■モンテカルロ、ネタが続いて申し訳ないです。
考えが違おうとも現実認識が正しければ是とするタイプなので。
しかし、このネタは今まで求めていたネタである。
2011年8月4日木曜日
自然放射線量の日本の分布図:もともと関西は「ちょっと汚染された関東」レベル
■で、早速、紹介されていた
日本地質学会のHPに飛んできた。
ウラン、トリウム、カリウムは花崗岩地域で高濃度に含有され、図から分かるように花崗岩などが分布する地域で高い線量になっており、地質図と密接な関係があることが分かる。
地上1mの高さでの線量率D(nGy/h)の計算は下記の式を用いた(湊進,2006)。
D = 13.0 CK ここでCK(%), CU(ppm), CTh(ppm)はそれぞれカリウム、ウラン、トリウムの濃度である+ 5.4 CU + 2.7 CTh
■これで、水系ごとのバックグラウンドの一助になる。
もう一つ、ウラン系列、トリウム系列を考えていけば
バックグラウンドのもう一つの支えとなるだろう。
たとえば、伊豆半島がフィリピン海プレートと一緒と上がってきたという話は
放射線量から見ると実につじつまが合う。
■また、意外にもウラン鉱山近辺の放射線量は
必ずしも高いものではなかった、
と、いうことは日本の場合は
この地図はカリウム40の分布を示していると考える事が妥当だろう。
■ついでにおせっかいをしてみよう。
山さんの心配している浜松周辺は
上流部にあからさまに線量が高い地域がある、とも言える。
ついでになぜか浜名湖も高い。
(島僑部っぽいが)
■意外と中央アルプスの
地震に注意したほうがよかったりして
なんて話が言えるのかもしれない。
■ウラン・トリウム系列を探れるのなら
放射能のお守りが強い人、弱い人も
もう少し考える事ができると思う。
■まあ、東日本は全体的に弱そうだけど・・・
化学肥料との絡みもあるわけだし、
今はそういった資料が出てきたという報告までの話である。
■そして何より日本アルプスの水を集める木曽川は
放射線量が高く、
天竜川も放射線量は低くない^^;
(花崗岩質の問題です)
>■要は・・・水源汚染、水系汚染は
従来は天然放射線(とは言っても無害ですが)
によって行われていたが
新しい赤線が、登場するという事だ。
それは北上水系、阿武隈水系
そして場合によっては利根川水系・・・
■もう一つ、
中央構造線が、放射線量の低い地域として浮き出ている。
これはいったい何を指し示すのか・・・??
いまいちよく分からないが事実のようだ。
(河川道などで見えない可能性もありますが)
■理由は分かりませんが、中央構造線系の直下地震
には十分注意したほうがいい。
というのが今のところの推定です。
■豊後(スロースリップ)/和歌山(地震)/熊本(地震)/いわき(棚倉地震)
中央構造線の影響と考えるのが妥当でしょう。
放射線量と断層が絡むなんて、ラドンがらみかもしれませんが
意外ですね・・・
参考:
慶長と言う時代から今回の地震を学ぶ
ちなみに中央構造線は・・・南海トラフの子供(道後温泉、湯の峰温泉関連あり)
書いていてびっくり、山さんにも・・・トラックバックしておこう。
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カリウム40 | 日記
Posted at
2011/11/08 19:56:12