トヨタ クラウンアスリート ハイブリッド

ユーザー評価: 4.57

トヨタ

クラウンアスリート ハイブリッド

クラウンアスリート ハイブリッドの車買取相場を調べる

至れり尽くせり - クラウンアスリート ハイブリッド

マイカー

至れり尽くせり

おすすめ度: 5

満足している点
まずはスタイリング。
現行モデル発表時は
「クラウンなのに、トヨタも思い切ったデザインにしたねぇ」
と思いましたが、見慣れてくるにつれ
「なかなかカッコいいじゃん」
と思うようになり、憧れの存在に。
そしていろんなタイミングが重なって憧れが現実のものに。
そして
「クラウンにしたらこのエアロ」
と決めていたM'z SPEEDのエアロも納車時には装着し、非常に満足しています。




更に内装&装備。
日本限定仕様なので、日本人が喜びそうな装備や演出(エンジンスタートと共に音楽が流れるところ等)が随所に見られ、
『あなたはクラウンに乗ってるんですよ』
とクルマから投げかけられているようです。
さすがトヨタが作る日本人向けの高級車って感じです。
特長を挙げ出したら枚挙に暇がありません。

所有してみて初めて分かる部分がたくさんありました。
前に
『クラウンに乗った人は、次もまたクラウンを買う』
と聞いた事がありましたが、分かるような気もしました。
不満な点
ほとんどないのですが、強いて細かいことを挙げるなら…
・純正ナビの画質が好みでない(カロやアルパインの画質の方が好き)。特に自車マークが点滅するのが煩わしい。
・純正オーディオで、SDやUSBに入れた楽曲を聞くときの曲順が分かりにくい。(法則が分かったので自分で並び替えていますが、面倒くさいです。)
・純正オーディオの音質が、スーパーライヴサウンドシステムと謳ってる割には期待値以下。イコライザーも3種類(高・中・低)しかない。
・時計表示を24時間表示に切り替えられるようにしてほしかった。(個人的に24時間表示の方が好き)
・エンジン音がクラウンにしてはチープ。
・パーキングブレーキが足踏み式(今時のプッシュ式が良かったが、無理なら昔ながらのサイドブレーキの方が好き)。

くらいでしょうか。
総評
タイトルの通り、総合すると

「至れり尽くせり」

って印象です。
デザイン
5
総合評価にも書きましたが、このモデルが登場した時は斬新すぎてついていけませんでしたが、見慣れるうちにカッコイイと思うようになり、ついには欲しい存在に。
既に先代モデルですが、未だにデザインは気に入っています。
走行性能
5
FRならではの、後ろから押される加速感はやっぱり気持ちいいですね。
通常はECOモードで走っていますが、街中を普通に走る分にはストレスを感じる事はありません。
SPORTSモードにすると、アクセルレスポンスが非常に良くなり、2.5L+モーターから発生する太いトルクの加速感を満喫できます。前車(マツダ プレマシー)で付けていたスロットルコントローラーに似た感じです。
加速感は2Lターボ車(昔乗ってたS14)以上です。

初のCVTでしたが、この車には変速ショックのないCVTが合っているような気がします。
ハイブリッドなので走り出しはモーターで発進することが多く、CVTのネガティブな部分でよく言われる、アクセルの応答性が合わない(滑ったような感じ)という感覚はありません。
むしろ、CVTのメリットである滑らかな走りと燃費効率が生かされていると感じました。
とは言っても、マニュアルモードで減速すると、それなりにエンジンブレーキ(?)が利いてくれます。
ま、ブレーキを踏んだ方が、回生ブレーキでバッテリーに充電できるので滅多にしませんが(苦笑)

高速走行は2度ほど長距離を走りましたが、直進安定性が良く、気持ちよくドライブができました。
前車では、中央道下りの談合坂SA手前の上り坂でパワー不足を感じていましたが、この車ではストレスなくスムーズに加速してくれました。
排気量+モーターの恩恵をここでも体感できました。

また、このサイズにしては取り回しも良く感じました。
前車より全長が30cm長く、全幅が6cm広くなったので、特にトランク部の存在に気を遣うようにしていますが、純正ならではのライン付バックモニターのおかげもあり、今のところ擦ったりぶつけたりはしていません。
逆に小回りは前車より上です(前車は19インチのタイヤを履かせていた影響もありますが)。FRなので、ステアリングの切れ角が大きいのが要因だろうと思っています。
視界は、ミニバンからセダンへの乗り換えのため、開放感はなくなりましたが、前車よりAピラーが細く死角が少なくて見やすいです。
運転席からボンネットも見えますし、フェンダー部分が盛り上がった形状となっているので、車幅感覚もつかみやすいです。
その上、ボンネット&フェンダーの曲線が美しく、1800mmに抑えられた車幅の中でうまく造形したものだと、とても感心しました。


内装は、初めて座った時に
『あ、すげ~高級感あるなぁ』
と思いましたが、それは今になっても変わりません。
今まで新車価格300万円以上のクルマに乗った事のない私にとっては、どこもかしこも高級感に満ち溢れていました。

木目調のインパネやソフトパッドなどはもちろんのこと、プラスチックの部分もそれなりにこだわって作られています。
当初、サービスホールがあったらUSBコネクタを埋め込んでもらおうかと思っていましたが、クラウンにサービスホールなんてものは存在しませんでした(苦笑)
『既に必要十分な装備だから、これ以上何も足すな』
と言わんばかりな状態です。
ただ、ハイドラを行うため、スマホが視界に入る位置に設置したかったので、スマホホルダーだけは装着しました。
電源はコンソール下にある標準のUSBコネクタから取ることができ、分岐コードを使ってオーディオの音源を入れ音楽を聞いたり、スマホの充電に使ったりしています。

そして、今まで乗っていたクルマでは存在しなかったカーテシランプ(最初に乗ったプレリュードにはあったかも)。
また、その他のランプ類はほとんどLEDになっています。
ここで更に高級感を意識させられます。
中途半端にハロゲンが残っていた、バニティランプ・ラゲッジランプは自分でLEDに交換しました。

シートは電動。
また、外気温に応じてシートヒーター&ステアリングヒーターが内蔵されています。
シートヒーターは、以前現行デミオを代車で借りていた時にとても快適だった記憶があったのですが、寒い地域に住む私としては、シートヒーターはやっぱり快適です。
更にステアリングも温かくなるのはちょっと感動的です。


ステアリングはもちろんチルト&テレスコ付で、これまた電動。
更にエンジンを切ると、乗降がしやすいようにステアリングが奥に引っ込みます。
これも地味ですが便利です。
今まで乗っていたクルマでは助手席にカバンを置いていて、カバンを持って降りようとすると、肩掛けヒモがステアリングに引っかかって降りにくかった時があったのですが、今はそのような事は皆無です。
エアコンも左右独立ですし、前席集中モードもあり、省エネにも配慮されています。
おまけにナノイーも内蔵されているので、今まで使っていたプラズマクラスター空気清浄器は、スイフトに移植しました。

夜のイルミもよく使うエアコン部分はキレイな白、ステアリング周りは穏やかな淡い青になっていて、目に優しい色合いになっています。
十分すぎて、他の色に打ち替えようなんて気持ちにはなりません。


更に×2純正オーディオ。
音質は、純正の時点で前車以上ですし、操作性も説明書を見なくても分かるくらい良いです。
ただ、スーパーライブサウンドシステム(10スピーカー)と言う割には少々物足りなさを感じます。

すごく感心したのが、信号待ち等で停止した時に、音量が少し小さくなる事(ASLという機能。OFFにする事もできます)。
最初は
「気のせい?」
と思ったのですが、これが仕様だと分かった時に
「すげぇ」
と思ってしまいました。

唯一の不満は、SDカードに音楽データを入れて聞いている時にフォルダや曲順が自分の意図と全然違う順番になっていて困惑。
調べてみると、作成日時順に表示される仕様になっているようですが、これが分かりにくい。
「何でこんな変な並び方なんだろう?」
とすごく違和感があったのですが、法則が分かったので作成日時を操作して自分の見やすいように表示させています。
ただ、面倒です(苦笑)

最後に、これまた地味ですが、シフトゲートがハイブリッド用ではなく、一般的なゲート式なところ。
ハイブリッド専用車ではないためでしょうが、個人的にハイブリッドのシフトレバーはあまり好きではないので、マニュアルモードも付いていて慣れている一般的なシフトゲートが好ましいです。
乗り心地
5
購入時点でTEINの車高調に交換してしまったので、純正の乗り心地は分かりませんが、それでも非常に「快適」かつ「しっとり」とした乗り心地です。
また、FRセダンならではの操舵性の良さと安定感がヒシヒシと感じられます。

快適なので、無駄に飛ばそうという気になりません。もちろんドライブモードは「ECO」のままです(笑)
車高調&大口径ホイール(20インチ)&低扁平(235/35)タイヤを履かせているので、純正よりはゴツゴツ感があるでしょうが、個人的には不満なレベルではありません。家族を乗せましたが、全く不満は出ませんでした。
車内はとても静かですし、キレイな舗装路でEV走行すれば、不快な音は全くないと言っていいほどです。
強いて言うなら、ハイブリッド車特有の訳の分からない変な音の方が、かえって気になります(苦笑)
決して高級タイヤではないですが、それでもこれだけの静粛性が保てるという事は、車自体の遮音が良いという事でしょう。流石です。
あと、雨が降った時の天井の遮音がもう少し良ければ完璧って感じです。⇒天井の制振・静音化を行ったらとても満足できました。
積載性
4
トランクに前車で履いていた15インチ(195/65R15)のタイヤが4本収まりました。
そこそこの容量は備えていると思います。

しかし、ハイブリッドということもあり、バッテリー位置(後部座席後ろ)の関係からトランクスルーができないので長尺物は積めません。
これは、ハイブリッドの代償と割り切るしかありません。
また、最近ではパンク修理キットを備えていて、その分トランクの収納スペースを稼いでいる車が多いですが、私のクラウンにはスペアタイヤが装着されていました。
取っ払って収納スペースを増やそうかとも思いましたが、いざという時はスペアタイヤの方が確実に有利ですので、そのまま装備しています。
燃費
3
ほとんどが通勤による往復10km程度の走行なので、カタログどおりの燃費は出ません。
ECOモードでも15Km/L程度です。
ハイブリッドなので、カタログ値が23.2Km/Lであれば、街乗り18Km/L、高速20Km/L程度は走ってほしいです。

オートクルーズも使ってみましたが、前方車の速度に応じて車間距離を保ってくれるので楽チンですが、加減速がちょっと唐突過ぎる感じがしました。
もうちょっと滑らかな方がいいと思います。
そのせいか、高速時の燃費が思うように伸びませんでした。
燃費重視なら、自分でアクセルワークをした方が伸びるような気がします。
価格
5
中古で買ったので評価はつけられませんが、個人的には満足のいく値段で購入する事ができました。
故障経験
中古で購入しましたが、今のところ不具合は出ていません。至って快調です。
時々聞き慣れない変な音がしますが、恐らくハイブリッド特有の音だろうと思ってスルーしています(笑)

レビュー一覧へ

レビューを投稿する

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

PVランキング

注目タグ

最新オフ会情報

ニュース

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)