【追記】新しく「小規模臨界」って言葉が出来ました^^
ちなみに厳密には臨界って、核分裂が連鎖している事ですよ!って指摘してもらっているので
自分はJCO型臨界って行ってたんですけど、今回新しい言葉の仲間が登場したよ^^
福島第1原発2号機、小規模臨界か ホウ酸水を注入
メルトスルー以来の造語が登場しましたね!!【追記終】
********************************
福島2号機の核爆発・・・東電のサボりだが大丈夫
を見て笑ってきました。
ちょ!!!このトンデモコペルニクスは(笑)
■2号機で今回起きたのは、ちょっとした、核分裂、です。
ホウ素を投入していなかったのはサボリ、と言えなくもないですが、
手間を考えれば、ホウ素をバカバカ入れるのはお勧めじゃありません。
核分裂に伴う爆発が、核爆発なんでしょうけど、
(だから厳密に言えば、3号機プールは核爆発、とも言えます)
爆発まで行く膨張力を発揮するには、
さすがに臨界=核分裂の連鎖が必要で、
そもそも核爆発は核分裂による急激な熱膨張がその源である訳で
膨張しやすいのは、水というのは分かっているかと思います。
*****************
■じゃあ、水で冷やしちゃいけないの?
そんな訳はありません。
水で冷やすか、スズや鉛で冷やすか?の2択で
ちなみに猛毒重金属、鉛を選択したのがチェルノブイリです。2か3トンでしたっけ。
当然溶けて飛び散ってどうなったかは聞いちゃいけなくて。
鉛中毒の元ですからね・・・
■先述の通り水を入れていて、
水がかからなくなったのか偏ったのか
燃料が再加熱、一部が中性子を出し始め
放射線濃度が急上昇、水が急速に水素に分解
水素濃度あがる、
異常に気づいてホウ素投入
中性子でてる(核分裂)のでキセノンも出てきたよ。
が今回の流れと想像されます。
想像なのはパラメータ的にそれくらいしかデータがないからです。
****************************
■昼のニュース見てあきれましたが、
専門家も
突然再臨界は普通にありえる事だ!!
となったから大騒ぎなんですね・・・
専門家の意見もころころ変わりますが
ようやく本当の事が言える様になった
と受取るのがいい事か、悪い事か
とりあえず2号機が原因なら、一先ず安心です。
これまでもチョクチョクあった訳ですし、
これからもチョクチョクあるでしょう
問題はTPPの方ですよ^^
■おまけ:
よく分からないんですが、こんな感じかなと思って
前、このような表現をしていた事を思い出しました。
元々は、1号機でペデスタルで再臨界が起きていたらこんな感じ!!って
想像して書いたものです
2011年09月28日
【弘(2型)さんの解説】格納容器燃料団子トンデモ仮説!!【院長先生の解説】
大事なのはここ
(引用)【追記】↓これは弘(2型)さんの文章の引用【追記終】
制御棒を引き抜き、ウランの自発核分裂あるいは使用中の燃料内の核分裂生成物(FP)の崩壊による中性子によって核分裂の連鎖反応が始まりますが、
核分裂による中性子(これを即発中性子と言います)全てが核反応に寄与する訳ではありません。
水中のホウ素や炉内構造物に吸収される中性子も多く、FPが吐き出す中性子(これを遅発中性子と言います)をも利用してやっと臨界に至るようになっています。
そして何よりも核反応によって生じる中性子は高速中性子で、ウラン235が捉えやすい熱中性子に減速させる水が必要になります。
連鎖的な核分裂を起こすには、
燃料がある程度の塊になっていることと水が必要になるわけですが、圧力容器を抜け出た溶融燃料は
ペデスタルに落下後、べちゃ~と広がってしまい、無秩序な臨界が起こせる形状ではないはず・・・という考えだからです。
***********************************
更に引用【追記】↓これは弘(2型)さんのエントリーからが原典【追記終】
ではスタートしますね。
**************************************
■圧力容器の底には一杯の駆動系部品がついています。
溶融核燃料は2000度以上ですから、
一杯のメタルが溶けます。ボタボタと落ちたでしょう
上からは水がとめどなく、降ってきます。1時間に6トンとか
要するに溶け落ちて、ペデスタルの上で固まったはずです。
単純化するとこんな感じで(これは単結晶シリコンですけどね)
また、弘(2型)さんはこうもかかれています。
圧力容器を抜け出た溶融燃料はペデスタルに落下後、べちゃ~と広がってしまい、無秩序な臨界が起こせる形状ではないはず・・・という考えだからです。
でも、周りに壁があれば・・・?
では続けましょう。
***************************************
■つまりはメタルの鍾乳石が出来ているはずです、
これは順番は燃料が先でも構いません、
燃料の上にメタルの一部に溶け落ちたものが乗っても構いません。
ちょっと位隙間があっても上からは1時間トン単位の水が落ちてきます。
要するにペデスタルの上は、
メタルの鍾乳石ができている可能性があるわけです。
この上にトロトロのオムレツのような溶融燃料が落下します。
メタルを再び溶かして潜っていきます。
その形状は坩堝のようになるはずです。(こんなきれいじゃないけど)
******************************************
そして、凹な部分に溶融核燃料が溜まっていて
上と横に水が溜まり得れば・・・
あたかも単結晶引上げ炉のような・・・
この場合は単結晶が溶融燃料、
その回りに何らかの水
*************************************
上からはとめどなく水が流れてきますし、
メタルの固まりもぐちゃぐちゃですし、
しかしペデスタルはPC製、立派な底板になります。
燃料も色々な所で落ちていますので、
そこら中ジャケットのように、穴だらけのはずです
喩えとしてはこんな感じで(深い穴の所に溶融燃料がある)
と言う訳で
連鎖的な核分裂を起こすには、
燃料がある程度の塊になっていることと水が
これが成立しうるという、トンデモ仮説を考えています。
洞爺湖みたいに(中島が核燃料)
ブログ一覧 |
2号機の再臨界? | 日記
Posted at
2011/11/02 12:25:12