基準車高に合わせて、ボルトを締めてみた→完璧にはできなかったけど、方向性はいい感じ!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
プジョーのサービスマニュアルには、
足まわりの調整・脱着を行うときは、基準車高にあわせなさい。
という項目があります。
ん? と。
一般的に言われているのは「1G」締め込みですが、
というか私もそれが一番確実だと思っていたんですが、
サービスマニュアルにある車高の数値は
ジャッキアップポイントが前後とも133mm(SWで15インチタイヤの場合)と。
で、うちのプジョー君を測ると1G状態でフロントはだいたい140mm
リヤはなんと170mm!!??
めっちゃ下げないといけません。基準車高。
サービスマニュアルには丁寧に車高の下げ方、専用のSSTも載っています。
が、4柱リフトとサブメンバーにひっかけて下に無理矢理引っ張るようなツール。
個人のDIYではムリっくす。(´。`)
なので、なんとかできないかなぁ。
と考えていたところ。
ベアリング交換のために足まわりをバラバラにしてたときに
ひらめきました!
トーションバーを入れる前にアームだけ基準車高っぽい位置にして、ブッシュ類を締め込めばいんじゃね??
と。
コンプライアンスの影響は加味できないやり方ですが、
「基準車高」なるものの効果を見るにはいいかな。と。
2
こんな感じでジャッキ&ジャッキw
すげーあぶないです。すげー緊張の作業。
しかも路面傾斜してるし。あわわ。。。
3
「基準車高」程度と思われる位置だと、
バンプストッパーまであとわずか。
なんせ1Gより40mmもバンプした位置だし。。。
なんじゃこりゃ。
4
で、何とか締める。。。締めようとしたものの。
高さがたりず、トルクレンチがはいらず、力も入らず(ToT)
ダンパー、ダイアゴナルタイビームがブッシュの影響がでそうなところ。
で、ダンパーのボルト締め付けトルクが上70Nmなのに、
下は150Nm!!?
マジムリでした。。。
で、中途半端に締め付けて、ジャッキアップしてトルクをかけ直したので、うまくねらい通り締め付けられてないかも?
という感じにしかできませんでした。。。orz
5
で、接地させてみたところ、
当たり前だけど、車高が下がりました。
6
左右で少し差がある(´。`)
なんてこった。やっぱうまく締め切れてなかったかな?
今回、トーションビームに関しても少し車高が上がるように
はめてみました。なのにこんだけ下がる。
う~ん、これは影響大きいかも?
で、走ってみたところ。。。
これ、イイかもです。
リヤの乗り心地が悪くなっていた現象は、
・左右に細かく揺れる
・突き上げの最初が少し強い
・大きい突き上げには車高が下がる、腰砕けになったように感じる
だったのが、かなり改善しました!
この「基準車高」かなり大事なんじゃね??
と。ここからは妄想ですが。。。
1G状態でブッシュを縮む方向にプリロードかけることで、
縮みやすい状態を作り出しているのかな?と。
実際、ダンパー単体は、ヒトの力では長さが変わらないくらい堅かった。
これ、スプリング入ってんじゃね?ってくらいw
このプリロードとダンパーの反力がもろもろ釣り合った状態がプジョーの「1G」
で、この押しつけ合う力と、摩擦のないリンク機構
ってのがとても動きやすく、力のバランスがちょっと変わっただけですぐ動く、でもガタはないという感じになるのでは?と思いました。
これは、もう少し厳密に合わせられるようにジャッキアップ方法を改良して、また再挑戦してみたいと思いました。
てか、ディーラーもこれ、やるべきだろ。
今日はここまで!
にしても、疲れた~( ^o^)ノ
でも、すげー楽しかったです。
7
プジョーのサスペンションはとても勉強になりますねぇ。。。
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