2012年06月12日
ちょー長期の出張から帰ってきた日曜日、久しぶりにチャリに乗ったら、
ちょっとブレーキの性能が落ちた気がして、
わたしの愛車なチャリのフロントのブレーキパッドを交換したった(`・ω・´)
でも、自転車のブレーキのパッドって、自動車のそれと似てるようで、
ぜんぜん違ってて、ちょっとおもしろい。
ブレーキのパッドの主な機能は、ブレーキローターとかに接触して、
摩擦力を発生させて、運動エネルギーを熱エネルギーに変換すること。
自動車も自転車もおなじ。
熱は、そのまま大気中に放出されるけど、この働きで、
自動車とかは走るエネルギーを失って、停止します(`・ω・´)
中学生でも知ってますっ!だねΣ(゚д゚lll)
だから、ブレーキのパッドは、
ブレーキローターとかに接触した時の力に耐えるだけの強度、
運動エネルギーを熱エネルギーに変換したときの熱に耐えられるだけの耐熱性、
温度が変化しても安定した摩擦力と耐摩耗性、
鳴きに対する性能が求められる、とても奥が深く難しい部品なんですヽ(´Д`;)ノ
ディスクタイプのブレーキ用の摩擦材の種類は、大きく分けると、
ノンスチール(NAO材)、ロースチール、セミメタがあって、
それぞれ特徴があるから、なにを使うかー?はクルマの特性とかで変わってくるけど、
日本国内の車だとノンスチール材、
欧州の車だとロースチール材を採用しているクルマが多いかな(`・∀・´)
ポルシェの911とか、ブレーキダストがひどいでしょ?
ちまみに、この摩擦材は、たくさんの種類の材料から作られています。
だって、複雑な要求性能を満たすことは、とても難しいからヽ(´Д`;)ノ
そんなたくさんの種類の材料を接着しているのは、
熱硬化性樹脂のフェノール樹脂です。
つまり、摩擦材はプラスチックの一種なんですよ?
だから、パッドは摩擦材であるプラスチックを
鉄板なバックプレートと張り合わせているので、バイメタルみたいな
特徴ていうか、特性をもってるんです。
ちなみに、摩擦材は体積の20%くらいが気孔で、
外部とつながっているんです。Σ(゚д゚;)
早朝にクルマを動かして、ブレーキを踏んだ時に効き具合がいつも以上だったり、
鳴いたりする現象がはっせいするけど、これはこの気孔のなかに
水分が吸収されて、摩擦係数が大きくなったことで、発生しているんです(||´Д`)o
でも、自転車のブレーキパッドは、どこまで考えて、設計されているのかな?
ここまで複雑なことは、考えていないとは思ってるんだけど。
そもそも、自転車にディスクタイプのブレーキを採用するうれしさって、
なんなのかな?
とりあえず、高校生でも知ってるわっ!って思われる内容かもしれないけど、
わたしが高校生の時は、知らなかったぞ(`・∀・´)
だって、わたしは、文系だもん。
でも、自転車をメンテナンスしたら、とても乗りやすくなったよん。
やっぱり自転車も定期的にメンテナンスしないと、だめだね(´・ω・`)
明日も出張だから、がんばるぞっ!
Posted at 2012/06/12 01:09:17 | |
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