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惰眠のブログ一覧

2004年04月28日 イイね!

ホントは「非国民」って言いたかった

ホントは「非国民」って言いたかったもうなんだか、ずーっと車の話から離れ続けているのが自分でも不本意なのだけれど、それでもやっぱり黙っていられないのは、昨今の「この国のあり方」があまりにも神経に障るから。
 イラクにおける人質事件がきっかけになって、国の責任ある立場にいる人たちの口から、見識を疑いたくなるような台詞が後から後から出てくるのだから、まったく情けない限りだ。

 そもそも国政の長である内閣総理大臣やその補佐役である内閣官房長官からして知性や教養を疑わせる発言を連発しているのだから、その陣笠がオカシくても不思議ではないとも言えるのだが、それにしても先日の参議院決算委員会における自民党議員、柏村武昭氏の発言は、最早「見識」どころか「正気」を疑わずにはいられない内容だった。
 平たく言えば「これほど程度の低い時代錯誤な馬鹿は、ちょっとやそっと探したくらいじゃお目にかかれない」と思ったのだが。
 くどくどしく書くのもアホ臭いので要約するが「お国の決めたことに従わない『反日分子』を救うなんてムカツク」「国会審議が忙しいのに保護活動に手をとらせるなんて、業務妨害(彼は「公務執行妨害だ」と表現したのだが)と言うのが、自称・元ジャーナリストの柏村氏の主張ってことになる。

 うわぁ、すげえ…突っ込みどころ満点と言うか、突込みどころしかないよ、これ。
でもお笑いネタじゃないんだよな?突っ込んで欲しいのかなあ。
そう言えばこの自称・元ジャーナリスト議員、「お笑いマンガ道場」ってテレビ番組の司会をしていたっけ…。
あの頃からスベりまくってたけど、今回も現役アナ時代に取った杵柄を持ち出してスベってるのかなあ。
そう言えばテレビ番組の司会者って「ジャーナリスト」の仲間に入るのかね?
 なーんて具合に思考がどんどん横道に逸れるくらい、喋った内容に構ってやる気も起きないくらいの程度の低さだけれども、こんなんでも議員の身分を持っているわけだから、その「立場」に敬意を表して一応突っ込みを入れてやるのが有権者国民としての礼儀と言うものだろう。

 ってゆーかさー(ああ、もういきなり投げやりだ)国民は御国の決めたことに文句一つ言わずに従ってりゃいいっていうんならさあ、国会自体が要らないじゃんねー。
与野党が甲論乙駁したり政府方針に野党が噛み付くなんてのは反日的ってことになるんだし、だったら税金から莫大な経費支出して議会運営するなんて馬鹿馬鹿しい限りってことだよねえ。
ってことはあれだ。お役所だけありゃ充分だってことだ。
政府提出原案とかに反対したらイケナイってんなら、議会なんか存在させるべきじゃないもんな。
 それともあれか、選良たる我ら国会議員様が愚かな有権者国民一般を導いてやるから、選挙民どもは俺様たちが定めたところに何一つたがわず従っておればいいのだ、って意識でもあるのか。
あるのかもな。ぃよっ、あんたが大将!
 あとあれだ、お国の仕事っつーのは納税者一般からかき集めた銭コをどこにどのくらいばら撒くのか決めるのが一番大事で、自国民の保護救出なんてことをさせるのは妨害行為ってか。
いやぁ~、国家の最大の存在理由にして最も根幹的な仕事ってのは自国民の生命・財産の保護保証だと思っていたよ。年金だとかなんだとかってのは、そっから付帯的派生的に生まれてきた仕事だとばっかりね。
なんかもうさあ「春の交通安全キャンペーンを全署挙げて実施してる最中に殺人未遂事件の捜査をやらせるなんて、公務執行妨害だ!」とか言ってるのと同じじゃんねー。
 思想傾向がどっちに傾いてるとかそういうことじゃなくて、あまりにも頭悪すぎ。
ここまでアッタマワルイおっさんが国会議員してるなんて、こりゃあ国辱モンじゃねーの。
あー恥ずかしい。恥ずかしすぎて国際社会に顔向けできんわ。

 ところで、この大馬鹿発言を受けての小泉のコメントがふるってる。発言には気をつけないとね、と。
同じことを言うにしてももっと上手に別の言い回しをすればいいのにバカだねえって顔してた。たしかに小泉総理や福田官房長官は、元「言葉のプロフェッショナル」の柏村氏より言い回しが上手だった。所詮は畳水練しか経験したことのない柏村氏とでは役者が違うってことか。

 でもね、彼の頭のネジが飛んでたおかげで、かなり判りやすくなったこともある。
あの人質事件が起きた時、そしてその事後処理の時、政府与党がこぞって被害者3人を悪者にしたがったのか。
つまり、3人を責めたてる発言は、どんな風に飾り立て理屈立てしようとも、本質的には柏村氏が「率直に」吐露したのと同根の考えから出てきたものだってこと。
ただ柏村クンは思慮が足りなかったばっかりに、思ったままのことを、そのまま喋っちゃったってだけのこと。

 しかしま、時代が時代なら海外援助ボランティアの3人は「非国民」ってことに(柏村氏も本心ではそう呼びたかったんだろうが、なけなしの自制心で「反日分子」とするに留めたのだろう)なったんだろうし、国が国なら「反政府勢力」って呼び方されるんだろうな。すると海外ボランティアのNGOは「反政府組織」か。
 うーむ、人類愛に目覚めて(笑)紛争地帯で戦争被害者の救援活動すると、国家国民の敵にされちゃうのか、我が祖国では。SFアニメとかだったら「悪の帝国」ってところだな。
僕も「悪の帝国の臣民」なのかぁ。やだぞ、それは。
Posted at 2004/04/28 16:29:24 | コメント(1) | 事件・事故 | 日記
2004年04月20日 イイね!

まるであべこべ!!

まるであべこべ!!数年前、「一国平和主義」なる言葉が流行したことがある。
曰く、世界の平和のために日本の国も汗(と血)を流すべきだ、自国が平和であることに安住して危難に際している他国を放置すべきではない云々。日本が平和でさえあればいいというのは「平和ボケ」した「一国平和主義」で国際社会の笑いものになる云々。
 政治学なんぞを学生時代に齧っていたせいもあるのだが、インチキ臭い屁理屈だ、と僕は当時から不愉快に思っていた。
「国家」なるものの存在理由の最たるものは、その国に所属する人々の安全を確保することにあるわけで、寧ろ自国の平和さえ確保できるならば、他国のことなど知ったことではないことの方が国の方針としては「正しい」のである。
 他国の平和と安定のために自国(自国民)の平和が脅かされるような事態を招くなど、本末転倒も甚だしい話だ。

 他方、人としての「義(ただし)さ」という点では、たしかファセル・ベガのクーペに乗ったまま橋の欄干に激突して死んだフランスの文豪A.カミュの言葉だったと思うが「世界のどこかで虐げられている人がいるかと思うと、夜眠ることも出来ない」との言葉が端的に示すように、自らの危険や痛みを乗り越えてでも、危難に際した誰かを救おうとすることこそ素晴らしく、美しい。

 公と私とでは、求められるものが全く逆なのである。
今回、イラクで拘束された3邦人に対し、聞くに堪えないような誹謗中傷が浴びせ掛けられているが、なんと愚かなことなのだろう。
一国平和主義じゃいけないっていう国是があって、彼らはその国是を体現した「愛国者」の筈である。いったい、国際ボランティアをすることにまでお国から免許なりのお墨付きを拝受しなくちゃいけない国なのだろうか、日本は。
 公務員が業務で行う以外の海外支援活動を、私人が自らのリスクの上で行ってはいけないでも言うのだろうか。公務員の絶対数から言って、そんな規模の「国際貢献」で国際社会から笑いものにならないのだろうか?(いや、あの3人を糾弾している時点で既に笑いものにされつつあるのだが、そのことは置いておくとしよう)

 ニュースなど見ていると、外務省は邦人保護費用(の一部)を事件の被害者に請求する方針であるらしいし、あまつさえ渡航禁止について「より強制力のある制度」を検討している由伝わってくる。

馬っっっっっっ鹿じゃねーの!?

 やってることが、まるっきりあべこべである。政府がそういう愚かなことをして3人を責めたてる先棒など担ぐから、世の中の大馬鹿野郎どもが嫌がらせの電話をしたり雑誌メディアなんかでクソ下劣な誹謗中傷がまかり通るんだ。
 国の機能として果たさねばならぬ責任を果たすことを厭い、他人の責任をあげつらうことにばかり汲々とするとは、なんと卑しく見下げ果てたことであろうか。

 国としてやらなければならないこと、やるべきことはこうだ。
まず、3人をねぎらい顕彰する。国家機関では至らぬ細やかな支援活動をした国の誉れ、国際人として見習うべき人材であると位置付ける。
 その上で、海外の危険情報については十全なものを提供しましょう、要らざる危険や避け得るリスクを犯さぬよう民間の国際支援についてバックアップをしましょう、と。万が一にも不測の事態に巻き込まれるような邦人が出てしまった場合には、国の誇りにかけて、国の努めである万全の支援を講じます、と。
それが筋と言うものである。
 彼らのように(その政治・思想的背景はともかく)自らの危険を乗り越えてでも他国民のために力を尽くす人たちが輩出され、そういう人たちを国を挙げて支援することこそ「国際社会」から賞賛され尊敬される道であるだろうに。

 人質事件の解決で小泉総理の人気が再び上昇したと、これもまた今日のニュースでやっていた。まったく…政府も政治家もそろって愚劣だが、こんなにもどうしようもない内閣をどうして支持など出来るものか、いったい日本の国はどこまで堕ちていくのか暗澹たる気分で一杯になる。
Posted at 2004/04/20 12:43:25 | コメント(0) | 事件・事故 | 日記
2004年04月19日 イイね!

責任、とってね

責任、とってね今年の流行語大賞になりそうな勢いの「自己責任」って言葉だが、自動車趣味の世界で「自己責任」と言ったら、まぁあれだろう。改造。
 エンジン積み替えて排気量を増やしたり、自動変速機の代わりに手動のそれを積んでみたり、マフラー換えたり空力付加物つけたり。もっとラディカルなところでは手作り自動車(キットカー)って奴もある。
 「自己責任」って言うのは、なにかマズいことが起きたとしても、そうなる可能性のある判断をしたのは自分自身、誰が悪いわけでもないんだから他所様を悪者にするんじゃないよってことなんだと、僕は思う。
 手を加えた車が、その改造によって調子を崩したとしてもメーカーが悪いわけじゃない。改造した部分が壊れて自分や他人が死傷するようなことになったら、刑事罰や民事の保証は自腹でなさいね、と言うようなことが自己責任なのだと思う。

 イラクで日本人が合わせて5人拘束され、順次解放されたのだが彼らの責任を問う声がやたら賑やかだ。
被害に遭った責任かぁ…。そんなもん、他人から問われても困るぞ。

 一朝ことが起きて「責任」なる言葉が持ち出されるとき、そこには必ずや「責任をとって××」との具体的アクションが結びついてくる。頭を丸める、辞任・辞職する、金を払う、活動を止める、物騒な世界では指を詰める、などなど。
 今回のイラクの人質について「自己責任」を云々するとき、それじゃ彼らは「責任をとって」どうすればいいと言うのだろうか。
 救出にかかった経費の負担を求めるなんて声も政府与党から上がっているようだけれど、ちょっと待てよコラ!だ。
危機に瀕した邦人がいて、それを救出するのは言うまでもなく国の義務。と言うより、国家と言うものの重要な機能の一つである。警察当局が事件捜査をするたびに被害者から経費を取り立てるようなもので、こんなこと口にするなんて気でも触れたんじゃないかと―まあ、木の芽時ではあるが―思ってしまうわけだ。

 思うに「自己責任」なる言葉で責め立てられているのは最初に拘束された3人のケースに顕著だ。後からつかまった(行方不明になった)2人については、あまりそういう責められ方をしているようには感じられない。
 要するに、だ。「自衛隊を撤退させろ」と言う要求があったことが彼ら3人の立場を決定的に悪くしているのだろう。
「お前らが拉致られるから、国(政権)が危機に陥るじゃねーか!!」みたいな。いやぁ、なんと幼稚な反応だろう。まるで、痛いところを突かれた時の小泉総理のリアクションにそっくりだ。
 自衛隊派遣に一点の後ろめたさも及び腰なるところもなければ、そして派遣前から、発生し得る危機的状況について万全のシミュレーションを組んでいれば、粛々と「それはそれ、これはこれ」と対応すれば済んだ話である。なんとなれば、人質を盾に為された要求は、なんとしても呑むことはありえないのが大原則なのだから。
 要するに、ゲリラ勢力からそう言う声明が出て、我が国政府は端無くも取り乱し浮き足立った、という事だ。危機的状況に瀕してパニックに陥ったのだ。その見苦しい振る舞いの責任を、事件の被害者に押し付けている、と言うこと。

 拘束されていた3人に何らの非もないのか?と言われると、即答は出来ない。彼らや、その支援(?)団体の言うように、日本がアメリカの尻馬に乗って自衛隊を派遣しなければ日本人が標的にされることはなかったのも確かなのだけれど、同時に、そうした状況をも織り込んで判断をする必要が、彼らにはあったのだから。
 ただ、少なくとも僕は目を三角にして「あいつらに謝罪させろ!」と言うようなヒステリックな声にはまったく同調しない。
自らの生命の危険をも押して人道支援を行った人たちを、危険に関する判断が甘かったからと言って口を極めて罵るようなメンタリティーを、僕は持ち合わせていない。

 自己責任、ねえ。
アメリカの協力者として日本人すべてが敵とみなされる、なんて状況を生み出した人たちの責任ってのはどうなんでしょうねえ。
「自衛隊派遣は絶対是である」「その前提を疑うことは許さない」ってテーゼ(ドグマ、かな)が潜んでいるからこそ、3人の「自己責任」って言葉を前面に押し立てて彼らを悪者にしたがるんだろう。

 自己責任、ねえ。
小泉さん、言ってたよね。いまやテロは世界中どこにでもあるって。ってことは、日本国内に暮らしてたって、キタの工作員がするみたいにして突然拉致されて「自衛隊をさげなきゃ拉致った奴を殺す」「アメリカへの支援を止めなければ××を爆破する」と言うテロだって起こりうるんだよな。
そういうとき「日本人であること」の自己責任なんか問われても、どうしようもないぞ。

 ともあれ、ゴールデン・ウィーク目前である。
さっきのワイドショーを見ていたら、連休をアメリカで過ごす人がとっても多いんだとか。合衆国と言ったら、反米武装勢力の標的の、まさにそのものじゃないか。
旅の途中や旅先でテロに遭ったら、やっぱりそれは「自己責任」って言って責められなくちゃいけないんだろうか?

 それにしてもどうして「自己責任」なんて言葉を使うんだろう。3人の被害者を責めたてる内容を聞くと、「自業自得」の方が用語としてスッキリするのだが。
ま、本当は3人にこう言いたいのだろう。お前らは『無責任だ』と。なんに対する責任か知らないけど。
(写真は総理官邸)
Posted at 2004/04/19 13:20:20 | コメント(0) | 事件・事故 | 日記
2004年04月15日 イイね!

「迷惑をかけるな」

「迷惑をかけるな」「ひとたびこういうことが起きれば、どれだけの人に迷惑がかかるか考えて行動して欲しい」。
 一言一句正しいわけではないが、ニュースで福田官房長官は概ねこういう内容の発言をしていた。
3邦人が誘拐されたイラクで新たに2名が行方不明となり、恐らくは現地武装勢力に拉致されたとみなされる件についてのコメントだ。
 事件が相次いだ上、解決のめどすら立たないのだから苛立っているのは判る。だからと言って、よくもこう愚かな発言ができるものだと、あいた口がふさがらない。呆れを通り越して怒りすら覚える。

 新たに拘束された2名は、フリーのジャーナリストだという。
戦場取材に赴いた彼らはまさか、先週の誘拐事件が起きた後から現地に入ったわけではあるまい。もっと前から取材を行っていた筈である。
 戦場の取材で懸念される安全上の問題というのは通常、敵対兵力もしくはスパイと誤認されて殺害される危険、敵性国家の国民であることを理由に憎しみの対象とされ殺害される危険であって、「敵国政府を脅迫する材料として誘拐され、人質になる危険」ではない。そんなことは、過去の歴史をちょっと振り返ればすぐにわかることだ。
 何らかの意味で「迷惑をかける」ことがあるとすれば、それは取材の途上で命を落とすことによる肉親や友人に対するものであり、それ以上のものではない、ということだ。
 日本赤軍のハイジャック事件みたいな特殊な例はあるけれど、それは飽くまで「特殊な事例」である。

 そもそも「迷惑をかけ」ているのは、民間人を誘拐して日本政府に筋違いの要求を突きつけている犯行グループではないか。
 福田官房長官の発言は、たとえてみれば路上強盗にあった被害者が交番に駆け込んだところ「あんたがボケボケっと歩いているから警察が捜査しなくちゃいけなくなったじゃないか。引ったくりなんかに遭うあんたが悪いんだよ」と吐き捨てる警官のようなものだ。見当違いの八つ当たりを、こともあろうに被害者に向けるなど言語道断である。

 さて、義に悖る手前勝手な戦争を吹っかけた大国と、その尻馬に乗って事実関係をきちんと検証しないままなし崩しに派遣された自衛隊。これまでの日記でも時々書いてきたが、僕はこんないい加減な根拠で自衛隊を派遣することは許されてはならないと考えていたし、その考え自体は今なお変わってはいない。
 けれども、武装集団が人質をとってその生命を盾に自衛隊の撤退を迫ったという事実が発生した以上、たとい人質にとられた3名+2名が命奪われることになろうとも断固として自衛隊を撤退させてはならない。
 「脅迫によって公の判断が左右される国」などとみなされる事になりでもしたら、それこそ最悪である。5人の生命を救うがために要求に応じたりすればそれは、1億数千万の全日本国民を、潜在的な誘拐事件被害者に仕立て上げるも同然だ。

 ああ、それにしても、と思う。
日本というのは外交においてなんと無力な国なのだろう。
現地における情報収集は米国を中心とする暫定統治当局、もしくは駐留米軍に依存せざるをえないとは、いっぱしの独立国家としていかがなものか。
「日本国民の生命と財産(と安全?)を守る」べく存在する自衛隊が、事件の起きた現地に派遣されていると言うのに、彼らはその存在目的をこれっぽっちも果たすことが出来ない。
それどころか、自衛隊をして5人の国民の生命を守るために採り得る最も有効な行動が「現地から引き上げること」だと言うのはあまりにも皮肉な話だ。そして、その選択肢だけは決して採ってはならない。

 水汲みや土木工事という「自衛隊以外には出来ない」仕事だけを非・戦闘地域にしにいったはずなのに、それがアメリカに尻尾を振った挙句の行動だったがために要らざる恨みを買っている。国際社会の尊敬を得るってのは随分と高くつくものだ。
 なんと言うのか。寧ろ、日本ってのは惨めな国だなあと言う気持ちのほうがだんだん強くなってくるのだが。
Posted at 2004/04/15 19:02:55 | コメント(1) | 事件・事故 | 日記
2004年04月09日 イイね!

起きるべくして起きた

起きるべくして起きた米軍がモスクに攻撃を仕掛けたと言うニュースを知り、なんと愚かなことをしたものかと絶句したのが夕べのこと。
 例えば昭和21年、日本を占領統治していた米軍が、「悪い奴らが立てこもっている」などと言って靖国や皇宮にミサイルを打ち込んだとしたら、ごく普通に暮らす穏やかな日本人ですら、自分たち日本人の尊厳を踏みにじられたと感じ、アメリカに対し心底の憎しみを抱いたことだろう。
ジュネーヴ条約が禁じているとかいないとか言う問題じゃない。
世界人口の半数以上を占めると言われるムスリムに対し、愚かな大国は「俺たちゃお前らの敵対者だよ」と宣言したわけだ。
 「神聖な礼拝施設に軍事攻撃を加えた」という一つの象徴的な出来事を持って、米国人であるということ自体が、即ち死に値する罪であると、世界の半数を超える人たちに認識させた記念すべき日である。
ベトナムで仏教寺院を焼き払ったのとは、問題の質が違うのだということを、いずれ米国人は思い知るに違いない。

 明けて今日、サマーワの自衛隊駐屯地に迫撃砲が向けられた由ニュースが流れる。
バカな米国が、絶対に犯してはならない禁忌を破った以上、米軍に与すると見なされるあらゆるものが攻撃の対象になるのは必定。ああ、やっぱりなとの感想しか抱き得ない。
 しかし、原稿を書いている記者の知識やスキルが足りないのか、ニュースのニュアンスはなんだか国内で発生する極左暴力集団による金属弾発射事件と大差ない。

 そして夜。日本の民間人が武装グループに拉致・拘束され、犯行グループは自衛隊の3日以内の撤退がなければ人質を殺害する旨、通告してきた由。
ああ、ここまで事態の展開が早いとは思わなかったが、これもまた一連の流れを見渡してみれば、起きるべくして起きたこと。
「だから現地支援は自衛隊に一任しておけば」と言うなかれ。日本政府が米国と一定の距離を保っていれば、このようなことにはならなかったのだから。アメリカの仲間と見なされる、ということは、こういう事態を招くのである。

 さて、政府はどうするか。
折角現地にいる自衛隊を活用して、強襲作戦でも試してみるか?
それとも他所の国の軍隊の力におすがりして、ますます頭が上がらないような立場に身を置くか?
それともカウボーイの真似っこをして、米百俵ならぬヒト三人の痛みに耐えてよく頑張ったとラムズフェルトあたりに誉めてもらうことにするか?
 夜の会見を見ていて、残り3日の猶予のうちにわが国政府はどうせ碌でもないことしかできまいと絶望的な確信を抱く。
僕が誘拐犯だったらどうするか。
身代金目的ではないのなら、米国を支持する周辺にダメージを与えるのが目的なら、誘拐犯はこのまま猶予期間が過ぎるのをじっと黙って、隠れて待っていればいい。
撤退せよとの要求が通ればよし、通らねば粛々と宣言どおりの行動をして、その結果を突きつけて姿をくらますのみ。そして同じことをくり返す。
どちらになっても所定の成果は得られるのだ。
接触を持って交渉する必要など犯人側にはこれっぽっちもない。

官房長官は言う。
「そもそもわが国自衛隊は人道復興支援を行なうために行っている。だから撤退する理由はない」と。
撤退しないと言うのは結構だが、噛みあわないことを口にするのは、頭脳の程度を疑いたくなるから勘弁して欲しい。
向こうさんは「米国の味方をしたから」ああいう行動に出たのだと言っているではないか。人道復興支援に行ってるんだから退かない、なんてのは全くトンチンカンな答弁だ。

Posted at 2004/04/09 02:08:28 | コメント(1) | 事件・事故 | 日記

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何シテル?   09/17 23:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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