BMWが造っている現在のMINIには、基本的に2種類のボディがあるのはご存知のとおりです。
そのうち、全体の販売の40%を占める、大きいほうのCROSSOVERがモデルチェンジとなりました。
新クロスオーバーは、”プレミアム・コンパクトSAV(Sports Activity Vehicle)”という謳い文句で、先代よりひとつ大きなセグメントを目指し、ぐっと大きくなってしまいました。
先代比で、195mmも長く、30mm幅広く、45mm背が高いです。これまたどんどん大きくなってきた現行Golfよりも大きなボディです。
もはや「でっかいミニ」という、名前と合わないヘンなことになりました。
顔というか、グリルが2種類あります。
インテリアはMINI路線を続けていますが、クロスオーバーはちょっと大人っぽく(普通っぽく)なっています。
SAVと謳っているので(?)リアにはこんなギミックも。
床下から引き出して使うベンチだそう。
ちなみに、テイルランプはクラブマンと違って従来の縦型です。
いま、日本でのMINIの販売のうち約半分がディーゼルだそうで、特にクロスオーバーでは85%だそう。なので、今回はまず発売になるのは2リッターのディーゼルのみで、FWDが386万円。ALL4と呼ばれる4WDは414~483万円。
秋にはハンブリッドが追加されるそうで、こちらは479万円です。
90年代に買収したRover Groupから、Rover、MG、Land Roverを捨ててMiniブランドだけを手元に残したBMW。以来、積極的に攻勢をかけています。BMWにとっては完全に成功と言えますね。
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New Model | クルマ
Posted at
2017/02/24 14:31:10