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3世代目ランチア イプシロン 1.4MT B-Colorのレビュー - イプシロン
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244RS
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ランチア / イプシロン
1.4B-Colore(MT_1.4) (2006年) -
- レビュー日:2016年7月7日
- 乗車人数:4人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 4
- 満足している点
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MTの運転を楽しめるくせに、スポーティーな硬いものではなく、柔らかい豊かな足回りの乗り心地との組み合わせ、さらに低速でよく粘り上も回せば楽しいエンジン、そして、プリッと小ぶりの可愛らしい愛玩の対象になりうる小さな車体に、とても贅沢で品の良いインテリアの組み合わせ。このトータルのバランスは、このクルマ、オンリーワンの魅力だと思います。
インテリアのデザイン、色使い、ダッシュボードデザインの素晴らしさ、ダブルサンルーフによる車内の明るさ、シートの快適性、足回りの設定に加えてボディ剛性がしっかり保たれていることからくる乗り心地の良さ、そして外観の可愛らしさ、ツートンカラーのセンスの良さ、これらはすべては家族からも大変評判が良いところで、3ドアゆえの使いにくさを超えて、家族からもとても愛されています。(家内も、外観の印象から、”バニラアイスクリーム、チョコレートソースがけ”とあだ名をつけて、気に入ってくれている様子です) - 不満な点
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高速走行時の安定性に多少不安があること。
まあ驚くほどのスピードを出さなければ全く問題はありませんが。 - 総評
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クルマが好きで、いろいろ乗り継いできた経験がある方の車歴の一台に加える価値のある、希少なバランスの上に成り立つ魅力のあるクルマだと思って付き合っています。
並行輸入でしか入っていなかったし、すでにクライスラーフィアットに移行してからのイプシロンが輸入されているので、中古でもお目にかかることは少ないと思いますが、特にB−カラーと言われるツートンは魅力が高くオススメです。
フィファットプントとプラットフォームを共用していると思いますが、だからと言ってBセグメントの経済性を追求したクルマとは異なる設定だと思います。小さな高級車、と評されているようで、その点でオンリーワンだと言われますが、確かにそうだな、と思わせられることが多いですね。メルセデスやらBMWやらの輸入車が溢れる環境に乗り付けていっても、まったく気後れすることはありません。
家族でイタリアを旅行した時、街のあちこちでランチアイプシロンを見かけました。その時に全長の短いスモールの魅力を思い出し、以来、スモールハッチバックにはまっています。40,000km走った中古車を購入しましたので、価格的にもまあまあこなれていて、コストパフォーマンスもとても高く満足しています。
イプシロンといえば、初代のY10こそあまり好きではありませんでしたが、2代目のエンリコ•フミア デザインのイプシロンも当時、雑誌NAVIでもよく取り上げられていて、欲しくて欲しくてたまらない魅力がありました。あの当時のアルカンターラの内装は私の3代目イプシロンにはありませんが、それでもインテリアは素晴らしい魅力に溢れています。
どうやらロボタイズドマニュアルシフト、いわゆる2ペダルマニュアルはトラブルが多いらしいので、シンプルなMTがやはりおすすめで、スポーティーではなくても、MTが好きで、ヨーロッパ的にクルマを使い倒すことが好きな方には、希少な魅力のこのイプシロンを検討リストに加えられることをお勧めします。
- 走行性能
- 無評価
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フィアットのファイアーという名前のエンジンらしいですが、素晴らしいですね。
低速の粘り、中速から高速へかけての伸びやかに回っていくフィーリングはとても楽しいです。
マニュアルトランスミッションの操作感を楽しみたくて購入したので、左ハンドルMTという仕様に大変満足していますが、トルクがあって低速でもよく粘るので、シフトをサボってもしっかり走ってくれてしまいます。まあいいことなのでしょうが、シフトを積極的に、スポーティーに、というのとはちょっと違います。
クルマというのは物理的制約の中である程度性能が読めるもの、と信じているので、特にそのディメンジョンには注意を払っていますが、このクルマもまさにその好例でした。
3800mmを切る全長と今ではほぼありえないホイールベースの短さ(2388mm)は市街地での取り回しは最高で、左ハンドルのハンデは一切感じませんが、一方で高速では運転が少々難しい部分があります。
ホイールベースの短さと、車高の高さ(1530mm)、着座面の高さ、からくる重心の高さ、それに加えて柔らかめに設定された足回りの組み合わせは、高速走行時の路面変化に大変敏感で常に揺さぶられるような印象が付きまといます。
故に、外乱にも弱いと思われるので、高速での無理は禁物だと思って運転しています。まあ、休日にのんびりと運転を楽しむ目的で買ったので、そういう意味では目的に合致しているので問題ではないのですが、この運動性能は初めて経験するものです。 - 乗り心地
- 無評価
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足回りは豊かで腰のあるこのクラスのクルマではまずありえないと思われる幻のセッッティングだと思っています。何よりもそれをMTで乗れる贅沢!。MTなのにスポーティーではない、という組み合わせを探して探してようやく探し当てたので、大変満足しています。
遮音材をケチらずに使っているのか、タイヤの設定もスポーティーに振っていないからなのか、走行音も静かでとにかく快適に乗り続けることができます。
シートもファブリックですが、表面がメッシュ状のさらっとした快適な素材で構成されており、座り心地も深くゆったりとしたもので、通勤用に使っているフランス車(ルーテシア)よりも快適性ははるかに高いのが驚きです。 - 燃費
- 無評価
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市街地中心、たまに高速道路、という使い方で12-13km(ハイオク)といったところです。
オンボードのトリップコンピューターで平均燃費を確認しながら使えるので便利です。
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