←落書きのような?
プルームモデル
■これは
福島モデルの仮説形成です。
水素爆発は複数あるため、汚染の「腕」は複数あります
東海、茨城モデルもありますが、こちらのデータは若干拡散していて、
検出値も福島ほど露骨ではなく
(但し、福島は半減期の短いヨウ素中心なので値の下落が順調の為、論議の余地があるのです)、
風評被害も考え、モデル化はしていません。ご了承下さい。
また、仮説のため責任は持てません。汚染数字、汚染予測数字はSPEEDI、を中心に考えました。
■この歪な帯状の汚染はいったいどのように発生したのでしょうか。
これらは
水素爆発ごとに、帯状の腕を伸ばすように発生しました。
何れ色々な検討が為されると思いますが、まずは自ら検討を行う事と致しました。
流体力学は熟知していないので(気象は若干分かる)仮設レベルです。
■放射能プルームは如何に発生したか
水素爆発で誕生したプルームは相当の熱エネルギーがあります。
本来は重く漂うものですが、崩壊熱も加わって、爆発の影響で上空に浮き上がります。
元々の空気としての密度が全く違うために
少しでも冷えて凝結すれば、
温度差も、密度差も大きく外気とあまり混ざらないと考えられます。
水蒸気と共に上空に上がり、凝結によって放射能雲になりますが、
中はミストのままだと想像します。
いうなれば、
外側に殻を持つと言えるかもしれません
■仮説
プルームは上空に上がり、やがて北西の季節風に接触し、上昇が止まります。
全体としては、
風向きにより対流と回転を伴うと想像されます。
温度が高く、さまざまな凝集核を持つ為、密度が周りの空気とは大きく異なる為、
拡散しづらい存在と考えられます。
一部は
風によって小さくちぎられて拡散し風下の広範囲に汚染帯ができました。
但し、温度差が大きく、質量も大きいため渦を巻きながらで、積雲の様に流されていきます。
■仮説2
ダウンバーストはご存知でしょうか、積乱雲が発達した情況で、換気が入り込む事によって
一部の空気隗が落下を始める現象です。
今回は風上の部分に寒気が入り込み、プルームの一部を下降させる事により分離しました。
(派生プルームの発生)
派生プルームは熱エネルギーと強い凝集力を持つため、
地上に落ちきる事は無く、内部の熱エネルギーによって風船のように漂いだします。
派生プルームは、当時地上に吹いていた風に乗り山に向かって
ゆっくりと転がるように移動を開始しました。
■仮説3
当時は南東の風が地上上空では吹いていました。(上空のジェット気流ではなく)
派生プルームは阿武隈山地に当たります(発電所より20km)
そこで上昇し、山に当たった際に多くの放射性物質を放散しました。
更に、転がるように北西になめてゆきます、そして福島盆地で大部分は霧散し
福島盆地に20マイクロ/Hの放射能汚染を引き起こしています。
ヨウ素が中心なので、既に5マイクロまで低下しています。
■課題、こんなに直線的に動くものなのか?
派生プルームは果たして一つだったのか?
(今のところは派生プルームは一つではと考えている)
プルームは浮いたり沈んだりを繰り返しながら低空を舐めるように進む?
■SPEEDI,汚染範囲
■空気の上昇と雲の発生
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/dannetsuassyukutokumonohassei.htm
■アメリカ軍の測定した汚染範囲
■ダウンバースト概念図
■派生プルーム発生後の鉛直方向の移動の仕方の参考にした絵
■チェルノブイリの汚染
Posted at 2011/03/25 20:06:03 | |
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