脚車にベストサイズ＆ベスト低回転トルク - Cクラスステーションワゴン

マイカー

脚車にベストサイズ＆ベスト低回転トルク

ひでエリ
メルセデス・ベンツ / Cクラスステーションワゴン
C180 ステーションワゴンエディションC_RHD(AT_1.8) (2013年)
- レビュー日：2024年3月24日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 5

デザイン：4
走行性能：5
乗り心地：5
積載性：5
燃費：4
価格：1

満足している点: 脚車には軽めな1.6ton、トルク25kg/1500rpm～、車いすと大型トランクが同時に載る良質な形状のリアトランク、何より1世代目ではあるもののメル純正ディストロニックプラスの自動運転。
地味に最小回転半径がめっちゃ小さく、前車の本田モビリオよりも実は小回りが効くところ。
不満な点: 気持ちの問題かもしれないと思いつつも、センターに傾く運転席シート。
総評: 脚車に必要な条件を全て満たすハイスタンダードなクルマ。これが今では100万円レベルの中古車で売られているとは信じがたい。
変な軽自動車の新車買うなら絶対W(S)204の中古を買った方がいいと思う。
ただ壊れたらそのまま乗り換えないと、ディーラー持っていくとトンデモない値段とられるかも。

デザイン: 4; 落ち着いててよい。
ウチの子はクロだけど、メッキパーツとのコントラストが良いと思う。まあ本当はシロが欲しかったわけだけど...。
ワゴンだけど、リアに向かってやんわり下がっている天井が良いと思う。
あと顔好き。
走行性能: 5; いやいや脚車としてはもう必要充分でしょう。
馬力156ps、トルク25kg、車重1.6t、ちょうどよい。変に速い必要はないけど、新東名とかの巡行も楽々こなすし、荷物もたくさん載る。
ブレーキもパッド変えないと純正セットだとローター減りまくるけど、1セット目で低ダストパッド＆ローターに換えてしまえばOK。シルベラミックは効きも悪くないです。
乗り心地: 5; 純正脚が良い！素直で収まりの良い脚。
基本に忠実に乗れば、峠でもそこそこ走れます。
それでいて街中でも硬すぎず柔らかすぎず。
タイヤにもよるけども、ダンロップVUEROは非常に静かで車内は快適この上ない。
積載性: 5; これも必要充分でしょう。
息子の引越し時に後部座席を倒して本棚が載りましたよ。
あとこれは偶然なんだと思いますが、車椅子を常時積載しておかなければならないマイメルでは、押し手折れの車椅子を立ててぴったり積載することができます。
これも偶然ですが、次型のS205をオランダで乗った時にも全く同じ荷室形状で車椅子を立てて載せることができました。
燃費: 4; 特別いい訳でもないけど、街中とクルーズ込みで11～15Km/Lは充分でしょう。
もっと燃費のいい車はあると思いますが、総合的にこの仕様と脚車としての完成度でこの燃費のクルマは他にあるのかというと寡聞にして私は知りません。
価格: 1; それはもうないです。
2014年式のウチの子はもはや10年選手ですが、数年前に下取り30万円と言われました。
30万円で買えるクルマじゃないですし、30万円のクルマと比べると満足度がぜんぜん違います。
マイメルは絶対に乗り潰れるまで乗りますし、そうじゃなくて予算100万円ある人は絶対に割安なので買ったらいいと思います。
故障経験: １．スピードセンサー故障（発生）
https://bit.ly/43DzHoU
２．ECUオイル汚染（未遂）
https://bit.ly/4alUujr
３．M271エンジンカムチェンズレ（未発）
あたりが心配な点であります。
特に２については、対策パーツはそう高くはないですが、中古で買う際には絶対にECUコネクタを外してもらってECUがオイルまみれになっていないか確認すべきです。

３はかなりしんどいですが、１はDIYで頑張ればできます（やった）。
あとオイルフィルタは前期スーチャーと後期ターボでは形状が異なり、無理に流用するとフィルタが破損してエンジンチェックランプが点灯します。ご注意を。