ホンダ ジェイドハイブリッド

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典型的な「生まれた時代を間違えた」名車 - ジェイドハイブリッド

仕事用

典型的な「生まれた時代を間違えた」名車

おすすめ度: 4

満足している点
走行性能/積載量は一昔前に流行ったスポーツワゴン水準、静寂性は高級セダン水準。
普段は4名以下、数ヶ月に一度くらいの割合で大人4名+幼児2名を乗せる機会がある自分には最適なパッケージ。
不満な点
ホイールベースが長い割にステアリングの切れ角が少ない為にビックリするほど小回りが効かない。
車内を広く錯覚させる為か一般的な3ナンバー車に比べてシートが微妙に小さい、また座面クッションが固いのか1〜2時間も運転するとお尻が痛くなってくる。
スポーツハイブリッドi-DCDは街乗りに限ればハイブリッドらしからぬ悪燃費を叩き出す。
またツインクラッチ7速ミッションはその名の通り2組の乾式クラッチを駆使してエンジンとモーターと7速有段ギアを上手く嚙合わせてくれるものの人間の感覚とは絶望的に噛み合わない。

なお購入後二年連続で夏にエアコン故障で修理しており、他のユーザーからもエアコントラブルは持病という噂も聞くところを見ると、昭和の自家用車でもあるまいしエアコンがウィークポイントらしい。
総評
オリジナルの中国市場では都心部の若者層に売れたらしいものの、それを若者の車離れが進んだ上にワゴン車もロールーフミニバンもとっくに時代遅れとなった日本市場へ持ってきて準高級車の値段つけても売れる要素が薄いですよねー。
ただ車自体はユーザーのニーズに合致さえすれば素晴らしい一台。

時々レビューで3列目が狭すぎて使えないだの3列目を出すとカーゴスペースが消滅するといった悪評を見かけるものの、それはロードスターを買っておいて後から屋根が無いとか2人しか乗れないと文句を言っているのと同じで明らかに車ではなくユーザーの問題。

今となっては中古しか入手できなくなりましたが普段は3列目を畳んでステーションワゴンとして使い、どうしても必要な際に3列目を補助席として使う方やミニバンに近いユーティリティが必要でもミニバンなんて嫌という人にはおすすめ。

そして超不人気車の為、極上車が捨て値で買えるものの裏をかえせばリセールバリューは絶望的なので購入の場合は乗り潰すつもりで迎えてあげて欲しい一台。
デザイン
4
ワイド&ローでリアフェンダー周辺のボリュームなどのデザインは概ね気に入っているのですが、しかし平成世代までのホンダ車によく見られた妙に丸く低いフロント周りからほとんど角度を変えずに続くウインドシールドや、ヘッドライトの青いアクセントなどが今となってはさすがに時代を感じる。

内装については空きスペースを全てウッドパネル(もどき)で埋めるという斬新?安易?な試みで大きくはハズしてはいないものの、しかし英国高級車のような優雅な雰囲気は感じない微妙な出来。
また前期モデルのドアスイッチ周り化粧パネルやシフトレバーは昭和の軽自動車かと思う程プラモデル感たっぷりのヒドイ質感。
走行性能
3
停止&低速域からのダッシュはアクセルを踏み込んでから実際に加速体制に入るまでワンテンポ遅れるものの、一旦加速体勢に入ればモーター補助も加わって車重&排気量の割に案外トルクフル。
また峠などで少々ハイペースな走り方をするとDレンジでもシフトダウンで勝手にブリッピングするのでちょっと気分上がります。

ただし渋滞等で延々と徐行するような状況ではEVモードとエンジン始動の切り替え境目に当たる為、何度も頻繁にエンジン始動&停止を繰り返す上にギクシャク違和感が凄い。
これほど頻繁に不要なエンジン停止&始動を繰り返していると逆に大気汚染&燃費悪化を招いているような気がする。
なおモーターは発電兼用で小型とは言え縁石もモーターだけで登れる程度のトルクがあるようなのでトヨタのようにEV優先モードを設けるか、または急発進でもない限りは例え駆動用バッテリーをかなり消費してでも40km/h位までEVモードで頑張る設定にして欲しかった。

なお、運転感覚やEVモードはモーター駆動が主体となった後のI-MMDで劇的に改善しているだけに残念。
乗り心地
4
乗り心地と車内の静寂性は車格ひとつ上のレベル。
なぜけして高級車ではないワゴン車にこれほど見栄えするデザインや高級車なみの乗り心地&静寂性を与えたのか不思議になるものの、もしかしたらコレが中国市場で好まれるパッケージなのかも。
積載性
3
3列目を収納した状態であればステーションワゴンの中でもトップクラスの広い荷室容量が確保される。
しかし一旦3列目を出すと積載性は絶望的、多分3列目の背後よりも2列目の足元の方が多く荷物が積めそう。
燃費
3
数分程度のチョイ乗りだとかなり酷い極悪燃費。
一方で中〜長距離、特に高速道路などは法定速度に関わらず16〜20km/Lと、やっとハイブリッドらしい燃費が出る。
とはいえこの時代のホンダHVは例え同年代であってもトヨタ製HVには残念ながら全ての面で敵わない。

なおSモードやLレンジは異常なほど高回転維持の設定なので日常での使用には明らかに不向き。
またMCで消滅した事からもわかる通りリアクティブフォースペダルは明らかに失敗機能。
工場出荷状態のデフォルトでは有効になっており、このままだとガスペダルが引っかかるような反発抵抗が課される為に十分踏み込む事が出来ず原付スクーターレベルの加速に抑えられてしまう。
こうなるとあまりの出足の悪さにイラッとして力任せに床まで蹴りつけてしまい逆に不要な急加速と燃費の悪化をまねく。
なので納車した夜に1人運転席でスイッチ類や各種設定を一通り弄るありがちな時間にでもこの設定をオフにする事をおすすめします。
価格
2
HVとはいえ1.5Lワゴン車で乗り出し350万円と価格設定が高すぎる上にドライバーの感覚と動作が全くシンクロしないi-DCD、さらに新車のメディア向け試乗会でホンダ広報が記者らと喧嘩でもしたのではと勘繰ってしまうほど各メディアが軒並み悪意を感じるような酷評インプレを広めた結果、ホンダでも一位二位を争うような超絶不人気車に。
今では新車販売終了もあって中古市場では値が付かない底値推移なので極上車が格安で入手可能。
故障経験
購入直後にインターナビのリンクアップフリー故障で通信できないトラブル。
購入後初の夏にコンデンサーからエアコンガス漏れ、翌年はエアコンコンプレッサー内部破損でエアコンシステム全交換、いずれも保証対応で解決。
エンジンフード後端のワイパーカウル?樹脂製カバー内部に水が溜まる欠陥は設計の問題だからか保証で直して欲しいと言ってもディーラーは対応を渋りウヤムヤに。
FOP(MOP)ナビの画面には常に未読メール有りのアイコンが表示されており、その未読メールの正体は過去にメーカーやディーラーが配信した広告宣伝メールの類、しかし本文は消去済みなのにタイトルだけが残っているエラーの為に中身が開けない=既読メール表示を消す事ができないバグ有り。
地図更新データに対策パッチが含まれているとの事で地図データのアップデートで解決。

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