【検証】「純正交換型」エアフィルターの効果を問う!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
純正交換型の社外品エアフィルターに交換しました。
社外品のエアフィルターというと、パワーアップやレスポンスアップを期待しますが、はっきり言って純正交換型で効果を実感したことは、一度もありません。
そこで!
・そもそも純正交換型でなにか変わるのか
・変わるとしたら、どんな変化があるのか
という観点で検証します。
( •̀∀︎•́ )✧︎
2
今回使用したのは、BLITZの「SUS POWER AIR FILTER LM」です。
集塵部が純正よりも薄い構造で、薄肉化による剛性の低下をステンレスメッシュが補っています。
純正交換型でも、「メッシュが必要なほどペラペラ」と想像すると、ちょっとワクワクしてきます。
(ちなみに本商品のパッケージやホームページに、「レスポンスアップする」とは記載されていません)
3
疑う訳ではありませんが、試しにフィルターの厚さを測ってみます。
<測定結果>
・現フィルター(社外品) : 1.1mm
・BLITZフィルター : 0.8mm
社外品同士の比較となりますが、確かにBLITZの方がわずかに薄いです。
4
さあ、いよいよ実力を試してみます。
フィルターを交換し、2、3回空吹かしをしてみると…
…全く変わった気がしません。
まあ、予想通りです。。。
(^▽^;)
ところがタコメーターを眺めていると、なんとなく針の戻りが遅くなったような?
(画像は動画を無理やり写真で表現しているので、イメージ的な感覚でみて下さい。)
5
気のせいかもしれないので、もう一度古いフィルターに戻して比べてみます。
やっぱり交換後の方が"遅い"です。
レスポンスが早くならずに遅くなるって、どういうことだ??
6
ネットやキャブレターのセッティングマニュアルで調べてみると、どうやらこれは混合気が薄い現象のようです。
(詳しい理由までは分からず)
混合気が薄い
→空気と燃料のバランスが崩れた
→燃料供給量は変わる要因なし
ってことは、吸気量が増えたってことか
w( ̄△︎ ̄;)wオオッ!
あとはECUが燃調を補正すれば、ほんの〜りチカラになってくれる"はず"!
Σd(゚∀゚︎d)
7
今回の結果を整理すると
<検証結果>
1.純正交換型のフィルターでも変化はある!
2.交換後、エンジン回転の戻りが遅くなった
(混合気が薄くなった可能性あり)
3.吹け上がりには明らかな変化はない
何も変わらないと思っていた純正交換型フィルターでも、目に見える変化があるとは、思ってもみませんでした。
この結果は「意外」ではなく、今まで見落としていただけなのかもしれないですね。
メーカーの皆さん、今まで疑ってすみませんっ!
御見逸れ致しました。。。
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