A/Cコンプレッサー交換

C4ピカソ（現在休車中）　A/Cコンプレッサー交換

昨年の10月にエンジンからの異音のため一時抹消登録したC4ピカソですが、306もイマイチ調子が上がらずでしたので、ようやく重い腰を上げ修理に取り掛かります。７月初旬には路上復帰させようと思います。
2016/06/17追記
本日から８ヶ月ぶりに路上復帰しました。

さて、盛大なエンジンからのガラガラ音はコンプレッサー内部から・・。マグネットクラッチが無いデンソー製容量可変型コンプレッサーのためベアリング異音はシャフトシールを壊し更に内部崩壊（汗）そっくりとASSY交換です。新品はディーラー様からですと￥115,000で、リビルトだと￥45,000・・・。C4ピカソで中古を探すもヒット無し。エンジンが５F0４または５F02でも補機類は同じです。兄弟車まで検索を広げ、308の５F02エンジンのコンプレッサーを中古で入手出来ました。

交換作業自体は簡単です。
①ドライブベルトのテンショナーを開放する。

②配線、配管を外す。
③Oリングを交換する。交換前にはコンプレッサーオイルにOリングを浸しておく。
④コンプレッサー本体を入れ替えて配線、配管を締結する。
⑤ドライブベルトのテンショナーを戻す。

★今回はガス抜けしてしまっているので、HFC134aガスの回収は必要ありませんでした（地球さんごめんなさい）
⑥真空引きします。その後30分程度放置して漏れを確認します。

⑦漏れ無くOKでしたら、ガス入れ作業に入ります。
★コンプレッサーオイルは補充の必要あり。中古の入れ替えにつき規定量を入れる必要はないので、今回は缶入りオイルを補充します。小缶3缶で30ml補充です。
☆エンジンはまだ始動しません。
⑧コンプレッサーオイル小缶を繋ぎ、高圧側を開き吸わせます。小缶は逆さまです。３缶続けて作業。
⑨今度はHFC134aガスを繋いで低圧側を開きます。この時は逆さまにしてはいけません。
⑩１缶入れた所でエンジン始動。続けて２缶目、３缶目と注入します。
⑪ガス総量675g±25gとなった所で終了です。ツインエアコンの為、ガス量多いです。

車内には冷たい風が復活、何よりエンジンが普通の音で回っています。ディーラー作業で20万円のところ、追加で買った真空ポンプ代を含めて3万強で修理完了です。
とは言っても、電装屋さんではありません。ごく普通の一般家庭です。