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2011年12月21日

【原子力放棄の方が東電はまし?】疑わしきは東電の経営責任?と言う説【否定不能】

メルトダウンを防げなかった本当の理由──福島第一原子力発電所事故の核心

2011年10月12日
エコジャパンにRCIC関係の特集が出ました。

の続きです。

面白いのはヘタれる前の(ヘタれたのはセシウムの毒性のせいです)
自分の主張に似通っていること。もう遅いけど(笑)

2011年09月12日
原発の問題点を単純化しておこう

私的には、
1)津波だろうが、鉄塔だろうが、電源喪失は致命的
2)電源喪失をした時に、パッシブシステムが如何に正常に作動するか
またパッシブによって電気が得られないか?
3)自然エネルギーでも何でも、非常用電源として得たい。

この3点が重要だと思います。
難しいのは2)で、
結局は崩壊熱をどうやって除熱するか
たった、これだけのこと。

■ちなみに、浜岡は山さんの意見では、
東海地震の揺れの想定はかなり激しいので(事実)
配管自体の損傷がおき(経験上プラント配管では起きるかも知れないと思う)
一次冷却水が喪失し(箇所による)と言う説を唱えています。

ぶっちゃけ可能性はあります。
運転停止直後なら、致命傷ですし、
運転中であればチェルノブイリです^^;
福島クラスでもしゃれにはなりません。

何よりもセシウム族の毒性の強さを考えると、
おいそれと原発再稼動を認めるわけにはいきません・・・
浜岡はとりあえず動かさなければまだましです。

ハイリスクで、害はハイリターンって・・・
勝てない勝負は、改善されるまで降りるべきでしょう。
そしてたぶん改善されないし・・・

■さてさて、該当記事の話に戻りましょう。
面白いのは
東電は経営責任をとにかく回避する為に
津波のせいではなく、
原発の否定になってもいいと考えているというもの(苦笑)

もしかすると
政府はどさくさにまぎれて
利権のために電力会社を
天下り機関へよりいっそう変えたいと願っている
と考えるとつじつまが合うので
面白いと思って紹介します。


■但し、間違えていることがあります。
RCIC作動中は高圧なので、
消防で塩水を入れようとして失敗すれば・・・
即、全冷却水喪失します

(消防ポンプは一台しか動かなかったとかですけど、
エンジンポンプで何とかなるんでしょうかね?)

2011年09月25日
ガンダーセン教授の分析事項(マーク1及び加圧水式の弱点)



ICはともかく、RCICが作動するのには、ある一定の
高圧力=(沸騰状態)が必要です。
RCICが動いたということは少なくとも2,3号機は
一次冷却系の密閉がある程度保たれたことを意味します
最初っから海水注入高圧系がないと残念ながら
山口教授の言うような方法は無理ですし、
高圧注水が出来る状況なら、真水で十分です。


と言うわけで、この記事には与しません^^;
結果的には菅(元総理)も底が浅く、
ずれたことを言っていますし
自由にして原発の害が防げるとは思えない
(メーカーの能力でしょう、どう考えても)

つまりは、政府=素人、東電経営陣=素人、
マスコミ=素人、当時の自分=素人
こんな状況で福島第一の危機が
解決できたわけがなくて

RCICは作動した時点で、
後は為すすべのないシステム
(電源復旧を前提としていました)

今の状況を鑑みるに、何だかんだで、
運が良かったのは否むべきもないということです。

また、そんなしょうもない経営責任の為に
原発事故の被害を誇大宣伝してもいいとしたら
とんだド素人会社である事の証明になります。




以降引用
*********************

 この記事公開を受け、驚くべき反応が二つあった。一つは、先に述べた東電の発表である。記事が公開された2日後の5月15日日曜日、東電は、緊急記者発表7)を行なった。あらましは、次の通りである。
 1号機について、運転員が計測した原子炉水位データはまちがっていて、実際には原子炉水位は維持できていなかった。しかも、11日15時30分ころの津波到着以降、非常用復水器系の機能は一部喪失していた。
 非常用復水器の機能が完全に喪失していたと仮定して解析したところ、原子炉の水位は、1日18時に燃料棒の頭頂部に到達し、19時半ころに燃料棒の底部に到達して空焚きになったとの結論を得た。また炉心溶融は11日19時半には始まったとの結論も得た。
参考資料
7)東京電力「東京電力 福島第一原子力発電所1号機の炉心状態について」(2011年5月15日)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110515k.pdf

 それは、別に「反応」ではなかったのかもしれない。記事公開とはまったく無関係に、たまたまその3日後に記者発表会を開いただけ、という可能性は大いにある。
 そうだとしても、異様な記者発表だった。

 運転員が計測した原子炉水位データがなぜまちがっていたのか。それについては何も述べられなかった。ただ「原子炉水位は維持できていなかった」と語るばかりだ。
 しかも、実は1号機の2つの非常用復水器のうち1つは断続的ながら動いていた。稼働の詳細を東電は知っていたはずで、後日、非常用復水器の実際の稼働に合わせた解析結果も公表している8)。そうであれば、なぜその事実に近い解析結果の方を発表しなかったのか。実に奇妙である。

参考資料
8)東京電力「福島第1原子力発電所 東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響について」
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110909m.pdf

 こう勘ぐってみたくなる。「これまで原発は安全だと主張し、事故後もそれを言い続けてきた」ものの、経営責任を問う論説が現われたので、「原発は、地震と津波で暴走するほど危険なものだ」と解釈されることもやむなしとし、「1号機についてはすぐに『制御不能』に陥ったので、事故は経営者の意思決定の不行使のせいではない」と主張し始めた。もしそうであれば、この記者発表は東電の東電都合による「シナリオの書き換え」であり、その目的は「経営責任の回避」である。
 この東電の「豹変」に呼応するかのように、翌日からマスメディアは、東電を叩き始める。曰く「東電は、メルトダウンを隠していた」と。
 こうして「海水注入」の不行使が「過失」の刑事罰に当たるのではないかという法的追及は、「メルトダウンの隠ぺい」という「マスコミの情緒的反応」の陰にかくれることができた。少なくとも、私はそう解釈してきた。

 さらに6月6日、保安院は、独自の解析結果を発表する。彼らは、東電の主張通り「原子炉水位計は誤った値を示していた」と仮定するとともに、「津波到達後は、非常用復水器は作動を完全に停止した」ということを仮定した。その上で、「11日16時40分ころには、水位は燃料棒の頭頂部に到達し18時ころには炉心損傷がはじまった」と解析結果を発表し、東電の解析より1時間半も早く炉心溶融は起きた可能性が高いと報告した。
 この解析以後、「運転員が計測したデータ自体がまちがっており、実際には原子炉水位は維持できていなかった」という東電の説明を疑う第三者は、私の知る限り現れていない。東電の経営者の不行使の「過失」責任を問う報道についても、同様にまったく目にしていない。
日比野靖氏の証言
もう一つの反応は、旧知の日比野靖氏からである。
 日比野氏は現在、北陸先端科学技術大学院大学の副学長を務めている。菅総理大臣(当時、以下同)の大学時代の「同志」であって、菅がもっとも信頼を寄せていた友人であった。こうした経緯もあって菅総理は、2011年2月の終わりころ、日比野に内閣官房参与を依頼する。日比野氏は、2011年3月20日より参与に就任して科学技術行政を補佐することを菅に約束していた。

 そこに震災と原発事故が起きた。3月12日、参与就任前だった日比野氏は菅総理に「一友人として」官邸に呼ばれ、3月13日にさまざまな助言を行なった。以下は、日比野氏から届いた私信である

 貴殿の福島原発事故の原因に関するご見解(著者注:前出の日経エレクトロニクスの論文と日経ビジネスオンラインの記事を指している)、まさにその通りだと思っております。
 その中で、1号炉の隔離時復水器、2~3号炉の隔離時冷却系の存在を指摘されておられます。
 実は、小生、縁あって、菅直人元総理の、内閣官房参与を3月20日より務めましたが、それ以前に、事故の翌日3月12日の夜、官邸に呼ばれ、緊迫した状況の中で翌日3月13日昼まで過ごしました。
 そのとき、1号炉は既にベントも海水注入も実行されていたのですが、水素爆発をした後でした。
 菅元総理は、2~3号炉も1号炉を同じ経過をたどるであろうことを直感し、先手を打つことを、東電、保安院、安全委員会に何度も指示していたのですが、これらの専門家たちは、隔離時冷却系が動作しているからという理由で、ベントや海水注入に踏みきりませんでした。
 菅元総理は、隔離時冷却系が動いているからといっても、熱が外部に放出されるわけではないので、温度と圧力は時間をともに上昇するはずだ。早くベントと海水注入をするべきだと強く主張していました。 小生も、東電、保安院、安全委員会のメンバーに、早くベントと海水注入をして冷却を進めるべきだと思ったので、隔離時冷却系が停止するまで待つ理由を東電、保安院、安全委員会のメンバーに質問しています。

 回答はつぎのようなものでした。
 できるだけ温度と圧力が十分上がってからベントした方が、放出できるエネルギーが大きい。一度しかできないので、最も効果的なタイミングで行う。

 そのときは、小生、熱力学の知識が不十分だったので、納得して引き下がってしまいました。翌3月13日は、3号炉は隔離時冷却系が停止し危機的状況をむかえてしまいました。
 しかし、大学に戻り、少し調べてみると、水は沸点を超えるとき大量の潜熱を吸収するが、それより高温の水蒸気の熱吸収は、水をわずかに超える程度であり、特に臨圧21気圧を超えて水蒸気は、水と同じ性質であるとのことを知りました。
 やはり、早くベントし海水注入をするべきだったのです。2号炉はまだ間に合う。ただちに、菅元総理に電話で進言しています。
 この進言、2号炉の隔離時冷却系停止には間に合いませんでした。
 小生の長い間の疑問は、隔離時復水器、隔離時冷却系が動作している間に、なぜ、ベントと海水注入をしなかったのかということでした。この疑問は、貴殿のご指摘で、完全に解けました。
 東電の「過失」が証明される内容を含む、重要な証言である
 

再び問いたい。なぜ東電は、このような事故を引き起こしたのだろうか。直接的には「廃炉による巨大な経済的損失を惜しんだ」ということになるのかもしれない。けれども問題の本質は、重大な局面で、そのような発想に陥ってしまったということであろう。

人が創造力や想像力を存分に発揮できる組織にするためには、事実上の独占環境をなくして競争環境を導入し、人々が切磋琢磨できるようにすることしかないだろう。東電の場合、発電会社・送電会社・配電会社、そして損害賠償会社に4分割する。そして損害賠償会社は、この原発事故の原因が「技術経営の誤謬」にあったのだということを深く自覚し、みずからの「技術経営」の失敗を国民につけ回しすることなく最後まで、自分で自分の尻を拭く覚悟を持つ。

 その上で、「制御可能」と「制御不能」の境界を経営する最高責任者としてのCSO(Chief Science Officer)を新設する。CSOは、通常存在しているCTO(Chief Technology Officer)のように日々の技術とその改善に責任を負うのではなく、「知」全体の「グランド・デザイン」とそのイノベーションに責任を持つ。

 それが達成されないのであれば、独占企業に原発の経営は無理だ。

ブログ一覧 | 政府が隠したい物 | 日記
Posted at 2011/12/21 20:08:30

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この記事へのコメント

2011年12月22日 19:03
「遊覧飛行」をした以外は
頓珍菅が悪いわけではなかったというのは少々残念ですがw
より一層 東電の厄員どもを呪えばいいのですね─

やはり私企業に「国策」のエネルギー事業を完全に任せるのは害が大きいということで
監視すべき汚厄人も天下りでカネさえもらえばあとはテキトー…
日本人も「旨いハナシがあれば腐るのは同じ」と証明したようなもので恥ずかしいですね。
コメントへの返答
2011年12月22日 22:17
頓珍菅の言うとおりに、消防ホースを突っ込んでも、たぶん水は入っていかなかったと思います^^;それどころか、もっと早く爆発したのかも。

だから、東電の厄員は、はりつけものです。
国営でも一緒だったと思いますよ。だって「もんじゅ」安全じゃないし・・・

といってももんじゅが関電に入ったら怖すぎますけどね^^;
2011年12月22日 22:20
じゃあやっぱり
ぜ~んぶやめるべきなんじゃww
コメントへの返答
2011年12月23日 0:56
最近はあきらめつきました(笑)

改善したらまだ望みがって言って、1年反省もないんですから・・・期待するだけ無駄だと思うんですよね。

で、またどっかーんって言ったら、日本はおしまいですし、電気も景気悪くなっていらなそうだし
大体京都議定書紙くずになったのに、いまだに日本はCO2減らす目標を勝手に掲げているんですけど、馬鹿すぎます。

今やめないと、またCO2で原発をなんていいだしそうです・・・

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「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
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