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惰眠のブログ一覧

2008年08月31日 イイね!

回顧録的備忘録・街中のトヨタ2000GT

回顧録的備忘録・街中のトヨタ2000GT日曜午前の街中で、トヨタ2000GTに遭遇した。
ラ・フェスタ・ミッレミリアのようなイベントで見かける分にはさして驚きもしないのだけれども、なんの気取りもないありふれた日常の空間で突然見かけると結構ビックリだ。
言ってみれば、昼ごろに新宿アルタで「笑っていいとも」に出演する笑福亭鶴瓶を見ても特に驚きはないけれども、「家族に乾杯」の収録に来た笑福亭鶴瓶が街角にひょっこり現れたら我が目を疑うのと似たようなものだろう。

 それは兎も角この2000GTは、登録陸運事務所を示す漢字二文字の後ろにつく車種区分の数字がヒトケタだった。そういうナンバーのまま残したくて名義変更や登録変更をしないままにするケースもあるらしいから絶対ではないけれど、多分最初のオーナーがずっと大事に乗り続けているのだろう。

 ところでトヨタ2000GTというと「ヤマハ主導で開発された」だの「トヨタは名前だけ」みたいな都市伝説が幅を利かせているが、ありゃウソだ。
 その辺の検証を緻密にやっているのが『三妻自工Blog』の「TOYOTA2000GTの真実」だが、そこまで厳密に史料に当たらなくても、書籍や雑誌、ウェブ上の記事に散在する、当時開発に直接携わった人たちの「思い出話」に出てくる時系列や作業内容を確かめるだけで、巷間広く信じられている話が枯れ尾花的に実態のない与太話だという程度のことは確認できる。

 しかし、この「トヨタ2000GTは、実はヤマハ2000GT」っていう都市伝説、いつごろできたものなんだろう。僕の子供時代(スーパーカーブームの頃)にゃそんな話はなかったけれど、前に『その手柄は誰のものか』を書いたときに触れた1996年8月2日号のmonoマガジン記事のライター発言からは、96年当時には既にその「誤った説」がある程度広まっていたことが伺える。ネコ・パブリッシングの出版物が「汚染源」じゃないかとの見方もあるようだけれど……。
Posted at 2008/09/05 14:25:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2008年08月24日 イイね!

回顧的備忘録・北京五輪

回顧的備忘録・北京五輪先に添付画像の説明を書いておくと、これは中国大使館正門前の様子。農薬混入ギョーザ事件の頃から所轄の警備が張り付きになったが、以前はポリス・ボックスがある程度、言われなけりゃ大使館があることさえ見落としかねない風情だった。

まぁ、それはそれとして。

 北京五輪の大会競技に関しては、ジャマイカのボルト選手が驚異的な短距離走レコードをたたき出したり、女子ソフトボールの日本代表が「三度目の正直」で決勝でアメリカを下し劇的に過ぎる金メダルを獲得したりと、なかなか見所が多かったように思う。

ここで書き残しておこうと思うのは、開会式の演出のこと。

 僕はあの中継を、残業しながら会社のテレビで見ていた。事前には一抹、「ローカル的な」垢抜けない演出になるんじゃないかとの思いもあったのだが、蓋を開けてみりゃ「うわぁこれ、すごい演出家つけてるよ」ってなもんだった。
 途中、巨大な絵巻物を広げるシーンで画面の作り方が映画『英雄~HERO』みたいだな、あの映画監督の影響を受けてるのかな、なんて思ってたら、同じく会社に残ってた先輩が部屋のあっち側で「すげえ!チャン・イーモウ風味丸出しだな!」てなことを叫んでいる。彼は知っていて僕は知らなかったのだが……影響を受けているも何も、HEROの監督自身が開会式の総合演出を手がけていたのだった。

 てなことを書いているが、僕が観たチャン・イーモウ監督作品は、そのHEROだけ。だけなのだが、僕はこの映画が、その結末の『落とし方』も含めて、かなり好きなのだ。あれを見て真っ先に思ったのは「これ、周五郎だ」。『樅の木は残った』や『正雪記』、或いは短編の『夜の蝶』なんかに通底する、言ってみりゃ「一身の褒貶を超え、義(ただ)しさに殉ずる」って話だ。

 それはそれとして、開会式の話だ。
式典が終わったあとから、TVで放送された足跡型の花火の映像はフルCGだった(実際に花火を打ち上げてはいたが、放送には使っていない)とか、会場で歌った小さな女の子は「姿の出演」で、他に「声の出演」がいたとかが報じられたのだが、その論調が神経に障った。
 マスコミ報道の“バイアス”は『あいつら俺らのこと騙しやがったんだぜ?!なあ、ムカつかね?ムカつかね?なんか言ってやろうぜ、なあ』って調子だ。どこの頭悪いヤンキーだ、お前らは。ヤラセすれすれの仕込みを「演出」といって憚らないテレビ屋が、どの口でチャン・イーモウを非難するか。

 僕がその辺の話を聞いて感じたのは「あー、チャン・イーモウって根っから『映像作家』なんだな、『映像作家』ならやるかもなぁ」ってことだ。なんかちょっとずれてるんじゃない?ッて感じはするが、『事実』としてのイベント現場での演出よりも、世界配信される映像の『画づくり』が最優先になっている映画監督の発想としては別に不思議じゃない。

 あとアレね、Free Tibetつーて騒いでた連中。奴さんらが、例えば普段からイスラエルに向かってFree Palestinaとかってアピールしてるとか、次のロンドン大会でFree North Irelandってやるとでも言うんならまだしも、全然そうじゃないでしょ、どーせ。中国に肩入れする義理もつもりもないけれど、ここぞとばかりに正義づら引っさげてチョロチョロし始める連中を見るのは、気分が悪かった。
Posted at 2008/09/05 17:21:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能・文化 | 日記
2008年08月18日 イイね!

回顧録的備忘録・3つ目の目覚まし時計

回顧録的備忘録・3つ目の目覚まし時計僕はテレビ・ドラマの「相棒」の結構なファンで、発売済みのDVDはここまで全部買っている。……視聴する時間があるのか、なんてクリティカルなことは考えずに。10月からは第7シーズンのシリーズが始まるということで、期待半分・不安半分以上でいるところなのだが、8月の半ばに購入者全員プレゼントの目覚まし時計が届いた。応募したことも忘れていたのだが。

 で、ファン・アイテムとしてこの目覚ましの優れているところは、なんと言ってもアラーム音が主役二人のセリフということだ。音が割れ気味なのが惜しいところではあるが、目覚まし時計として十分機能するだけの音量もある。
 外観を優先するあまり、操作性はお世辞でも「よくない!」と言わざるを得ないけれども、まぁただで貰った購入者プレゼントだし、そういうことについて文句を言うのは的外れだ。

 しかし実際に使ってみると、ファン・アイテムとして以上に目覚まし時計としてこいつが優れていることが判った。人間の声で話しかけられると、けっこう目というのは醒めるものらしい。いままで電子音のアラーム、ベル式のアラーム&タイマー式ラジオを併用していたが、これは未明に起床しなきゃならない勤務シフトの時に重宝する。

 スヌーズ(一回止めてもまた鳴るアレ)機能も秀逸で、まず最初は「おはようございます。今日の天気はどうかな?起きてくださいよ!」と寺脇康文as亀山薫巡査部長の声で穏やかに呼びかけがあり、そこで止めると次に水谷豊as杉下右京警部が「いけませんね、二度寝は。寝過ごしてしまうのが、君の悪いクセ」と話しかけてくる。
 それでもまだ起きないでいると、もう一度亀山薫が出てきて「おい、おい、おい!まだ寝てんのかよう!目覚ませ!!この野郎!!」と怒鳴り、この野郎呼ばわりされてもまだ寝ていると杉下右京に「いい加減に目を覚ましなさい!いま起きなくて、いつ起きるというのですか!」とお説教される。
 現役の俳優が、劇中さながらの警察官モードで犯人を相手にする調子で怒るんだから、そりゃ目も醒めるってもんだ。尤も、たかが一発で起きられなかっただけのことなのに、ひどい罪悪感を覚えるのは玉に瑕だけれども。

 キャンペーン自体は6月で終わってしまっているので、今から応募することはできないが……今ちょっと、アラーム音声の確認をしようと思ってグーグルで検索してみたらネットのオークションで売りに出されてるよ……。
Posted at 2008/09/05 23:17:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2008年08月02日 イイね!

回顧的備忘録・元日産デザイナー、前澤義雄

回顧的備忘録・元日産デザイナー、前澤義雄前澤義雄氏は、1990年代に日産の初代プリメーラなどを手がけたデザイナーで、いまは自動車デザインの評論などを書いている。実務をやってきた本職のプロフェッショナルなので、どこぞの有名自動車雑誌の編集主幹のように『自分がカッコイイと思ったものがいいデザイン』などという、ブッたわけた寝言は天地がひっくり返っても言わない。工業デザインの作り手として、デザインの「文法」を知っている人が、その「文法」に則って『正しく』評価を下している観が好ましい。尤も、デザインの是非と、そのデザインへの好悪はまた別物だ。

 書店で久しぶりに雑誌をぱらぱら立ち読みしていたら、マガジンXの08年8月号に、その前澤氏のインタビュー記事が掲載されていた。フンフンと軽く流し読みして……あ、もうこの記事一本だけで、この号は買うだけの値打ちがあるわとレジに直行した。

 記事のまとめ方も簡潔なのだろう(これはライターの技量と話題への理解の高さを意味する)けれども、前澤氏の短いコメントの一つ一つが、実に核心を突いている。曰く、こんな感じ。

「bBのカタチはデザインではない。動物園のライオンバスと同じことを夜の渋谷風にしただけ」……他にもあるなぁ、そういう車。上手い喩え……いや、造形屋さんとしては比喩ではなくて肌身の実感としての言葉なのかもしれない。

「(レクサスISは)カタチが堅くて熟成していない。色気のない少女のようだ。シンプルと単純はまったく違うが、それをデザイナーが理解していないんだ」……あー、すごく判る。IS見たときに、そこそこ格好はいいんだけども、何かすごく物足りない感じがしたのはそれだったのかと、百日の溜飲が下がった感じだ。巧く言語化できていなかったモヤモヤが、一気に晴れた。

「イストは、どんな車でも普通は持っている狙い、デザイナーの考えがまったくわからない。単にコストとスペースだけを考えたようで、見る人に何の感慨も与えない。まるでチリトリと一緒だ」。あー……工業『デザイン』って大変だなぁ。ただまぁ、続く記者とのやり取りも読むと、言いたいあたりはわかる。こういう『車のデザインに個性なんて望んでない大半のユーザー向け』に(小手先細工で変化をつけた)車をラインナップすることを「多様性だ」という評論家がいることについて「それは違う」とばっさり。
 全量の半分は白物家電的であったとしても、残りの半分は『所有することで誇り者てるもの』であるべきだという。こういうのを哲学って言うんじゃなかろうか。

「(GT-Rは)これは自動車ではなくマシーンのデザインだ。かといって工業デザイン的でもない。日産はスーパーカーと言うが、スーパーカーとは壊れて庭に置いてあっても所有の歓びがあるものなんだ。GT-Rにはそれがない」あーあ、言っちゃったよ、この人(笑)。
 最近僕の行動半径の中でGT-Rに遭遇することがそう珍しくなくなってきているのだけれども、出会うたびに感じる「スゴイ乗り物なのだろうけど、イイナ、ホシイナとは全然感じないなー」ってのは、つまりそういうことなんだと思う。先日、目黒トンネルの中で故障して立ち往生したらしいヴェクターW8を見かけたが、珍奇であることを割り引いても、僕なんかはGT-Rよりもヴェクターのほうを好感する。
なんて言うんだろ、精神的な「豊かさ」の問題のような気がする。

前澤氏の、個々の車に対する評点と、僕の好悪とは必ずしも相容れないのだけれども、考え方の骨格自体は、大いに共感できるのだった。
Posted at 2008/09/05 13:32:13 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記

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「そろそろ寝ないとなー。あした、絶対仕事が面倒くさいことになるの確定だから。」
何シテル?   09/17 23:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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