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今朝のTVを見て、正直我を失った・・・。
ジャイアンツ不動の4番バッター松井選手が、FA宣言と同時にメジャー行きを志願したというのだ・・・。

今からちょうど10年前、初めて石川県営野球場で見た松井選手。
確か夏の県大会準々決勝、星稜vs小松商業戦だった。
当時からホームランを量産していた18歳の頼もしい超高校級のスラッガー、4番松井選手を初めて1塁側観客席から見た。
その試合、今でもはっきり覚えている。
星稜高校がコールド勝ちを決める満塁ホームランをレフトスタンドへ放り込んだ。
当時から注目されていた松井選手は、その年夏の甲子園で明徳義塾相手に5打席（4打席だったかも・・・？）敬遠をくらい、チームは敗退した。

その年秋のドラフトで、東京読売巨人軍に1位指名された。
本人は阪神ファン、子供のころからミスタータイガース掛布選手に憧れていたらしいが、長嶋監督のもとジャイアンツのユニフォームを着ることになった。
その後の活躍は周知の通りである。

今年初めて東京ドームで、あの時以来のたくましくなった松井選手を見て、正直感激した。
松井選手の大ホームランを、この目で見ようと足げもなくコツコツと球場通いを続けた。
24号ホームランをヤクルト石井から、36号を阪神ムーアから・・・そして極めつけは、自己新43号を横浜森中から打った。
この43号は9月16日の日記にも書いたが、何と東京ドームの55メートルもするライト上空の天井を直撃し、そのままライトスタンドに白球が落ちていく超特大ホームランだった。
ゲーム終了後球場を出るなり感激して、携帯で実家の父親に電話をしたほど、インパクトのある43号ホームランだった。
おそらく、自分は死ぬまで一生忘れられない思い出になった2002年9月16日の43号になった。
西武との因縁対決となった日本シリーズ第2戦も、3安打の猛打賞、日本一の原動力となった。

複雑な心境である・・・。
とても悲しい・・・。
もう純白のユニフォームを着た東京読売巨人軍の松井選手を見られなくなるなんて・・・。
涙、涙、涙。。。
とても今の自分は、メジャーで頑張ってきて、といえる気持ちにはなれない。。。