三菱 RVR

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都会向きだが燃費に目をつぶれば良い車 - RVR

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都会向きだが燃費に目をつぶれば良い車

  • soramusei

  • 三菱 / RVR
    G_4WD(CVT_1.8) (2012年)
    • レビュー日:2020年4月18日
    • 乗車人数:5人
    • 使用目的:通勤通学

おすすめ度: 3

満足している点
・内装は車体価格から想像できる通り安っぽいけど、同一時期世代の軽自動車より高品質に見える(笑)。
・最低地上高が195mmほどあるので、深雪走行や凹凸路面でも余裕がある。
・HIDヘッドライトの明るさが神レベル
・真ん中のコンソールボックスは、車内清掃ツール入れにぴったりで便利。
・クーラーの効きは非常に早く、後ろに座ってた家族から効き過ぎて寒いとクレームが来るほど。
・帰宅時家族から「ドア閉める音するまで気がつかなかった」と言われるほどエンジンが意外に静か。
郊外へ遠出走行をするとカタログ値を1.6km~2km/L以上を上回り、休日の外出等では燃費が驚くほど良い。(このクラスのNAエンジンにしては
・フロントガラスが海外製も使えるので、飛び石修理の時の価格が10万円を下回り、保険を使わずに済んだ。
+4WDの性能は予想以上によく出来ており、よほどの湿雪や悪路でもない限り走破性が高い。
不満な点
・乗降時ドアの開閉が重い (強風時相手車へのドアパンチのリスクは低いが・・・)
・スマホスタンドの設置位置にすんごい悩むインパネレイアウト。ナビにかぶる
・オートヘッドライト切替反応がやや鈍い。1〜1.5秒くらい?最新型では改善されているかもしれません。スズキ新型ソリオ(H30)とかだと爆速なんだけど・・。
・繰り返しになりますがエンジンが1800cc+エコセッティングで登坂に弱い・・というか踏めば一応パワーが出ます。パワーが出ない訳ではないけど、システムが出力を絞っているせいか、かなり回転数を上げないとトルクが乗らない。

登坂加速で「それほど飛ばしたい訳ではない速度まで加速」を出すためだけに、無駄に踏みこまざるを得ない。

結果、燃費が悪化する。
イメージ的には世代の古い軽自動車のような感覚。
↑この辺はどんなにスットプ&ゴーを抑えて、再加速時の吸気を意識して、暖気もしすぎず、無駄な加速を抑えても改善できず、途中で諦めました。
どうもこのエンジン、だいぶ高回転指向のセッティングらしく、ある程度の「吹かし」は致し方ない模様。
総評
①何度か書いてしまいましたが「4駆走破性」は良好で、都会派SUVと片付けるのはもったいない走行性能。一度仕事の関係でスキー場裏の林道に入る機会があり、途中から未舗装の積雪路面でしたが問題なく登坂。あまり無茶はできませんが、4WDの信頼性は確かなようです。
②はじめて見た時は大きいなと思いましたが、乗ってみると「大きすぎず」「小さすぎず」絶妙なサイズ感。
不満な点でも書いていますが、1800ccでも踏み込めば結構元気よく加速します。高速道路の合流で試しに4000回転まで上げたらロケットスタートして 普通にびびったほどです。
雑誌でも指摘されてましたが、燃費を少し犠牲にしててでも低速トルクを改善して欲しかった。←発進のかったるさは2015年以降のMCで改善され、カタログ燃費が悪くなったとの情報をいただきました。
もし購入を検討される場合は、用途が短距離通勤である場合は全くおすすめしません。片道15km以上の平坦な道であればオススメします。
短距離通勤+たまに郊外で遠出という用途なら、スズキのマイルドハイブリッドか、スバルのHVをオススメするかも。
走行性能
無評価
<操舵性/カーブ>
(1)ややハンドリングは重いけど、応答性はキレが良いです。ただし”凸凹”や“うねり”のあるやや舗装の悪い道路だと、ハンドルが持ってイカれそうになり操作がシビア。
速度が必要以上に落ちるので多用したくないですが、カーブで曲がるときハンドルを強めに切ると結構気持ちよく曲がる(再加速のために踏みで燃費に響くけど)
<4WDと走行安定性>
(1)RVRを買うに至った理由の一つとして「4WD」が主眼だったのですが、デリカD:5と同様のシステムが搭載されているだけあって非常に強力。
田舎に住んでいるので、大雪の日はタイミングが悪いと深雪走行を強いられます。以前、軽自動車で通勤していた時は、坂道で雪がつっかえてマジで車が登りませんでした。
・自宅では青空駐車なので朝20〜30cmほど積雪の日は除雪が大変。RVRは最低地上高が高いのもあり、4WDロックモードの使用で雪中からの脱出は容易でした。
(3)使ってみて実感しましたが、 ”FF” と ”4WD切替””をユーザーの意思で可能なのが便利。ビスカス式とは異なり運転中確実に4WDになっているのは安心。走行中に速度が上がっても4WD状態が解除されないので、下り道のカーブや深雪道でもハンドルを切った方向へ正確に走ります。=社用車のビスカス式軽自動車で深雪道路下りを走っていたら、真っ直ぐ走っていたに突然スピンしかけ、ハンドル操作に神経集中しました。
<↓画像は今年の2020年冬 / 自宅横の駐車場です。4WDロックモードを使用し雪をモリモリ押して脱出成功!>
乗り心地
無評価
・座席の乗り心地は意外によく出来ていて、横に母を乗せるといつの間にか寝てるくらい良い。
燃費
無評価
夏 山坂のある田舎道=9km/L〜11km/L
冬 山坂のある田舎道=7~8km/L〜

夏 (市街地含) 郊外の平らな道=12〜15km/L
冬 (市街地含) 郊外の平らな道=11〜13km/L

昨年納車以来1年間の燃費は12.8km/Lですね。

冬はTOYO トランパス 215/60R17
夏はナンカン ESO-2 + Plus 215/60R17
(↑ややサイドウォールがやわい)
・冬でも気温が高いと燃費が夏より良かった場面もあります。画像は1月の白馬村→安曇野往復後
(笑
故障経験
納車から半年後
・スタビライザーリンク
・タイロットエンドブーツを交換しました。
ただ大きなブーツの破れではなくて、「ブーツ自体の劣化ひび割れ」と「中のグリスが経年劣化」で交換時期を迎えていたようです。納車時ブーツの破れはないので車検は問題なしとなっていました。
・大きめの飛び石がセラミックライン角に直撃し、フロントガラス交換修理になりました。こちらは海外ガラスに交換です。

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