気になるコンパクト２車　試乗

次期ＦＸの候補となる気になるコンパクト２台に試乗しました。

　１台目はＶＷのＰＯＬＯ。ブルーＧＴです。

　昨年追加モデルとして登場した際には縁がなく試乗できませんでしたが、先月のマイチェンから１カ月で追加されましたので、近所のディーラーに訪問です。
特別外装色のブルーも深みのあるいい色合いです。１．４ターボの動力は十分です。加えて足回りもダンピングが効いてしっかりとしている上で、硬すぎず絶妙のバランスです。
ノーマルの１．２の絶対的なフラット感も魅力ですが、個人的にはこちらが好みです。

　２台目は新型デミオです。


　外装のデザインは文句なし。個性もあり存在感も強く、他社の国産コンパクトとは違うオーラをまとっています。上質という噂のホワイトカラーのレザー内装は実車ではいまひとつ感でした。サイドが柔らか過ぎてホールド性が薄く、包まれ感も希薄です。ボルボシートに慣れた身体には一体感を感じませんでした。
　走りの方は国産コンパクトもここまで来たかと思わせるほどの乗り味です。ニュートラルなハンドリングも好感が持てます。１．３Ｌエンジンも回すと若干ノイジーですが十分なパワーです。トータルではいい車です。ディーゼルを試乗してから最終評価をしたいと思います。

しかし、２台の試乗を終えて、マツダの渾身の力作を持って、ようやく今のＰＯＬＯに肩を並べた感がありました。ＰＯＬＯはモデル末期です。次のフルモデルチェンジでまた引き離される予感が・・・。