長らく放置していましたが、Zは元気です。
悩まされていたアイドル不調の原因も
ようやく掴めてきました。
まだ完治した訳ではありませんが、
おおよそ特定できたかなと思っています。
それもこれも、突然おしかけて診ていただいたショップのおかげです。
愛知県 GT-R専門店シングルハートさん。
3月某日、当ショップのブログで緊急入庫したZ32の記事を見つけました。
専門外の車両なのに手際の良いトラブルシューティングにビビっときまして、
即刻電話です。
たまたま空いてて診てもらえるとのことだったので、
急いで駆けつけました。(片道1時間半!)
診断機に繋いだり、点火時期チェック(TA500J イグニッションアナライザー)を
実施したり、パーツクリーナーを各部に吹き付けてエア吸いを確認してもらいます。
しかし特に目立った不具合無し!
更に一番気になっていた燃圧チェックもお願いしました。
アイドル時 : 約2.4kg/cm2
レーシング時 : 約3.0kg/cm2
ぐはっ、問題無し!!
ということは・・・!?
最後に簡易的にA/Fもチェック。
マフラーテールエンドからセンサーをつっこんでA/Fを確認します。
するとかなり薄い。。
テールエンドからの測定なので数値的には薄目に出るのは理解できますが、
ショップのご主人も、ずいぶん薄いとのこと。。
実際の状況はというと、
A/F 20を超えてくると振動大。
O2フィードバックが働いてA/F 18ぐらいでアイドル安定。
たぶん10%以上燃料が薄いんでしょうね☆
しかしただ均一に10%薄いだけだとここまで振動が大きくなはならないハズ。
たぶんどこか数気筒だけ極端に薄くなってるとかで
気筒間で燃焼バラつきが出てるんでしょうね。
実際先日のカムカバー交換時に、
1本だけインジェクターを新品にしています。(その気筒はハズレだった模様)
シングルハートさん、
本当に有難うございました!!(嬉)
専門外のZ32なのに本当に丁寧に調べていただき教えていただき、
色々勉強になりました。
ブログの内容からも感じますが、知識と経験が半端ないです。
Z32のように旧くなったクルマも、こういうショップ預けられれば本当に安心ですね☆
身体の隅々の痒いところまで的確にアドバイスいただけた気分です。
また機会があればお願いしたいです。
ということで、ほぼ原因は特定できたでしょうか。
で、最後は自分なりに確認です。
アペックスのスーパーAFCです。
実は自分のZには購入時から付いていましたが、
怪しいので配線外して使えなくしていました。
しかし簡易的に燃料噴射を変えて様子を見るために
再度接続し、初の使用です(笑)
エンジン回転数毎につまみがついていて、
1目盛り1%増量という感じです。
目盛りを回すとエアフロ電圧が大きくなります。
なるほどぉ~。
エアフロ信号線とECUの間に割り込ませているので、
ECUの内部演算には大きく出力された信号を使うことで、マップの大きいところを読むことになり、
結果、噴射量が増えるというわけですね。
なんという危険なパーツでしょう!(笑)
燃料マップの端っこはどんな値を演算するんだ?
しかしこれまたビンゴで、
燃料を約10%増量したところで、
アイドル振動や走行中の回転変動がおさまりました!
約3年ぶりに安定したフィーリングが戻ってきました☆
まさかトラブルシュートでスーパーAFCが役立つなんて思いもしませんでしたよ。
しばらくはこの状態で乗っておきますかね。
ということで、整理します。
点火系、吸気系正常
→燃圧(フィルター後)正常
→燃焼リーン
→燃焼不安定
→燃料リッチ
→燃焼安定
単純に燃料増量で症状が改善するあたりからすると
インジェクター詰まりでしょうか。
あと気筒毎のカーボン堆積やバルブクリアランスずれ、
圧縮圧不足等による燃焼不安定も考えられますが、
次回手を入れるならインジェクターに決定です☆
でもまたインマニ外しかぁぁ。。。
ゴールが見えたようにも思えますが実は遠いです(泣)
Posted at 2016/06/15 02:20:13 | |
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フェアレディZ | 日記