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ミトコンドリアセンサーカテゴリーで
放射性セシウムのなし得る
内分泌かく乱に注目しました。
仕組みとしてはセンサー異常を起こす、
としてミトコンドリアをターゲットしています。
つまり放射線をストレスと間違えている、
あるいはカリウム恒常性にベータ線とミトコンドリアで
一つのセンサーにしている。
心臓は細胞におけるストレスを感じて、
ホルモン賛成をします(ANP,BNP,アルドステロン)
その機序はミトコンドリア回路における、活性酸素の発生です。
私はカリウム恒常性におけるベータ線量で、
同じように「活性酸素量か何かを図っている事によって
カリウム恒常性に関与しているのでは?」
と睨んでいます。
(ストレスがカリウム恒常性に影響を与える可能性もありますが
(体液量を減らして心臓負担を軽くする))
■これは何も謂れのないことではありません。
理化学研究所の研究によれば、
ミトコンドリアが、例えば植物で
生体時計や代謝やホメオスタシスに
大きくかかわっていることが
すでに明かされています。
細胞内の概日時計と生体活動に必要なエネルギーを産出するミトコンドリア機能とが密接な関係をもっていることを発見しました。時計関連遺伝子を欠損させた変異植物体では、光や時間の条件に左右されず、ミトコンドリアの代謝経路であるクエン酸回路を構成する物質が、劇的に増加していたのです。
概日時計システムとミトコンドリア機能の関係は、動物や細菌で示唆されていましたが、植物では初めてのことです。システムの理解から、ストレス耐性植物や有用物質産生植物の開発が可能になると見込まれます。同時に、代謝産物の一斉分析を可能にしたメタボローム解析が、複雑な生命現象を包括的に理解する戦術として確かであることが明らかになりました。
■2009年の研究ですので、
ここ15年、20年の技術蓄積は大きいのです。
チェルノブイリの時とは時代が違う!
当時わけが分からず、放射能のせい
にしか出来なかった物でも、
その多くは解明できています。
要するにチェルノブイリにこだわり過ぎる人間は、
「頭が古い」事が多い。
■性格の悪さを全開にしたところで^^;
今日の主人公は
植物です。
注目するのは「
植物ホルモン」です。
その中でも
ブラシノステロイドという、
ステロイドホルモンがあります。
>アブラナの
節間伸長を促進する物質が発見され,アブラナの 学名(Brassica napus)からブラッシンと呼ばれていたが,植物体内には少量であったため検出できませんでした。
その後,1979年,健康ブームでミツバチの集めた大量のアブラナ花粉が出まわり,その中からブラッシンの化学構造が決定され,ブラシノステロイドと命名されました。
続いて,1982年,東京大学農学部がクリからステロイド骨格をもつカスタステロン(クリの学名(Castanea crenata)に由来)を見つけるなど,いくつかのステロイド骨格をもつ物質が発見されました。これらステロイド骨格をもつ植物ホルモンの総称をブラシノステロイドと呼んでいます。
作用として,他の植物ホルモンを類似したものも多く,
茎などの伸長,葉の拡大,根の伸長など植物全体を大きくする。さらに老化の促進,温度ストレス,化学薬剤の薬害,塩害に強くなるなどがあるが,新しい植物ホルモンなので,様々な作用が研究されているようです。例えば,ステロイド骨格は昆虫を含む動物ホルモンの代名詞のようなもので,ブラシノステロイドは昆虫の脱皮ホルモンと似ているため,この方面での利用も考えられます。
ストレス、伸張
なるほどねー
微量放射線はどうもカリウム恒常性を乱し
「ストレスとして体内で処理される」
体は「ステロイドホルモン」の大量産生を行う
この仮説でいいようです。
何よりも、この仮説の強みは^^;
放射能マニアが実例を集めてきてくれることです。
間違い「放射能の害だー、みんな死ぬぞー」
どうもこれが正解です
正解「ストレス機構=ホルモン調節、内分泌系
に故障が起きているぞー、
死ぬ人は少ないけど、体調に異変が起きるぞー」
と、言うことで院長先生のエントリーを読みますと、
2011年12月16日
放射能と植物-熊本の白いサザンカ
p242から
この通りでも石垣や置き石の間を見ると、カタバミや烏野豌豆などの新芽がむやみに伸びて、自分を支えきれなくなってだらりと垂れていた。植物も空襲の衝撃で細胞組織が変化するのだろうか。
(中略)
光線とか音響とか熱の衝撃などで植物が徒長することは知らなかった。今度の爆弾は植物や蠅などの成長を助長させ、人間の生命力には抑止の力を加えている。蠅や植物は猖獗を極めている。昨日、ここの通りにある饂飩屋の焼け跡では、裏庭の芭蕉が新芽を一尺五寸(45cm)くらいものばしていた。もとの茎は爆風で根元からぽっきりと折れ、跡形もなくなって、新芽といって良いか筍といって良いか巻き込んだ茎が伸びかけていた。ところが、今日は二尺(60cm)も上も伸びている。一日に五寸(15cm)以上も延びているその実情には、農家に生まれて樹木を見慣れてきた僕も驚いた
これは、放射能による植物の内部被曝による影響だと私には思えます。
この一言が今の科学者の限界を物語っています。なぜ、大きくなるのかを考えずに、大きくなるはずはないと結論が先に立ち、放射線の影響を簡単に除外しています。なぜ、「黒い雨」の著述などを考えて、どうして長く伸びるのだろうと考えないのでしょうか。私には不思議でなりません。
・・
・ホルモン異常と考えるとしっくり来ます。
摂取しやすく、水溶性で問いの近辺にたまる放射性物質
犯人はセシウム族と、後はもうすでにいなくなったヨウ素族しかいないわけです。
間を抜いてしまえば、
放射性物質・・・は「放射性」としては②で悪さをしているだけです。
(①セシウム集中
、②放射性セシウムβ線のストレス誤認もしくは
カリウム恒常性誤認異常、③ミトコンドリア、活性酸素、メタロチオネイン?、
④心臓ホルモン産生、⑤ホルモン異常、⑥ホルモン異常に伴う体調異変、病変の発生
⑦カリウム恒常異常、⑧カリウム排出過剰
⑨低カリウム血症の発症:心筋の異常、ブラブラ、心不全)
(そのほか排出系での体内ホットスポット形成はまた別のお話。)
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私は放射性物質を考える時に、
まず物質として重視します。
なぜなら放射性物質とは不安定な物質が、
放射線をおまけにして、
物質が錬金術のように変化する
ことを意味するからです。
今回は塩化セシウムの害を突き詰めました。
きわめてチェルノブイリにおける被害に近い、害が存在しました。
それは低カリウム血症でした
幸いにそれは原発における被害の出口でした。
後は発生機序を煮詰めなくてはいけません。
ところが検証するに及んで、
生化学的毒物質としての今回の事故における
量の不足が発生します。
しかし、心臓のホルモン産生がその危機を救います。
(勘が働いたのか、類似機所として取り上げていました)
ステロイド機序の類似
さらに心臓における内分泌器官としてのホルモン産生
そこから内分泌かく乱としての、あるいはカリウム恒常性を乱す
(と誤解させる)物質として、セシウム137,134を再び注目しています。
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基本は
放射性物質は、
たまに放射線を出して崩壊する
「物質」にしか過ぎず、「放射線はおまけ」です。
「おまけ」にも「おまけ」の価値があります。
そう、グリコのおまけのように。
でもグリコを買わないとおまけはついてこないのです。
太った人が「グリコのおまけのせいで太ったんだ」
と叫んでいるのをみると、「グリコ食ったせいだろう」
と思ったりもするのです。
おまけがなければ
グリコを食べ過ぎないにしてもね。
(ひろってきた画像)
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内分泌と神経 | 日記
Posted at
2011/12/21 15:56:18