本日はお天気も良く、先日故障したエボごんを分解してみることにしました。
兄とそのお仲間達で絶賛開拓中という「秘密基地」にて作業を行いました。
秘密基地・・・、とはいっても車を置くスペースは屋外なので、日光と花粉を一杯浴びながらの作業となりました(笑)
まずは、邪魔なモンを外します。
アンダーカバー
バンパー
バッテリー
エアクリ
インタークーラー ←これは外さんでもよかった
ラジエータ
そうーすると、目的のものが見えてきました。
なんとこの車のATのオイルパンは横(正面側)についているんですね!
普通は下側だと思うんですが・・・、面白いですね。
でも、これはこれで好都合。
わざわざジャッキアップしなくてもアクセスが出来ます。
アクセス・・・・
そうです、アクセスしちゃうんです!
今回の分解作業のメニューは・・・
バルブボディーの摘出、及び清掃!
良い子は絶対真似しちゃだめですよ~、まして青空の下でなんて(笑)
まー、半分ダメ元なんで、直ったら直ったでラッキー的なノリで作業を行いました。
今日は若干風が吹いていたので(と言うか周りに遮蔽物が無い^^;)、ビニールシートで囲いながら作業しました。
作業と言っても、私はATの知識はさっぱりなので、機械弄りのプロである兄にすべてやってもらいましたf(^^;
オイルパンを切開して臓物(バルブボディー)を摘出するまでは時間との勝負なので(埃の影響)、写真を撮っている暇はなく・・・・
約30分後・・・
摘出完了!
ひょー!すげー!!
こんなの写真でしか見たことなかったよ!←テンションMAX
アリの巣みたいですね(笑)
整備書を見ながらバルブを一つ一つバラシて状態をチェックします。
今回の作業で判明したことは以下です。
・ATFが異常に汚い
ATFの新油は真赤な色をしており、よっぽど汚れていてもどす黒い赤になるはずなんですが・・・、出てきたオイルは茶色に近いドロドロな感じでした。
仕事柄色々な状態のATFを見ていますが、経験上恐らくこれは水分が多量に入ってる感じです。
ATFやCVTFにLLC等の水分が混ざると白濁したどろっとした塊みたいのが出来るんですが、それに似た状況を確認しました。
後は、クラッチのカス?みたいなものもあり、多分クラッチも相当やられているのではないかと・・・
前回13万キロの時にATFを6L交換しましたが、交換後若干クリープが弱くなったのと、加速にもたつきが出たことからも、クラッチが減っていることを確認してました。
一般的にクラッチが減ったATは、ATF内に含まれるスラッジやクラッチなどのカスによる「ザラザラ」成分のおかげで、クラッチの締結が助けられているので、ATFを変えて綺麗にしてしまうと、かえって滑りを加速させてしまうのです。
なので、前回交換後の感じからもうATFは替えない方が良いな~と思っていたら、このざまですorz
一番怪しいのはラジエータなので、来週はラジエータの漏れも確認してみることにします。
・バルブ摺動部のキズ
今回すべてのバルブを外してチェックしたところ、一部のバルブの摺動部にスラッジを噛んだとみられる傷がありました。また、動きの悪い物もあったので、もしかしたらこれも原因の一つではないかと睨んでいます。
以上が本日の成果です。
感覚的には、バルブボディーを清掃してATFを総取っ換えすれば、取り合えずは動くのかな?って感じでした。
いや~、ホント、兄には感謝ですm(__)m
そして、こぼれ話。
作業中はエボ10乗りの方も応援に駆け付けていただきました。
作業場はプチ・エボミーティング状態(笑)
しかもこのエボ10、ファイナルエディションです!!
いいな!!いいな~~♪
そしてその後、もっとサプライズな車が・・・
モノホンの牛さんです!
しかも、乗っちゃったし(笑)
私も普段、スーパー(へ買い物に行く)カーに乗っていますが・・・、
このスーパー(超絶)カーは、とても同じ「車」とは思えませんでした。
いや~、良い経験させてもらいましたm(__)m
趣味に溢れかえった「秘密基地」。
最高の場所に出会えた一日でもありました。
Posted at 2017/03/21 00:05:01 | |
トラックバック(0) | 日記