■食品工場に入ったことのある人は
そうそういないでしょう?見学じゃなくて、操業中の改造工事とか
食品工場で働いていても、
どうなっているか、と言うのは分からないと思います。
■とは言っても、明治の埼玉工場で働いていた訳ではないので
ある程度、しか分かりませんが、
加工食品の歴史
■コラム:粉ミルクの生産再開:本格的な工業化始まる(1951(昭和26)年頃)
日本の粉ミルク第一号は、和光堂が1917(大正6)年3月に発売した「キノミール」で、当時は牛乳に糖分を加えて乾燥させたものであった。やがて1924年には大日本製乳が輸入した噴霧乾燥機で「オシドリコナミルク」を、森永製菓がドラム乾燥機で「森永ドライミルク」を製造し、1950年以降、粉ミルク生産は本格的に工業化されるようになった。
粉ミルクの製造技術は、混合、ろ過、分離、乳化、殺菌、濃縮、噴霧乾燥、粉体処理、包装と食品加工に必要な過程がほとんどすべて含まれている。そのため、粉ミルクの製造技術・装置はインスタント食品の基本技術となっている。
と言う訳でスプレーノズルを吹きかけて、それに高温の乾燥空気をぶち当てる噴霧乾燥機
が生産の主流のようです。
■ガスで熱しながらブロアで吹くタイプでしょうね。
ああ、薬品でも使われるスプレードライヤーですね。
スプレードライヤー
スプレードライヤーは、主に液体の原料をスプレーしながら瞬時に乾燥させて粉状の製品を作る時に有効に使われる機械です。スプレードライヤーの応用分野としては、
①
乳製品・コーヒー・お茶・香料・果物・穀物などインスタント食品や健康食品の製造、
② プラスチック樹脂・セラミックス・洗剤パウダー・農薬の製造など科学製品の製造、
③酵素・抗生剤・ビタミン製造など医薬分野まで幅広く応用されている。
あの辺りのインスタント工場はどうなんでしょ(苦笑)
■スプレードライヤーも一杯種類があるんですけど・・・
風量で乾かすので、ちなみに加熱空気なので、殺菌がなんて心配無用。
産業用
製薬用
■こういう、コーンルーフを逆さにしたような形
に噴霧して、熱い空気と、真空吸引で、サイクロンのような動きを作って
るのかなあと想像。
ミルク用は見たことないので。
■当然異物混入には最大限注意だし、
粉塵爆発の恐れもあるので電気的にもがちがちです。
埃は静電気があるので出来るだけカット。
■と、言うところで
そういえば、本物の
塩化セシウムの安全シートの英語
がメルクに転がってた。
やっぱり、一応無害のようだ。(実は別ネタもありますけどね)。
■フィルター通してから、ガスドライヤーかけるはずなので
塩化セシウムガスかなんかということだろう。
でもセシウム族のガスは気化の温度が非常に高い。
普通じゃありえんのだよね・・・
ただ、一度フィルターを通れば、気化してミルクに結合して、
そのまま、塩化セシウム粉かなんかになって紛れ込むわけで、
やっぱり明治の品質管理になんか問題あったんじゃないの?
と言うのが普通の見方
その辺は
小出教授の文字起こしに詳しい。
■
業務用(HEPAは元々業務用)の
フィルターを潜り抜けるセシウムって??
あるいは、セシウムまみれの社員がそこらじゅうにいたか
(実は顔とか服についたままだと、幾ら清浄服を着ても限度があって
でも、それでも機械のろ過機を潜り抜けた事になります。)
■そっちかもしれない・・・
物凄いCPSをまとった社員たちが、3月15日朝に出勤
清浄服を着るときに付着、隙間から漏出
閉鎖環境があだとなって、セシウム粉まるけ。
更に夜勤の人たちも、CPSをまとって出勤・・・
派遣さんなんて使っていたら、時間びっちりだから、
裏口進入とかしてたら・・・
■エアシャワーのインターロック切っていたなんて言ったら笑う。
(これもまた出勤時は可能性がある)
始業時間だからこそ、エアシャワー省略、とかね。
■と、言う訳で明治は自爆した説もある。
その説に従えば
もちろんある意味明治本社は被害者でもある。
きちんとしている明治工場は泣きたい話。
自爆だと心からうれしい・・・
これもまた世も末なんだけどね・・・
それ位、不思議な話です。
■
しかし、セシウムガスなんて湧くんだろうか・・・?
幾らダーティーボムでも・・・
(沸いていたらなんてこったです。
湧いてなかったら人為ミス!)
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ベクレルミルク考 | 日記
Posted at
2011/12/07 21:17:35