2012年10月29日
【権力闘争】温家宝の引き摺り下ろしが影響するかどうかを考えてみたい
の続きです。
■
温家宝氏の立場が弱くなったのは、
尖閣問題が原因です。
と言うのも、この時に
レアアースという
「切り札をちらつかせざるを得なかった」
為日本が学習してしまったからです。
SENGOKU38氏が、映像を流出させた事で
レアアースを脅しに
尖閣をほぼ手中に入れる計画が
狂ってしまった上に、
切り札を使わざるを得なくなった。
しかも矢面に立たされた
■
実はあの映像流出にはものすごい意味合いがあった訳です。
お決まりの日本が一方的な譲歩で
握手の筈が引けなくなって、
しかも民主党≒売国奴のイメージがほぼ確実に
印象付けられました。
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■恐るべきは温家宝氏、しかし、必殺の手が空振りに終わった為に
彼の政治基盤は急速に揺らぎだしました。
その影響は、経済投資に及び、
日本の必死(馬鹿とも…)ともいえる経済投資に関らず、
投資は減退し、さらに「尖閣の国有化」で
どういう意図で国有化しようとも、
「日本国」の物になってしまった訳です。
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■さて、中国を潰そうとすればどうすればいいでしょうか?
日本の資本を接収して合弁会社を中国系にする。
この事が一番の脅威論になります。
今なら、中国系となった日本現地企業は
独力ではまだ生きていけないので、
損をするのは日本企業だけです。
ここにアメリカが温家宝を追い落として、
強硬派を相手にしても問題ない理由がある訳です。
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■一方で中国において日本は
絶対的な「マイナスブランド」になりました。
もうこれは仕方ない^^;何をやっても無駄ですし、
今後「現地法人の反乱、独立」が頻発しますが
まあチャイナリスクとはそういう物なので
■戦略的には待てば待つ程、状況は悪化しますので
今のうち喧嘩をしておくに限ります。
そこでTPP的、金融支配の餌をアメリカにちらつかせつつ
どうやってアメリカを御して行くかがカギになります。
東南アジア戦略に移行しつつ、中国を縮減し
物作りを徹底して再構築する。
為替を下げる為に、財政危機を装い、インフレターゲットを設定する。
と言う月並みな方法しかない訳で、
やるなら今な訳です。
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■あとはその、「えいやあ、なるようになれ」を誰の元でするか
と言うだけの話です。
間違っても
「経済ド音痴」の橋下には
その資格はないようですし
それ以前の話も見え隠れしますが…
安倍さんにセンスがあるかも疑わしいのですが、
変化とは浮き沈みですから、
売国奴だけは入れてはいけない物です。
要はあんまり期待率の高くないギャンブルな訳で
朝鮮イカサマチンチロリンなんてごめんですよね?
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極論を言うと、洞爺丸の状況は今の日本の状況に
よく似てます。中国はもう一度、為替が高くなる事で金融的な
力を増すのは確実な訳です。
明らかにターゲットが日本である以上
港でテケミしても沈む訳ですよ^^;
蛮勇であろうと、今出航できると言うのなら出航すべきで
多分出航しないで…沈むんでしょうけど
何であの時、と言いたくないから書いとく(苦笑)
2012年10月26日
閉塞低気圧の「疑似眼」のお話とギャンブラー論
今の日本は疑似眼を待っているだけに見えます。
どうしよう、疑似眼の内に
自分だけ逃げると言う手もないではないですが…
人間そう器用には生きられない物です…
■いずれにしても温家宝後の経済運営がどのようになるのか?
そこは、歴史においてちょっとした転機になる可能性もあります。
さて、どうなりますやら…。
Posted at 2012/10/30 18:25:32 | |
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