ポルシェ 911 (クーペ)

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最新は最良だったのか?

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走行性能
エントリーグレードのエンジンは下にもトルクの山があるため、市街地では非常に乗りやすいクルマでした。反面、思いの外伸びていくという感覚はありません。ここがNA最期のモデルとしての評価がなされない理由でしょうね。ハンドリングも電動パワステは優秀ですが、路面からのフィードバックが少ないために破綻寸前が分からず、雨天時は少し不安です。これを扱いやすいと評するなら、別にポルシェに乗る必要はないでしょう。
乗り心地
タイヤのせいもあってか、ロードノイズが非常に耳障りでした。また、可変ダンパーが無いと街中では硬く、コーナリング時のロールは大きいので、乗り心地は不安定さからくる怖さを感じます。スポーツカーとは思えないほどエンジンの振動が抑えられているので、他のノイズが気になるという説もありますが、結局は部品の集合体としてのバランスがイマイチ良くないのではと思いました。
燃費
走り方によっては10km/l以上走りますし、リッター当たり100ps以上出ているNAエンジンの限界ではないでしょうか。回して走ると8〜9がいいところですが、後期型のターボエンジンほど落ち込みません。高負荷時に油温と水温を上げ、抵抗を減らす制御が働いているのも功を奏しているんでしょう。
積載性
積載性は普通に悪いですが、水冷になってから後席のスペースは増えているので、工夫すれば色々積めます。逆にトランクは仕切りのついた深鉢なので、そこに合わせたキャリーケースを用意すればそれなりに載ります。
故障経験
前期型でもマイナーチェンジ後のモデルだったのと、僅かな期間しか乗ってないので故障はありません。但しオイル交換がえらくたいそうなのと、プレッシャーモニターがついているにも関わらず、釘を踏んだことに気づきませんでした。理由は、正常な空気圧でも稀にコーションランプが点灯するからです。超高速巡航時にいきなりトラクションコントロールの警告灯がついたり、新しいクルマの気まぐれは肝を冷やすだけなので何とかしていただきたい。
満足している点
いかにも壊れなさそうな安心感と、デュラルクラッチによる電光石火の変速は、最新のドイツ風情を味わうには十分でした。アイドリングストップも、他社に比べると優秀で、右折時のリスタートでもラグのないクラッチミートはさすがポルシェと言ったところです。
不満な点
オプションが少ない方がポルシェの美学を語れると信じてきましたが、今時のポルシェはオプションが少ないと正直ショボいです。また、素のグレードほどバランスの悪いものはなく、街中の乗り心地は決して褒められたものではありませんし、最高速に近づくに連れどうしてもフロントの接地感は薄れます。必要以上にキャビンに響くエンジン音も、ドライビングに集中している際は耳障りでしかありませんでした。空冷時代との乖離どころではなく、どこか車作りのフィロソフィーが間違っているのだと思います。
総評
ターボやGT3を体験していない為、多くを語る資格はありませんが、素のモデルに関して言えることはただ速いだけのカローラみたいなクルマですね。直噴やデュアルクラッチは、セラミックブレーキが無いと止まれないようなスーパースポーツに必要な装備で、シンプルな2駆のカレラが最高だったのは遠い過去の話みたいです。
関連情報URL:https://minkara.carview.co.jp/userid/3267320/blog/44082754/

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