MARK43 MARK43 1/43 シビック　タイプRユーロ　10M  

買うべし！

1/43の3社の内、最も似ているFN2ミニカーである。
また、唯一10年モデル（メッキグリル）を再現しており、09Mと10Mの全カラーが全てラインナップされている。

３Dスキャニングにより造形されているが、似てるのはスキャニングだから、と言うのみでは無いかと思う。
例えば、似ている一番の要因はヘッドライトなのだが、唯一実車と同じで下部の部分が黒く塗られている。
また、ヘッドライト、フォグランプ共に内部の造形が深く掘られており、決定的に印象が異なるのはこの部分の再現度の高さにある。

また、他の2社がグリルとヘッドライトの長さのバランスにおいてグリルが微妙に長い（と言っても0.何ミリの世界だが）と言う点も印象を良くしている。

リアはエブロと同じで熱線があるが、極細でエブロのようなやり過ぎ感は全くない。
また、エブロはテールランプレンズ内部の折り返しを表現してるがMARK43は表現していない。
ただ、スケール的には無くても良いかと両社を並べると感じる。

また、他の2社が酷いドアミラーも最も精度が高い。
他の2社は接着角度がおかしかったり、塗分けが酷かったり、また2社ともにミラーウインカー部の位置が致命的に高かった。

唯一、他の2メーカーと比べてフューエルリッドが立体的パーツではなく平面的なモールドのみのエッチングパーツとなっており、形状も本来実車は非対象形状なのだが対象形状になってしまっている。

ただ、他メーカーが折角立体形状でも取り付け角度を間違っている事を考えると、よく見ても分からない対象形状のほうがマシな気がしてしまう（笑）

他メーカーと異なる点を更に挙げるなら、ナンバープレートのロゴが「タイプRユーロ」になっているのはMARK４３だけである。
※他メーカーは「タイプR」のみ

細かい点だが、10Mの実車はダーククロームメッキという若干鈍い感じのメッキだが、MARK４３の10M仕様もシルバー色が落とされた落ち着いたメッキになっている。
むしろ実車よりもブラックメッキっぽくてカッコいいのでは（笑）というほどである。

また、カラーで言えばホイール色も他の2社の方が実車に近いのだが、こちらも実車よりも鈍い輝きでいい感じ（笑）