11月は特に活動もなく、ただ真面目に淡々とお仕事をしていた(笑)のですが、
先日、ちょっとお休みできそうな日がありましたので、以前から気になっていた日産ヘリテージコレクションに行ってきました。
日産ヘリテージコレクションは、僕が住んでいる横浜市の隣に位置する座間市の日産工場の中にあります。距離にして自宅から10数km、
こんなに近くだけど、むしろ近いほど足を運ばないという、謎😀
予約が必要のない日もあるようですが、基本的には事前に
「日産ヘリテージコレクション見学のご案内」から予約します。
見学時間は午前・午後各2時間、定員は40人くらいだそうです。
入場料は無料。
僕が見学に行った日は平日だったのですが、やはり40人くらいだったと思います。
このくらいの人数ならば、好きなクルマをじっくり見ることができます。
中に入ると、古いクルマは1930年代のクルマから現在に至るまでの日産の名車たちのほか、モータースポーツで優秀な成績を収めたクルマが所狭しと勢揃いしています、
まさに圧巻!
しかもココにある車両の約70%は走行可能な状態を維持しており、クルマの心臓であるエンジンもいつでもかかる状態に整備しているそうです。
約2時間の見学時間ですが、スカイライン、Z、シルビア、レパード等々、魅力的なクルマたちがじっくり楽しませてくれます。
とてもとても全てを紹介できないことは事前に想定済みでしたので、あちこち目移りしないようテーマを決めて挑みました、
今回のテーマは2つのフェアレディZです😀
まずは1つ目、280ZのTバールーフです。
このZは280Zに、手軽に開放感が楽しめる日本初の「Tバールーフ」(別名Tトップ)を装備したクルマです。
フルオープンより格段にボディの剛性を高めることができるので、厳しい衝突安全基準にも適応できる、ということだと思います。
かっこいいなぁ😀
1982年製ということは、僕が中学生の頃ですね。松田聖子や中森明菜、オフコース、
デビッド・ボウイ、
ジャーニー、
シカゴ…
マッチが
貝殻をつける前の武田久美子をCBX400Fインテグラのタンデムシートに乗せてブイブイさせていたり、薬師丸ひろ子がセーラー服を着たまま機関銃をぶっ放し
「快感❤️」と呟くという、そんな時代ですよ(笑)
いつかこんなクルマに乗れるといいなぁと、あの頃の憧れのクルマでしたし、今でもとっても魅力的ですが、維持する知識も技術も財力もありません、残念ながら(-.-;)
もう一つ、お目当のZは「ダットサン240Z」です。
特に日産のラリーが好きなわけでもなく詳しくもないのですが、この満身創痍といった趣のHLS30型「ダットサン240Z」が大好きです。
まるで途中でリタイアしたのかと勘違いをしてしまいそうですが、「1973年・第21回サファリ・ラリー優勝車」と紹介されています。
全長4115×全幅1630×全高1305mm
ホイールベース2305mm、トレッド前1355・後1345mm
車重1100kg。排気量2497cc・直列6気筒OHCエンジン「LR24」
最高出力220ps(162kW)/6800rpm
最大トルク25.5kg-m(250.1N・m)/5200rpm
サスペンション 前後ストラット
ブレーキ 前ベンチレーテッドディスク・後アルミフィン付きドラム
タイヤはFR70-14(ダンロップPW81)
だって。
ゼッケン1を操ったのは、シェカー・メッタとロフティ・ドリューズのお二人。
シェカー・メッタはバイオレットでも4連勝し、「ラリーの日産」の名声を世界的に高めた恩人とのこと。残念ながら2008年に他界されております。
今の日産をシェカー・メッタはどう思うのかな。
この状態で保存しようとしたセンスにも脱帽です、サファリ・ラリーはここまで過酷なのだと、むしろここまで戦わなければ勝てないのだと、この姿だからこそ説得力があります。
もちろんブルSSSやバイオレット、240RSシルビアもありましたよ!
またこの日は、ハコスカのエンジンを始動してくれるイベントもありました、
もう50年くらい昔のクルマですが、とても乗用車のエンジン音とは思えないほどのサウンドです(◎_◎;)
イベントの後も整備士さんは、熱心なファンに丁寧に説明していました。
たった2時間ほどの見学でしたが、十分満足することができました。
先にも記録した通り、フェアレディZだけでなく、シルビアやレパード、セドグロ、シーマ等々、新旧日産車が勢揃いしています。特にスカイラインが好きな方にはたまらないコレクションではないでしょうか。
(心なしか4ドアが多かったような気もしますが)
僕なんかは近いんだから、暇なときにちょくちょく遊びにくれば良いんですけどね、無料ですし😀
それから、ダットサンの名前の由来について教えてもらいました。(コアなファンの方には当たり前話かもしれませんが💦)
①「DAT』は、ダット自動車の前身「快進社」の出資者である田健二郎(D)、青山禄郎(A)、竹内明太郎(T)の頭文字を組み合わせたもの。
②その「快進社」で生産されたクルマは息子のようなもの、ということで『DAT SON(ダットソン)』という名前になり、
③のちに「SON』が『損』に聞こえるということから、SONではなく太陽の『SUN』に変更し、『DAT SUN(ダットサン)』となった、
とのことです。
あれ、今回は森高ネタに繋がらないや(笑)
展示されていたその他のクルマの一部を掲載しました↓😀
日産ヘリテージコレクション 番外編
Posted at 2019/11/28 18:36:15 | |
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