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ガソリン、CVT、ホンダセンシング。再評価しても良いかも・・・ - ヴェゼル
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KFT
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ホンダ / ヴェゼル
X・ホンダセンシング(CVT_1.5) (2016年) -
- レビュー日:2016年5月12日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 4
- 満足している点
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多くのオーナーの方がおっしゃっていますが、エクステリアが気に入ったのもこの車を選択した理由です。2016年モデルから、ガソリン車のフロントが、メッキモールを省いたガンメタリック塗装になったことも個人的には好みです。出来るだけシンプルなエクステリアを維持するために、追加したのはフォグライトのガーニッシュのみです。これは種々出回っていますが、樹脂製ではなくステンレスにクロームメッキされたリングとバーが別体の物です。
納車当初よりRS用のピアノブラックのコンソールと他社製のスピーカーメッキリングを装着しています。シンプルでクリーンなインテリアもお気に入りです。
ホンダセンシングの機能とスムーズな変速のCVTのマッチングはなかなか良好で、この車の評価を少し見直しても良いかもしれません。ACC走行のスムーズさや、パワーステアリングにフィードバックがあるLKAS、従来のレーザレーダCTBAからミリ波レーダになって実用性能がアップしたCMBS等の機能は、先進の安全性を感じさせます。個人的には必須の装備と思います。
- 不満な点
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大きな不満では有りませんが、乗り心地のしなやかさ、特に一定速度で通過する段差などの、比較的大きな入力時の突き上げ感は改善の余地があると感じます。上位機種のRSに施されたボディー補強(欧州仕様からのフィードバック)やパフォーマンスダンパー装着などによる走行安定性への改善が、16インチモデルにまで及んで、乗り心地が更に改善されると良いのですが・・・
それともう一点。直噴エンジンの音に関しての不満です。
機構による物なのか、特定の周波数の共鳴による物なのか、あるいは遮音の問題なのかは分かりませんが、低速、高負荷時のガラガラ音は改善の余地があるかもしれません。もっとも、ECONをオンにして、ゆっくりした加速を心掛ければ、日常使いで気になるレベルではありません。
- 総評
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内外装のデザインも良く、ユーティリティーは広く、経済的でコストパフォーマンスが高いのがガソリン車の特徴です。更にホンダセンシングとのマッチングを考えると、小改良が施された2016年ガソリンモデルの評価は、従来よりも高くしても良いのではないかと感じます。
都市部での渋滞の多い道路や近距離走行、日々の短距離移動が主目的な方がガソリンタイプを選ぶと、そのメリットが生かされないのではないでしょうか?そう言った利用では、初期投資が多少高くてもハイブリッド車の満足度が高い気がします。
一方、年間の走行距離がある程度長くて、中長距離の移動を頻繁に行い、アウトドアでの使用頻度が高い方はガソリン車、それもAWD車(我が家は主利用者が妻のためFFですが・・)の満足感が高いと感じます。
燃費で車の初期コストを比較して、何万キロ走ったらどちらが得か?といった計算でグレード選択すると、運転の魅力が半減する車です。
- 走行性能
- 無評価
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CVTのなめらかなトルク伝達によるものなのか、通常走行で十分なパワーで、加速も不足はありません。山道やワインディングロードの走行でも、セレクタをSモードにすると十分きびきび走れます。CVTの欠点と言われる、車速の伸びに伴わないエンジン回転数上昇による違和感は、一昔前と比べてかなり改善されていると感じます。Sモードではアクセルオフによる車両姿勢制御(極々弱めのタックイン)も感じられるので、アクセルワークが少し楽しめます。このRVでスポーツ走行が出来るとは言いませんが、十分きびきび走って、且つ運転が楽しめると思います。
唯一、次の項で述べますが、高圧縮の直噴エンジン故なのか、アクセルを大きく開けたときのエンジン音は勇ましいです。個人的には嫌いではありませんが、音質は軽快ではなく、ディーゼル(最近のクリーンディーゼル位?)エンジンのようなガラガラした音を、低速、高負荷時に奏でます。高回転時は、音量は大きめですがガラガラ感は薄れ、軽快に回転が上昇します。
- 乗り心地
- 無評価
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初期型では悪評高い乗り心地ですが、2016年モデル16インチタイヤ装着FFのXグレードでは特に問題を感じません。前席ではむしろ締まった乗り心地に好感が持てましたが、後席に高齢の父を乗せたときには「あまり乗り心地が良くない」との評価でした。前後に振幅感応型のザックス製ダンパーを奢っていると聞いてはいますが、もう少ししなやかに改善させた方が車のキャラクターに合っているように思います。
静粛性は十分高いと感じます。ハイブリッドモデルやRSに比べて、ガソリンX、G等のモデルでは遮音材や吸音材の、量や施工箇所が少ないと言われています。バルクヘッド、エンジンフード、ドア前後4枚、トランクルームの適切な遮音/デッドニングを、納車当初に実施しましたので、十分満足する静粛性が得られています。またリアは納車時からハードボードのオプションを装着しています。最近、一応リアハッチゲートに吸音材も追加してみましたが、あまり変化はありませんでした。ハードボード+トランク床部分の制震・吸音で十分だと思われます。
発進直後に素早い加速を得ようと大きくアクセルを開けるシーン(低速、高負荷時)は、ガラガラと好ましくないエンジン音がします。バルクヘッドとエンジンフード部のデッドニング・遮音で改善しますが、やはり完全ではなく、唯一気になるフィーリングの箇所です。
ドア内張のシンサレート施工、フロアのメルシートと吸音材など、標準でも静粛性に気を配った車です。少しのスキルがあれば、ガソリン車の静粛性は他の上位モデルと同等かそれ以上に出来ると思われます。
最後に、標準装着タイヤであるダンロップのエナセーブEC 300は、静粛性に対して評判が芳しくないようです。荒れた路面でのノイズが改善できるのなら、いずれプレミアムコンフォートタイヤに履き替えても良いと思っています。
- 積載性
- 無評価
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センタータンクレイアウトのホンダ車に乗った経験のある方なら、他のライバル車と比べて大きなアドバンテージがあることをご存じと思います。後席が広いことはもちろんのこと、ラゲッジルームの奥行きも80cmと広いです。これはスタンダードタイプの車椅子を折りたたんで横積み(リアハードボードをはずさないでトランク部に収納)出来、さらに旅行用の荷物を数人分積める容量があります。ご家族で車椅子利用があるユーザーは重宝すると思います。(たぶんベビーカー積載時にも広いスペースが便利だと思います)
さらに、キャンプ用品やアウトドア用品の積載にも十分で、特にガソリン車はトランク下にハイブリッド車と比べて少し大きな収納スペースがあります。濡れたアウトドアウェアなどの一時的収納に威力を発揮します。
- 燃費
- 無評価
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MOP(メーカーオプション)のインターナビを装着しているので、日々の走行と燃費が詳細にネットで確認できます。
3-4km以下の近距離(買い物など)に利用すると、8~10km/l
20-50km程度の一般道走行だと12-16km/l
高速道路の定常走行(ACC走行含む)で18-20km/lです。
ガソリンエンジン車はハイブリッドに比べて、近距離、低速走行時の燃費が振るいません。
一方、高速道路を含む比較的高い速度の定速度走行は、たいへん優れた燃費を示すと思います。
この直噴ガソリンエンジンは、パワーやトルクも十分で、優れた燃費性能を発揮していると思われます。
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