2ヶ月ぶりの書き込みです。 今朝の日経新聞の社会面で、ドイツでは30年以上のクラッシックカー(オールドタイマー)は、減税などの優遇措置を受けられ、2011年末でこのような優遇措置を受けている車は20万8千台に昇と報じられています。この税制優遇制度はドイツ政府が97年に導入した制度で、その目的は、主力産業の伝統と価値を次世代に受け継ぐためだそうです。具体的に優遇装置は、自動車税の減税、保険料の減免、排ガス浄化装置の装着免除などだそうです。同じような施策がアメリカの一部の週にもあったように記憶しています。日本においても自動車は、主力産業の一つだと思うのですが、このような施策は全くないような状態です。それどころか、グリーン税制とかで登録後13年経過した車は、10%プラスの自動車税を納付しなくてはいけないことになっています。国自体がグリーン化の大義名分において、新車への乗り換えをどんどんと後押しをしているようです。車などのような耐久消費財を、十数年で乗り換え促進を図るような国って、ほかにある?「もったいない」はどこに行ったの?十数年で全く問題のない車を廃車にするのがもっともったいないし、グリーン化というかsave energyという面から、本当にこれで良いのか?と思います。いわゆる日本にオールドカーがどれくらいあるのかわかりませんが、それらが排出するCO2等排気ガスの影響はどの程度?それよりも生産してはすぐ捨てることによる資源の無駄遣いが問題ではないでしょうか。我々日本人も何事においても、もう少し大人の仲間入りをしないといけないのでは。