2015 Ｊｏｙ耐　その1

日々の忙しさに振り回されていると、あっと言う間に7時間耐久の日を迎えました。
今回はメガーヌで2度目のレースとなります。
前回は3月の2時間でしたが、今回は真夏の7時間ですから、
人も車も負荷は相当に大きくなります。

土曜日は午前中に1時間の走行枠があり、この時間を私はフルに使って
久々のメガーヌに慣れる事、燃費走行の復習、予選アタックの練習と、3つのテーマを持って臨みます。
処がいきなり、チョットしたマネージメントミスから時間を失います。
そして、無事コースインすると、今度は車がおかしいのです。
5千から上が回りたがりません。息継ぎをするようにシェイクするメガーヌ。
そんな状況ですから、アタックモードで走っても、タイムは悲惨な数字。
一旦ピットに戻り、車をチェックするものの、原因はすぐにつかめず、
取り敢えず燃費走行に切り替えて走ってみます。
燃費走行では回転を5千までしか使いませんので、
その上が回りたがらなくても、問題ないと思われます。
しかし、タイムはやっぱり振るいません。
いきなりチームに暗雲が漂い始めます。

予選想定タイムからは7～8秒悪く、本番の燃費走りも同様に悪い。
これでは勝負になりませんが、今できる事を考えベストを尽くすだけでする
トラブルの原因はナカナカつかめず、ドナーとなるメガーヌを取りに行ったり、
プラグチェックや、コンピューターチェックを掛けていきますが、
何もヒットしてくれません。
そして午後からの予選が始まってしまいました。
ＡドライバーのＫさんのアタックは私が午前中に出したタイムと同じくらい。
エンジンはちっとも言うことを聞いてくれません。
折角ニュータイヤを投入しても、その効果を生かせないエンジン。
そして私が乗るＢドライバの予選が始まります。
もうエンジンは回復しないのならば、タイヤを中古に履き替え、
燃費走行と同様に５千までしか使わないけれど、
その中でのフルアタックを敢行することに。
タイヤももうボロボロなので、耐久的タイヤにやさしい運転は捨てます。
すると、タイムは少しずつ好転していき、想定タイムの４秒落ちまで来ました。
そして、コントロールラインを通過残り時間は１分を切っている。
ラストアタックの１コーナー、ブレーキを遅らせカットイン
ドーンという衝撃で車が弾かれます、、、、、、
他車との接触。最低のアクシデントです。

私は好転したタイムと残り１分の電光掲示に気を取られ、ミラーチェックが抜けた。
そのイン側に、同じようにラストアタックに入る車が飛び込んできた。
逃げられる訳も無く、サイド同士で接触。
相手のチームドライバーにも迷惑を掛け、
自分のチームにも、ただでさえエンジントラブルでメカニックは大変なのに、
余計な仕事を増やしてしまう。加えてチームの士気もネガティブに下がっていく。
これではどんなに良いタイムを出しても、全く意味がありません。
ホントに最低のドライビングをしてしまいました。
申し訳ないし、情けない、、、、、、

幸い相手のドライバーにも、自分にもけがはなく、
車のダメージは走行には大きな影響を与える物では無かったのが
救いと言えば救いでした。