日産 フーガハイブリッド

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高級車をハイブリッドにした恩恵は如何に - フーガハイブリッド

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高級車をハイブリッドにした恩恵は如何に

日産 フーガハイブリッド

おすすめ度: 4

満足している点
・どの速度域からも力強く上品な加速が得られる
・スポーツセダンとして超ハイレベルな足回りとハンドリング
・遮音性素晴らしい。

細かい点で面白かったのは、シートベルトが電動で引き込まれる事。装着すると軽く締め上げ、外すと最後まで巻き取られる。
不満な点
・最大の期待ハズレ点は、低速からの加速時にすぐエンジンが始動してしまう事。しかもエンジンの音がゴロゴロと質感の悪い音。
・運転席の足元が狭い。センタートンネル張り出し過ぎ。最近の高級車は押しなべてこの傾向があるが。
総評
最も期待していた点として、ハイブリッド化が高級感向上へどのように貢献できているか、という事だった。その点、20km程度の低速でも毎回エンジンが始動しまうのはもったいない。しかもその音が質感低い。できれば50km程度まではモーターで加速するようになれば、静かさ・滑らかさ・パワフルさの全てにおいてハイブリッド化の恩恵があったと思えたはず。

しかし上記の点意外は、期待を上回る出来の車だった。特に山坂道でのハンドリングは、それこそ水を得た魚のようにスイスイとコーナーを滑りぬけ、勾配を無視したかのように楽々と急坂を駆け登っていく。この走りの良さは、久しぶりに感動した。ニッサンの底力なのだろうか。
デザイン
5
外観は、結構好み。今回検討するにあたって2015年にマイナーチェンジを受けてた事を初めて知り、気にしてみたらやっぱり後期型の方が断然カッコよい。ただし、格下であるはずのスカイラインとの差別化ができていないのは問題かも。


ダッシュボードのデザイン、高級感あると思います。最新の他車と比較すると液晶画面の小ささが気になるかもしれませんが、センター操作部の特徴的な造形や、助手席前の弧を描いた木目パネルの個性は、非常に良い特長と感じた。

気に入ったのは、助手席のオットマン。使用すると、これは素晴らしい。もっと多くの車種に使ってほしい。しかも、これを運転席側からも操作できる。隣にゲストを乗せた際、疲れた頃に「少し休めば?」とか言いながらオットマン出現、というシチュエーションを思い描かせる。

アナログメーターパネル、結構質感が良かった。腕時計では「ギョーシェ彫」と呼ばれる、盤面に細かい凹凸で反射を防ぐような処理がされている。アナログメーターは今後は絶滅していくのだろうが、この車種を選ぶ客層を考えると選択肢として残して良いのではないだろうか。

走行性能
5
山坂道での走行感覚は、過去体験した車の中で最高だった。
滑らかでパワフル。スポーツカーとして作られた車なら、エンジンサウンドや回転数に応じたパワーの盛り上がりを楽しむ事に重点が置かれると思うが、フーガは違う。あくまで高級サルーンとしての静粛性や乗り心地を犠牲にせず、ハイレベルな運動性能を両立していた。
ちなみに、追従クルコンも試したが設定最高速度は114km。部分的とは言え法定速度120km時代にこれは、宝の持ち腐れでは??
乗り心地
5
低速の街中では、意外にゴツゴツ感がある。60kmを超えると、突然に全てが滑らかに感じるようになった。高速では、もう文句のつけようがないくらい、振動や騒音がシャットアウトされ、滑らかそのもの。路面のうねりや多少の凹凸は、きれいにいなして揺れは即座に収束する。これぞ現代の高級車の姿なのだろう(2009年デビューですが。。)
積載性
3
正直、トランクを開けた時は「狭い」と思った。
ところが、ゴルフバッグが4つ入るという。入れ方が図解してあるのは、やはりこのクラスのセダンはゴルフバッグの積載性抜きに語れない、という日本のオヤジへの配慮が顕著に表れている。
ハイブリッドとしては、頑張った方なのだろう。
燃費
5
約200km走り、高速50%、ハードな山坂道30%を含んで、12km/lは優秀なのではないだろうか。
価格
5
新車の700万円は、自分の懐事情では評価できる立場に無いが、2年落ちで半額、という市場価格は超ハイコストパフォーマンスだと思う。

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