バブルの時代がやってくる？

　今朝の朝刊に、「超小型車の普及へ国が認定制度」という記事を見付けた。
　要約すると、「原付と軽自動車の間に新しくカテゴリ追加して、現代版バブルカーの開発と普及に乗り出すよ！」という事らしい。
　WW2後の欧州（特に英国）で普及したバブルカーは総力戦で疲弊し（ガソリン価格高騰も重なっ）て普通乗用車の運用も困難になった大衆と戦争終結によりヒコーキ以外の分野にも進出しないと普通に食べていけなくなった航空機メーカーとの間に誕生したといういきさつがあるが、今回国が目指す超小型車というのは公共交通機関では採算が合わない地方在住の高齢者や自転車だけじゃ不安だけど普通自動車を運用するまでじゃないよねな都市住民をターゲットにしたシティコミューター的な存在らしい。
　一歩間違えると介護用品の見本市会場をエンジン付シルバーカーが駆け回る事になりかねない、非常に危険な計画だ。
　だが、既存のカテゴリと同等或いはそれ以上の安全性能を確保した上で走りも楽しめるクルマの開発に繋げられれば、世界中（特に英国）に根強いファンを持つバブルカーのように長く愛される存在を日本から世界（特にバブルカー大好きな英国）へ広げる事ができる。
　そうすれば地方の高齢者や都市住民に加えて自動車産業、更には日本のものづくりに携わる人々も笑顔にできるではないか。
　カーメーカー各社には超小型車をお披露目する場として是非ともモーターショーを選んで欲しい。
　バブルカーも愛する者としての願いはそれだけだ(-ω-*)


　本日の走行距離：19.8km
　欲を言えば：例の車重500kgの3輪車を新設カテゴリに入れて欲しいけど・・・無理だろうな(-ω-；)