ここのところブログの更新が停まっていたのだが、本業/副業が猛烈に忙しくなってしまった事と、新たな工作の素材を物色していたからだったりする。
以前に予告していた、各ユニットの制御情報などを表示する計画。
センターメーターであるシエンタは普通のクルマならメーターがあるハンドル奥の部分が単なる化粧パネルになっている。
そこに電光系の表示ユニットを埋め込んで、各ユニットが現在制御している内容を表示すると共に、個人的に非常に不満があるウィンカー表示灯も移設しようという計画だ。
自作スカッフプレートイルミネーションでやった感光基板による浮き文字電飾を応用して、ウォーニングランプっぽい表示をしようと企んでいた。
ちょうどエスティマやラウムなどのセンターメーター車に装備されるテルテールランプみたいなモノだ。
そんなワケで感光基板にPCでデザインしたマークでエッチングして、いよいよLEDバックライトの作業をやりかけていた。
そんな時に別件で見に行ったサイトで小型のキャラクタ型液晶ユニットを見かけた。
青地に白文字の反転液晶で16文字/4行のユニットが\950。
数年前に必要に迫られて16/2サイズの緑液晶を制御した事はあったが、これほど安くなっていたとは知らずに驚くと同時に、コレを使えば情報の自由度が増すと考えた。
善は急げとばかりに2個発注したのだが、付いてきた仕様書がいまいちショボくて難儀した。
制御用のテスト基板を製作して、PICマイコンのプログラムを書き換えながら半分手探り状態で制御の試行錯誤。
やっと自在に文字を表示できるようになったので、オープニング画面表示までプログラムした。
各ユニットの制御内容(HIDレベリング制御・R連動ミラーダウン・フォグ減光・コンライト制御)に加え、走行中のドアオープンやパーキングブレーキ引き摺りなどの警告も表示させたい。
メインはコンライト制御のステータス表示なので、コンライト制御と液晶制御を統合する事にし、改めて基板の設計をやってみた。
コンライトは都合3回目の設計し直しである(笑)
40ピンマイコンのPIC16F874を使用して液晶とコンライト制御、各ユニットからの制御信号検出、さらに液晶基板上の抵抗をキャンセルして液晶バックライトLEDの定電流供給とPWM制御も行う仕様。
今回は基板もテストプログラムも一発で決まったから気分がいい。
どうせ隠れた不具合は出てくるのだろうが…
写真は電源投入後に表示されるオープニング画面で、PWM制御で50%の明るさになっている状態。
モザイク部分は自分の名前が表示されている、お約束仕様。
まだまだコレからテストとプログラム更新の嵐が待っているので、いつになったら完成するのか不明。
副業は8月辺りまで忙しい様子なので、秋までに完成したらいいかな、とか思ったり。
Posted at 2011/05/23 04:25:01 | |
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