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ここまでの2年間、SHフォレスターに乗ってきて、ことあるごとに気になっていた部分。
それは、GFインプにあってSHフォレにない、「ダイレクト感」でした。

特に、ワインディングやカーブの多い高速道路を走っているときの、コーナリング。ハンドルの切れ角に対する車の挙動(反応と動きの遅れ)がどうしても気になり、安心して、或いは楽しんで走ることができないなあという想いがだんだんと膨らんでいました。

カテゴリーが違う車なので、じきに慣れるだろうとも思っていたのですが、むしろ色々な路面コンディションで走れば走るほど、なんとかしたいという気持ちは強くなっていき…。

サスペンションを替えられれば、間違いないのですが、なにしろ額が額だけに、当面無理。そこで真っ先に目を付けたのが、STIのフレキシブルタワーバーでした。その効果は、あちこちでポジティブに書かれており、対費用効果に関しては絶賛の嵐！

それからこつこつと資金を貯め、そろそろかなあと思っていた矢先、ディーラーで特別キャンペーンがあり、STIパーツが20%割引で買えることを知り、オーダーを決心！
維持費以外になかなか資金を注入する事が難しい状況の私にとっては、まさに渡りに船でした。

先週末注文していたパーツを、昨日受け取りに行き、自宅で早速取り付け。
タワーバーは、大学時代の友人が取り付けるのを何度か手伝ったりしていたこともあり、諸先輩方のレビューも参考に、10分ほどで作業完了。




早速効果のほどを確かめにまずは通勤路を走ってみます。
まず感じたのは、ステアリングフィールがしっかりしたこと。それだけで思わずニンマリしてしまいました。
幹線道路をただ真っ直ぐ走っている分には、あまり違いは感じられません。
しかし、裏道のちょっとしたS字コーナーや、右左折では、効果は歴然！一言で言うと、とても「リニア」なフィールになりました。今まであった、ロールによる、ハンドル操作へのほんの少しの応答遅れが、ほぼ無くなったのです。

この感覚は、その後ひさしぶりに行ったT山の中高速ワインディングでさらにはっきりしました。
求めていた、「操作に対するダイレクト感」(リニアリティ)が劇的に改善しています。高低差のあるコーナーリングも、今までのような不安感無しに、積極的に楽しむことができるようになりました。同時に、ペター(ソルベルグ)が言っていた、ブレーキフィールの改善も、徐々に感じられるようになりました。
http://www.sti.jp/flexible_tower_bar/#/movie


副次的な効果として、ワインディングを走っているときに感じていた(以前のエントリーでも書いた)、いわゆるターボラグ問題も、ほぼ無くなりました。これは、コーナリングスピードが高くなったことで、立ち上がり時のエンジン回転数が以前よりも高い状態で保たれるようになったためと考えられます。これも、嬉しい効果でした！

これで一番弱い部分は、オールテレインなタイヤということに(早速鳴きが増えました…)。次に入れ替えるときは、標準的なロードタイヤか、コスパの優れたスポーツ系タイヤにしようと考えています。そのときこそ、理想型に近いバランスになりそうな予感。

とはいえ、しばらくは、この待ちに待っていたポジティブな変化を楽しもうと思います。



追記: 北海道旅行記(後半)は、この後引き続きアップすべく、準備中です…;^_^A