2012年08月22日
「ほぼ安全宣言」の持つ様々な意味と、底魚汚染の進捗
の焼直しみたいなニュースです。
分かりきってるんですけど、きっと
「「放射脳」大勝利!!!」みたいなブログがいっぱいあるんだろうなあ…。
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ま、
「福島の漁業は何にも問題ない、騒ぐ奴はサヨクに違いない」とか
言う意見の人には有効なのかもしれない…
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2012年08月22日
「ほぼ安全宣言」の持つ様々な意味と、底魚汚染の進捗
から抜粋すればこのお話。
>>正直な気持ちと今の判断は
■福島沖の魚…
安全か安全じゃないか?…魚1キロも食べないから死なない。
食べる?食べない?…遠慮します
3.底魚の汚染と漁業禁止
■大体常磐の魚の名物を知らないでしょうな話。
メヒカリにアンコウ、カレイ、ヒラメ
あの辺り底魚の美味しい場所だった訳で
しかも福一は寒流域、銚子方面に汚染はスライドした。
>■前回海砂関係(底魚)と、コロイド(上流の影響)で汚染が出るという結論
をお話ししました。
殆ど出てるとか、毒だとか、そういう罵倒系のセリフで終われば
イイネはつくでしょうけど、
はっきり言いまして、ND(不検出)が揃ったら
食べて応援する気あるの?(苦笑)
危ないから食べたいけど食べれないじゃなくて
食べたくないの癖に嘘つくな
と思います。
4.南相馬地域(大陸棚)の汚染進捗
>■海底地形もある訳なんですけど…
問題は南相馬小高沖15kmの汚染がひどいこと。
以前南相馬の黒い粉特集の時、水系汚染を説いたのを覚えてらっしゃいますか?
で、震災以降放射線量の増えたのは…河口付近でした。
2012年05月17日
【今さら】水系、水源汚染アーカイブス?【予想通り。】
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■ つまり今の「ほぼ安全」は、
1.危ない地域の農産、水産物のカット(流通禁止)と
2.輸入食品の多さも含めた自給自足率の低さ、
(国内流通もある意味自給自足ではないんです)
3.結果として出てくる数値の下落(悪くても数bq~乾燥食品で20bq程度)
4.もう大丈夫という共同幻想
これを踏まえた発言になります。
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■
自分は自己責任だと思うので、「あれは食べるな」とかは一切言わない。
全数計測は無理だし、
計測が商売に繋がるとも思わない
共同幻想があって、サンプル調査もされて
「福島の漁業が禁止」の今は
「魚を安心して食べられる実は数少ない時期」
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■日本が100bqで十分なのは
1)サンプル調査である為、一部でも出れば出荷されない
(結果として全数検査が無ければ数十bq程度しか出ない)
2)食料自給率が低い、飼料ベースの自給率が低い
食品の流通が全国である
3)危なそうな場所は何気に役所が調べてほとんど禁止した。
からであって、
1)100bq以上をはじく機械が登場した。
2)地産地消が進む
場合はその限りではない。
※2)の実例(巻添え付)
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■悪い言い方をすれば、微妙にばらまく事でリスクを回避している
とも言える。
但し、現在流通している食べ物は基準をクリアしているのはもちろん
主に大丈夫なのだがらそれ以上ガタガタぬかすべきではない。
私が言いたいのは
放射脳の方々は現状をガタガタぬかして
避難だ何だと騒ぎ続けているようだが
自由経済下で、
フードスタンプでもなく好きな物を好きなだけ買えるのに
何の文句があるかが分からない^^;
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■確かに
生活保護がフードスタンプになれば
米や野菜はほぼ確実に福島産だろう。
実態に対して風評で売れてないのだから自然とそうなる。
回転寿司は平気なようだが…(苦笑)
■
実際規制が緩和されて、
「大外れ」が紛れたとしても、3食食べて応援していない限り
「大外れ」が一生続いて、健康まで害す確率は非常に少ないので
「ほぼ安全」は揺るぎはしない。
最悪0.01%が何倍になろうと、ほぼ安全なのは火を見るより明らかだ
(この最悪の考えがブログの最初の考えです)
■つまりは、少数が発生すると予測される「「小児」甲状腺がん」
程度しかベンチマークがない訳で
その一方で人々のガードはどんどんゆるくなっている。
緩むのはいいんですが、当たり前のニュースで
「やっぱり福島はダメ」とか「やっぱり東北はダメ」
とか「やっぱり国産はダメ、黄砂たっぷりのタクラマカン産よ」とか聞くとうんざりです。
「やっぱり自民党はダメ、だから民主党よ」から進歩してないし…^^;
■
もっと極端に言うと、
そろそろ福島の農業と漁業を分けなきゃだめ
福島の浜通り、中通り、会津地方、
そして農作物と海を区別しないと
いけないが日本国民の
特に放射脳民は、「味噌もくそも一緒になっている」
それ位福島の近海沿岸漁業は厳しいです。
雨に流れた放射性物質は
泥にまぎれて海中に溜まるのですから
農業が良くなれば、漁業は良くなる訳ではないのです。
■こうできない以上、既に除染と自然雨水の力に頼る
日本の総合除染は
ここ10年位は「福島の漁業をあきらめる」しか、手が残っていないのだ。
10年以降は、綺麗な泥も増えてきて、海底とて泥封される。
それはまさしく持久戦で、お金だけもらって暇で
身をもち崩す漁業民も増える筈。
結構苦しい戦いなのだが、分かってもらった方がいいのか
分からないで
「福島はもう大丈夫の共同幻想」の方が
いいのか?
俄かには判断がつけづらいです。
あと仙台湾の養殖業も…微妙なんだけど海中に張り付いてないからね…
養殖はともかく、天然のカキだけは食べない様に…
岩ガキの産地じゃないからまだいいけどね。
■個人的にはタラがどうなるんだろう、
万が一タラコに数年たって出ると、大分問題になる予感がする。
とはいっても風評被害の域は超えないから資源量の安定にはいいのかもしれない。
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ほぼ安全宣言の意味 | 日記
Posted at
2012/10/28 16:15:33