないので今日は一旦家に帰ってじっくりお考えください。。」

との店主さんのお言葉で、取り敢えず今日は退散と相成りました。。



この福知山線のDD54型機はプラ製品なので5万円也・・・
取り敢えずはこれでも買って帰ろうかと思いましたが、本命を前に余計なお金は使えません。。


お小遣い預金もちょうど20万円ですが、これを使い切るとそれこそ身動きができません。。

あ~また悩みが増えてしまいました。。


Posted at 2017/02/12 23:38:15 | コメント(7) | トラックバック(0) | ディープな場所探検 | 日記
2017年02月04日 イイね!

ジャンカルド (ヴィーナスブリッジ)

ジャンカルド (ヴィーナスブリッジ)


結婚25周年(銀婚)の記念行事として、神戸のイタリアンレストラン・ジャンカルドさんで食事してきました。。。





ジャンカルドさんは、「夜景の見えるレストラン」というのが最大の「売り」ですので、訪問する私達も、夜景が最も美しい18時代からのスタートを予約して、その日は日頃の残業で溜まった時間外の「代休」を取得して臨みました。

最高の夜景を観るなら日照時間が短く空気の澄んだ晴れた冬季の平日、オフィスが消灯する19時までが勝負です。。



てな訳で、休暇を取得したので昼間で爆睡した後、私のサンバーよりはお洒落で夜景レストランが似合う妻車に乗って自宅をスタート・・・

神戸は夜景ドライブばかりで訪問していますので、明るいうちに神戸に着いたのは10年振りくらいだと思います。。



ご覧の「モザイク」と「UMIE」で日暮れまでのショッピングを楽しみながら時間を潰します。。



私は街が「昼の顔」から「夜の顔」に返信する「白夜時」の風景が大好きですので、妻に無理をお願いして、ショッピングを早く切り上げてもらい、17時10分にレストランのある諏訪山公園に到着しました。。



ちょうど夕日が西の山の端に沈んでいくところで、ナイスなタイミングです。。



諏訪山公園・・・
そしてその中に有る、夜景で有名な「ヴィーナスブリッジ」・・・



諏訪山の中腹、標高160mのところに有る8の字型の螺旋歩道橋です。。
バブルの頃は押すな押すなの大混雑でしたが、この日は韓国人女性観光客3名と夜景撮影に訪れた男性が1名という閑散とした状況でした
。。。



諏訪山公園は1874年(明治7年)、
ここでフランスのヤンセン率いる天体観測隊が金星の観測を行ったことから「金星台」と呼ばれ、これがヴィーナスブリッジの名前の由来となっています。。



ヴィーナスは愛の女神を意味していることから、恋愛祈願としての「誓いの鍵」=南京錠伝説(恋人同士が南京錠を掛けるとその恋が成就する)
のためのご覧の様な鍵を掛けるモニュメントが有ったりします。。



夕暮れと同時にパラパラとオフィスには灯が燈り始めます。。



街に灯が燈ると、それまでの幾何学的な都会の風景から、だんだんとロマンチックな煌びやかな風景に変身していきます。。。



さあ、予約を入れた18時まであと10分・・・

それでは今宵のレストラン、ジャンカルドさんへ行ってみましょう。。。



ここは15年前に結婚10周年記念の際にも利用させていただきましたが、その当時は「トゥールドール」というフレンチレストランでした・・・。

「トゥールドール」さんは私が高校3年生だった1982年(昭和57年)に開業し、「夜景レストラン」として一躍有名になりましたが、2012年(平成24年12月に惜しまれつつ30年間の営業に幕を引きました。

当時、六甲山へ「走り屋」として通った方々には懐かしいレストランで・・
六甲山側から走ってきた車は、ここ諏訪山公園の駐車場で折り返し、再び六甲山上目指して走りました。。



我々、バブルの時代を生きた者にとっては、「夜景デート」の絶品スポットとして、
また、当時は「峠屋」を気取って足回りやエンジンを改造した車両で六甲の山道を攻める西の基点・諏訪山公園駐車場上のデートスポットとして、忘れられないレストランですよね~。

当時の若い男性はみんな車に乗っていました(ローンで無理してでも車を買った)ので、いかにバブルな車でいかに上手く六甲の道を走って絶景ポイントや高価なレストランへ彼女を連れて行くかで、男の価値が評価された時代でもありました。。

そしてその「トゥールドール」さんの後継として、2013年(平成25年)5月8日から、本日訪問の「ジャンカルド」さんが営業を開始されました。



料理が出される時間帯になると、計算通り、外の風景はもうかなりいい感じになってくれていました。

テーブルはインターネットで確認して、夜景が最もよく見える南東端の5番テーブルを予約しておきました。



妻はキールで・・・・
私は車の運転が有るので、ノンアルコールビールで乾杯です。。




18時のオープンの段階ではこのロマンチックなお店が私達2人の貸切状態・・・



最初に出て来たのは、ピンボケですが、鯖の燻製。。。



前菜は「明石たこ」のなんちゃら・・・
外国料理はどうも名前が覚えられません。。



スープ・・・・



パスタ。。。



魚料理(カジキ肉のなんちゃら・・・)



メインが出てくる時間帯(19時15分頃)でも未だ店内は私達だけ・・
かなり寛いで食事が出来ます。。







実に申し分の無い雰囲気です。。



金曜日の夜の19時30分なのに、どうして誰も来ないの??




もう今時の若者は夜景レストランでデートなんてしないのかな??




今日は若者に囲まれながら、恥ずかしく食事かと思っていましたが、本当に拍子抜けです。。



私は運転があるのでアルコールが飲めませんので、適当にイタリアのジュースを頼むと、これがまた美味しかった。。



メインの「仔豚のなんちゃら」が来ました。。



せっかくだから・・
店内には2人しかいないので、ウエイトレスさんに記念撮影をお願いしました。



メインの後は、お店の計らいとして、「結婚25周年アニバーサリー」の文字入りデザートが出されました。。。






最後はエスプレッソで締めました。。。



20時15分にディナーは終了・・・・

入れ替わりに若いカップルが1組入ってきました。。
金曜日の夜でこの状況。。。

今や夜景は見向きもされないのかも知れませんね・・・・
淋しい限りですが、
バブルの時代では100万円出しても実現しなかった夜景のレストランを貸切状態で使用出来て大満足でした。。



レストランを出るとスッカリ景色はロマンチックな夜景になっていました。。



この夜景を観ながら峠を走った若かりし日々・・・・



初めてのデートは今はもう無い私しか知らない秘密の夜景スポット。。。

帰り道にここに立ち寄ったっけ???



現実の世界が現実離れした美しさを放つ・・・
都市夜景は最高ですね~。



デートの帰りには決まって近くのコンテナ埠頭か、工場コンビナートに進入して、その日あった事や、明日の事、これからの事をお話・・・



あの日と変わらない夜がずっとあの日から今夜まで続いていた・・・・



当時は夜景を観る場所の奪い合いだったヴィーナスブリッジが、今は金曜日の夜なのに誰も居ない秘密のスポットに。。。



バブル期はこの橋がカップルで一杯でした。。

昔は当たり前だったけど、今は消えてしまった風景の一つです。。






いつまでも、いつまでもこの景色を眺めていたい気持ちになります。。





堪能するほどヴィーナスブリッジの夜景を観た後は、妻車Aを運転して、摩耶山に向かいます。



こちらには若者グループが居て一安心。。。



最近の若い子達はスマホ検索で直ぐに出てくる「有名どころ」は知っていても、ちょっとした穴場を知らないだけなんだと取り敢えずは再認識。。



※上:水中カメラで撮影  ※下:スマホで撮影・・・



こんなにも違うんですね~。



こちらは「峠屋」を気取っていた頃、「サンセットドライブウエイ」の遅い車のやり過ごし待ちに使った駐車場からの夜景・・・・

ここも隠れたスポットの一つです。。




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