■返事の様な返事じゃない様な
エントリーを書きます。
分かる人には分かるかな?
■チェルノブイリは無害って事になってますけど
信じてる人っていますか?
結構一杯いますかね(苦笑)
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■チェルノブイリにしろ、ウイグルにしろ
大被害が出てきた時に
空中、爆発、水系汚染、結局この3つがセットです。
■福島がなんでうまく言ってるかと言うのは
ゴミ処理で大騒ぎした時にさりげなく触れまくったつもりです。
■ポイントはスクラバ、そして水霧
とにかく一度叩き落とす事
そしてそれを泥でも何でもトラップする事
■その辺はもう一度初期に何が起きてというのを
触れた方がいいのかもしれません。
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■
ゴミの時に盛んに言った言葉があります。
セシウムはマーカー
もう一つこれは初期だけど
ストロンチウムは1対1の出現なのに
実際には10分の1以下しか出て来なかった。
■で、ストロンチウムだけなのかって話です。
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■よく分かんない人には六ヶ所を簡単に解説します。
多分分かってもらえないけど。
プルトニウムを分離して、トリチウムとかはとりあえず駄々流しして
その余りをとにかく濃くしてガラス固化して
ドラム缶に詰めて、近づくと人死ぬから地下に中間保管する。
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■あともう一つ、とある疎遠になった人が
核種を分析するという時に
『多分出て来ないけど、頑張って』と怪しいセリフを自分は言ってます。
どういう意味だと思いますか?
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■とにかく
セシウムはマーカーなんですよ。
セシウム自体の害は、データ上は体内の放射線量を
あからさまに上回った時にしか
ぼんやりと出てきません。
『発がんマーカー』みたいなもので
「放射性物質の障害」が出るときに
「マーカー」が大量検知される。
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■じゃあ放射性物質って何、
何が害を為すのか本当に分かっているの?
分かっているのはあくまで『経験上』
セシウム等のガンマ核種(厳密にはβ兼ねるですけど)
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■今の日本は放射脳様が
韓国人の様に100の事を1万、1億だと大騒ぎしてます。
で、1000年の恨みとか
まんまパクさんの様にパクパク騒ぎました。
だから自分はそういう放射脳の1億について
『1億だって凄い凄い』
『でその埋蔵金みたいなのどこにあるの?』
と落としまくってみましたよね。
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■放射脳様インフレーションにお付合いして、
はいはい1億1億
で、なに、0.8漏れた??
1億1憶。
で、1億は?
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■これが今までです(笑)
汚染水問題にはその辺りの問題がちょっとつまっているんです。
■今一度、吉田所長は、
壊れた原子炉をなんかの装置に
転用したという事を申し上げておきたいなと思います。
みんな冷却のことしか頭になかった。
で、先エントリーのコメントを足してみてくださいね。
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>溶けた核燃料の取り出しって現状では不可能でしょう?
アレって・・・・今のまま放置するしか無いと思うのですが。
事故当時、私も「石棺にしちゃうしかない」って真剣に思いましたけど、ソレが一番まともなんぢゃないかな?
空気中に飛ばさない、天然の濾し水になる(期待)んだから地下水は弄らない。
ソレしか無いと思うのですが・・・・
解体すれば増大するゴミの置き場がない上に空気中に拡散する懸念も出てくるし、取り出したって結局は水に漬けるしか無い訳だし。
プールに保管してある燃料棒はさっさと別に移さないとアカンですけど・・・・
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■さすがですよね。
汚染水=汚染水処理
溶けた核燃料=物理的封じ込め≒地熱利用と見せかけた凍土壁=大地と言う名の石棺
■何だかんだで、自分ははっきり言うタイプでは
実はないんですけど…ばらばらで蜘蛛の巣の様に
点と点は繋がっているんですよ
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■極論を言えばみんな冷却しか頭にない様なんですけど、
どうやって燃料を封じ込めるか?って考えれば、
何をすべきかって見えてくるじゃないですか。
1.燃料の移動阻止
燃料は土の中で石棺にする。
港湾内でトラップして水棺にする。
出来れば土の中で冷却とか銘打って移動を止める
(水ガラスもその一つですよね)
2.汚染水の汚染水処理
タンクに詰めて沈殿、減衰
処理できる時期が来れば水系処理
(鉱廃水処理)
一見何故地下水をいじるのか分からないのですが
消去法で詰めていくと薄々見えてきますよね。
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■気付く方は気付くと思いますけど
高熱の熔岩みたいな核燃料を冷やすには
フィルターと言う乾式と水という湿式
後熱伝導の高さを生かした金属冷却があります。
但し金属冷却は、猛烈な金属鉱害と引き換えで
尚且つ金属同士の親和性を持って
ついでに放射性物質の金属鉱害をも引き起こします。
フィルターには量と温度の制約があり
濃いものを流すとすぐ目詰まりします。
(当たり前、ですよね)
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■スクラバーとは基本的にはスプレーノズルを持って
円筒形等の形状のものに均等に水霧を噴射し
性能保証値に関らず
水溶性の物質を叩き落とす性質があります。
これは計算上ではなく経験上の話です。
別に理解しろともおもいませんし、説明しろと言われても
経験的な数字としか言えません。
私は意地悪ですからその仕組みをきっと
頭のいい人はすらすらととけるんだろうし
どうぞ解いて下さいとしか言いようがない。
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■
実は吉田所長の選択の凄みはここにあります。
つまり原子炉に関しては、熱量オーバーの部分は
水溶性物質は水蒸気として放出されたのは確かですが、
結果として海水注入によって
塩的溶解性を持った
高性能スクラバーとして
作用した事が、
産業機械に携わった事のある人間ならば
容易に分かる筈です。
それゆえにゴミ問題でもスクラバーが鍵だと発言しましたし
スクラバーが無ければ量の多寡は別として必ず漏れる
ただしそれは健康に影響ないという断言の根拠となりました。
■要するに冷却用のスプレーノズルが
■排ガス除去用として作用し
半分以上の悪性ガスを叩き落とした、と言う訳です。
■様々な形状がありますが
ほら原子炉の圧力容器によく似てますよね。
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■だからかなり初期から言い続けてきましたよね。
放射性物質は『公害問題なのだ』と。
但し原子炉をスクラバとして処理したのは世界初ですので
データがでそろうまでは約半年、
必死になってデータの収集をしました。
大体そもそもその尺度がない訳ですから、大変な訳なんです。
民主党政権も素晴らしい情報公開を行いましたしね。
(ただパラメータ駄々漏れと言う見事な笑い事をしでかしました)。
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■だから
生ガス駄々漏れを想定した
、偉大なる賢い頭のいい人達はみな、日本は滅亡するって
大騒ぎして、こけたって訳です。
ただ、自分だってそんなもんの除去効率を知る訳がないんです。
ですから出来るだけ安全側で考えました。
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■それにプルームの個性明らかに出てるじゃないですか?
ある程度イベントも明らかになってますよね。
内圧が高くなりすぎて
注水が出来ない時に
もれなく猛烈な放射線量になっていますよね。
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■故に数回、生ガスに近い物が放出されていて、
それがそれぞれプルームとして痕跡を残したし
それは主に注水が不全の際に起きていた事が
データ上分かります。
メルトスルーせずにもし、
地獄の蓋がパカっと空いていれば
日本の一部は間違いなく、『滅んだ』でしょうね。
滅ぶと言ってもベラルーシとかウイグル程度なんですけどね。
もちろん一部そういうものも飛んではいるのですが、
漏れつつも、スプレーノズルのスクラバー効果で
排ガス処理が行われた、
それゆえに、東京は汚染されていると
隣国人のスパイの様に騒いだりされても
日本が動じる必要はありません。
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■とは言え、
その所長の決断を知る人は少なく
(結果的)意味を知る人はもっと少ないです。
増してパラメータの上では、駄々漏れ+注水が
奇跡的な効果をもたらしましたが
もし注水を、菅直人の火病の通り
東電がストップしていれば、
日本の被害は猛烈なものになったでしょう
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■で、何が最終的に言いたいかと言えば
喩え溶融核燃料の移動を、限定的にしたと言えど
緩やかな冷却以上に動きを止めないといけないんですね。
そして汚染冷却水は余る以上
絶対にいつか水処理をしなければならないんです。
(くみ上げちゃいましたからね)。
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■どうしようもないから太平洋で希釈してしまえと言うのは
紛れもない悪質なギャンブルです。(自覚あり)
私達の暮らしに問題なければ
それでいい事ではあるのですが
金をかけていいのであれば、
恐らくそれなりの金額で処理できる筈の問題です。
そしてその裏には
「原子炉圧力容器のスクラバー化」がある訳で
結果としてこの方法を選択しえた吉田所長は
賭けの勝者でもありますが
前例ない事が故に、
圧力容器の漏えいを認めたという事でもあり
その寿命をも縮める事となりました。
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■だってそれは原子力における漏えい防止、放射性物質の管理を
コロンブスの卵の様にひっくり返す決断だったからです。
プラントに関るものとしてあるいは
公害防止の観点からは、吉田所長の選択は
素晴らしく、ありの選択なのですが
放射性物質の管理から言えば
ありえない位杜撰でリスキーでギャンブルな
選択なんです。
ただ、言えるのは吉田所長亡き今
吉田所長の遺産の意味を理解し、
そのギャンブルを発展的に
配当として回収して行く必要がある
と言うことであるのですが
その相反する矛盾こそが今回の事故の
よかった所でもあり、悪かった所でもあります。
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■もっとも私だってそんな事
最初からわかった訳ではありません。
放出量が異様に少ないことから
様々な推論の上で、徐々に割れて来た事です。
今回で言えばゴミ問題での
スクラバ等の除去率で確信にいたりました。
私はその関係の知識がある程度ありますから
カラクリは分かりましたけど、分かんない人は計算が合わないから
隠蔽だ、捏造だと火病してしまいましたね。
変な話
、『知見のない事』については、
知能よりも経験の方が大事なんです。
平時人に向かってバカバカ言うのは楽ですが
何かの有事の際の決断は実に孤独で不合理で
割に合わない物です。
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■と言う訳で
自分も報道からすぐに分かる訳ではありませんが
情報をすり合わせて整合性をとれば必ず
分かる事があります。
それは
経験と言います。
鳩ぽっぽがいくら東大出で、留学経験のある頭のいい方でも
ルーピーで馬鹿で役に立たないのと一緒です。
もちろん頭がいい事に越した事はありません。
自分はけして頭がいい訳ではありませんから
いつもその辺りは、もう数割能力が高ければと
羨まない事はないです。
ただ、
能力がない事は仕方ない訳で
そこを割切れば、存在する能力を頼りに経験や勘を磨くという
実にシンプルな戦略になります。
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■と言う訳で、
功罪半ばとは言え、吉田所長の決断は
素晴らしい物がありました。
そしてその事は
自分の健康を考える上では
放置しても何の害もないのですが
費用的に、許されるならば汚染水処理をかけるべきです。
何故なら今出てきている汚染水は…
セシウムの少ない、β各種やアルファ核種です。
ぶっちゃけ被害が出ようが出まいがマーカーがいないサイレントな核種
である訳で、別に福一1個希釈してしまえば太平洋はこなすでしょうが
福一の事故処理は今後の世界の放射性物質の事故の
スタンダードになる可能性を秘めています。
であればこそ、私は『節度』『自制』の一つとして
『汚染水処理』をやって頂きたいんです。
(あくまで個人的な希望と言う訳です)。
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■
それはやらなきゃいけない事ではありません。
従来通りお金をかけずに希釈したっていい事です。
でも中韓でバンバン事故が起きた時同じ事があれば
海は…死にます。もちろんすぐに、ではありませんけどね。
同時に何でも日本のせいで、
何でも謝罪と賠償を求めるクズ国がある限り
そこのプロセスは常に罠を持って
放射脳の様に返り討ちにしなくてはいけませんし、
『正しい事』をしようと思えば
『正しい』という看板で破壊や暴力を振るう輩を
まずは排除しなければ、ただの権力の濫用者になる事は
多くの国で実証済みです。
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■いずれにしても、
震災直後の福一は
巨大なスクラバーと化していた、
と言う事をそろそろ私達も
認識してもいいのかもしれません。
それが日本を救ったと同時に汚染水の問題を
残している訳です。
もちろん
別に放置したって自分は構いません。
その辺りも日本人みんなが決めればいい話で
ま、でも金かけるんならオリンピックの前に話だけでも
作っておかないとねと言う話です。
恐らくその辺り検証する暇も十分はないでしょうし
検証したってどうせワーワーギャーギャーな人はいますし
証明しろってうるさい人もいるかもしれません。
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■こうして欲しいなあこうなったらいいなあ、と言う思いはありますが
極論は自分は知ったこっちゃないんです。
もちろんできうる限り良くなって欲しいと思います。
そもそも部外者じゃなきゃこんなブログ書けないですし…ね。