MICHELIN PRIMACY HP 215/45R17 87W  

ミシュランのタイヤ　PRIMACY HP 215/45R17 です。2014.9.7に標準タイヤから交換しました。

ご存知のとおり、このタイヤはZC（BRZ Sグレード）の標準タイヤとして採用されていますが、メーカーによれば
「世界のプレミアムカーに認められた、ハンドリング性能と快適性。
・快適性・安全性・経済性のトータルバランスを向上。
・ドライ＆ウェットのハンドリング性能を高めると共に、高速安定性も向上。
・ヨーロッパで数々の自動車ブランが標準装着タイヤに採用。
PRIMACY HP開発には「A.S.M（Architecture・Sculpture・Material）」コンセプトを採用。Architecture（タイヤ構造）・Sculpture（トレッドパターン）・Material（材料-コンパウンド）開発を同時進行で進め、各要素を有機的に調和することに成功しました。理想のタイヤづくりを実践し、快適性・安全性・経済性のトータルバランス向上を追求した結果、誕生したのがこのタイヤです。
トレッド構造に最適なトレッドパターンの採用により接地面圧を均等化し、ドライ＆ウェット路面での操縦安定性を向上。また、偏摩耗も抑制し、ロングライフ化にも成功しました。
接地面を広く確保でき、路面からの圧力が均一にかかるトレッド構造を採用。路面を包み込むような走りでドライ＆ウェットのグリップを高めるとともに、高速安定性もさらに向上。走りの悦びをたっぷり堪能していただけます」
とのことです。

ミシュランは好きなタイヤメーカーです。総じて軽くしなやかで、雨の日も楽しいと感じられるのはミシュランならではと思っています。
ZC購入前、標準タイヤとして採用されていると聞いた時には「うむ・・・BRZ、イイとは思っていたが、ミシュランを選んだということはやはりかなり（自分好みで）イイに違いない」と思ったものです(単純(笑))

さて、新車購入時に履いていたPRIMACY HPは走行27,000㎞程で、その役目を終えました。ミシュランのタイヤはそもそもライフが長い方ではない印象をもっていますが、私のZCは一時期、偏芯ブッシュを使用していたこともあるので、通常よりライフを伸ばせなかったかもしれません。
全体としてこのタイヤは期待以上に私の乗り方、好みに合っていると感じています。特に転がり抵抗の少なさによる爽快感とコーナーでのグリップ力、シャープめのハンドリングのバランスは高レベルかと思います。

とは言え、新たなタイヤ購入に際しては「せっかくだから何か他を試したい」という欲求も生じるもので、他のタイヤについても検討は行いました。私が新タイヤに求めた項目は以下になります。
①PRIMACY HPよりころがり抵抗が少なく、軽く転がること。
②PRIMACY HPよりコーナーグリップ力があること。
③PRIMACY HPよりハンドリングがダルにならないこと。
④できればサイドウォールのデザインが恰好いいこと(笑)
⑤できれば雨の日も楽しいと感じられること。

これらの項目について悩んだ結果・・・PRIMACY HPを選ぶことになりました(笑)。他のタイヤに変更する方が残念な部分を感じる可能性が高いと判断したためです。
ちなみに候補として挙がったタイヤは以下になります。
・BRIDGESTONE　REGNO GR-XT　 215/45R17 87W
・YOKOHAMA　ADVAN dB　 215/45R17 91W
・PIRELLI　CINTURATO P7　 215/45ZR17 91W
同じミシュランからHPとLCの後継タイヤ PRIMACY 3 が「アクティブコンフォート」として発売されておりますが、これはHPより快適性を重視しているようで、乗り心地はHPより良いものの、ハンドリングがHPほどではないという評が多かったため外しました。興味があったのは CINTURATO P7 で、いまだいずれ試したいと思っています。
サイズについて、私は特に①を重視するのでインチアップや幅拡大は避けました。

交換後の印象は、ほぼ溝のなくなったものから新品に変わったため、さすがにグリップ力が上がり、直線での軽く転がる感はわずかに落ち、反面でコーナーや雨の日の安心感は増した。という同商品の新旧交換の通常効果を得ました(笑)

現在、私のZCは、他パーツのおかげもあって新車購入時よりも楽しく走れており、コーナー速度も上がっていると思います(笑)が、このタイヤに不満は全くありません。とても満足しています。


関連情報URL：http://www.michelin.co.jp/Home/Products-Services/pattern-detail/PassengerCar/PrimacyHP