全ての設置作業を終えて、改めて電源を入れて初期設定をキチンとやり直して作業完了。
チューナー側の画面設定はノーマルのまま、ナビの外部入力(VTRモード)画面設定で「ワイド1」にすればキチンとフル画面表示になった(はず)
せっかくデジタル放送に変わっても、チューナーからはNTSC規格のアナログ信号で出力されるワケで、しかも古いナビの液晶画面で表示となれば画質は期待できるモノではない。
と、思っていたのだが、予想に反してエッジの効いたメリハリのある「液晶らしい」鮮明な映像になったのには驚かされた。
WVGAを始めとする最近の高精細・高解像度な液晶を積んだナビなどとは比較になんないのだが、それでも古いナビの画面が生まれ変わったと感じるほどの画質変化は気持ち良いモンだ。
液晶の画素数が多くないからこそのメリットもある。
高精細・高解像度な液晶と比べて、受信感度が悪くてワンセグに切り替わっても画質劣化の違和感が少ないのだ(笑)
フルセグではソコソコ、ワンセグでもマアマア、可も無く不可も無い自分の写し身の様な画質だ。
運転中はどちらかと言えば画質の変化より音質の変化の方が顕著なので、そちらで気が付く。
切替え時は2・3秒ほど映像/音声が停止して切り替わるがイラっとはしない程度。
奈良市内は盆地で高層建築物も少ない地理的環境にあり、アンテナ分散の効果と相まっているのか、走り回ってみてもほとんどワンセグ画面を見かけない。
これで20000円強ならばコストパフォーマンスは相当に良いと思える。
最後に悩んだのがリモコン置き場と受信機設置場所。
運転中操作や助手席からのアクセスなどをイメージしてシミュレーションすると、どうしてもコンソール周辺になる。
他の操作の邪魔にならず、簡単に手が届いて、慣れれば見なくても扱える…
結果、受信機はコンソール最下段にマジックテープで固定した。
左手でリモコンを持ってアームレストに腕を置いたまま真っ直ぐ向けるとこの辺りになるからだ。
整備性が悪くなるのは嫌なので両面テープでは無く、マジックテープ留めとした。
更に悩んだのはリモコン置き場だったが、消去法でシフトゲートの空きスペースにマジックテープ留め。
このサイズで上述の条件を満たすのはココしか無かったからだ。
しかしながら使ってみると意外に使用感は良いので、あながち間違ってはいないと思う。
コストパフォーマンスが良いのは確かなんだが、この地デジチューナーで唯一残念なのはリモコンのボタン配置ぐらいだろうか。
ブラインド操作をするには、せめてチャンネルアップ/ダウンのボタンぐらいは大きく/触って判る配置にして欲しい。
また、メニュー操作を行う十字キー&決定キーのそばに「戻る」ボタンを配置して欲しかった。
とにもかくにも地デジ化は完了、悩ましいカウントダウンスーパーも出なくなったし、ワイド液晶一杯に表示される画面は綺麗だし、音質も向上して聞き取り易いし、満足度は高い。
あとはチャンネル変えたい時に液晶をタッチするクセを治すだけである。
ちなみに本番用の予備フィルムアンテナが届いたら、さらに場所を吟味して貼り直す予定。
今度はアンテナアンプの向きを間違わない様にせねば…
Posted at 2011/07/16 11:45:57 | |
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