さて、
今週頭のBlogでチョロっとお話しました、
禁断のDIY、
118iパドルシフト化!
早速やっていきたいと思います(*^^*
パドル化するにあたり、一番必要なモノは何か?
・・・それは知識です。これが無きゃお話になりません。
逆に、知識さえあれば、あとはちょっとした配線作業のみ。
完成したも同然なのです!
機械的、電気的な構造は勿論、同じ車種でもVerの違いや
ロットの違い等、頭があまりヨロシクナイ私には、
知らなければならないコトが山積みです(^^;
よくこんな知識でパドル化なんて言えると、
我ながらその度胸だけはスゴイもんだと思います(爆
まぁ、私にできれば、誰でもできますよw
LOVE!DIY! LOVE♪人柱♪と言うコトで・・・(*^^*
先人の先輩方にお知恵をお借りし、
それをE87、1erに転用し、
このすばらしいクルマを、駆けぬける歓びを、更なる高みへ!
・・をテーマにガンバっていきます。
今回は、其の壱ということで、パドル化の計画を確認します。
これから、同じようにパドル化を検討中の方の参考になれば嬉しいです。
まず、今回のパドル化で、私が参考にさせて頂いた先輩方のサイト
msano7さん
E90Lifeさん
そして皆さんもご存知
シュナウザーさん
このお三方のサイトは、
眼から血が出るまで熟読する事をお勧めします。
もうとにかく全部です。隅から隅まで。
私も、読みまくりました。
全ページ出力して、寝る前も食事中も仕事中も読みました(^^;
お三方共E90乗りの方々ですが、
msano7さんがおっしゃって下さいました。
「1シリも3シリも、両車は部品共通の双子車なので
殆ど作業方法も同じだと思います。」 と(*^^
先輩方のサイトを拝見し、アドバイスを頂き、
ついに私がたどり着いた答え。
1erは1500円でパドル化可能(爆
えー、あくまでこれは
極端な話ですよ(^^;
「とりあえずは
手元でシフトチェンジができる」
というレベルにはなりますという話です。
一概に全てがそうと言ったら語弊があるかもしれません。
しかし、あながち嘘という訳でもありません。
なぜなら、コード(数百円)、端子(数十円)、スイッチ(数百円)さえあれば、
実際ステアリングでのシフトチェンジは可能だからです。
ではご説明致しましょう。
詳しくは
msano7さんのサイトをご参照頂くのが早いかと思いますが、
1erのステップトロニックは、Dモードからシフトを倒した
(マニュアルモード)後は、シフトアップ(+)シフトダウン(-)の信号を
ボディアースに落としているだけという、単純な回路なんです。
なので、シフトの+、-の配線を分岐して、
ステアリング周りまで延長し、適当なスイッチで
ボディアースに落としてあげれば、
理論的には、
ステア周りだろうと、
後部座席だろうと、
どこでもシフトチェンジができる訳です(^^;
しかしここで、
条件の選択が出てきます。
マルチファンクションステアリング装着車か、否か。です。
これは、シフト+-の信号(配線)を
どこまで持っていけるかに関わってきます。
まず、
シフトから分岐させた線を
ステアリングコラムまで持ってきます。
更に、
コラムから
ステアリングまで持ってきます。
ここに
問題があります。
なぜなら、ステアリングは回転します。当たり前ですが(^^;
なので、コラムからステアリングに普通に配線しますと、
線がねじれ、いつか切れてしまいます。
それを防ぐ為に、ステアリングとコラムの間には、
スライドコンタクト(スリップリング)が入っています。
マルチF付のステアリングは、ハンドル側に
オーディオボリュームや、ナビの操作を行う為のスイッチ(配線)が
ありますので、勿論スライドコンタクトも付いています。
しかし、マルチFステア非装着車には、
この部品が付いていません。
要するに、スライドコンタクト
単品を購入しない限り、
ステアリングコラムまでしか配線を持ってこられない。と言うことです。
スライドリングは単品で2万近くもする高価なパーツです。
マルチF非装着車の場合、このパーツを購入し、ステアリングまで配線を
持ってくるか、またはコラムからシフトチェンジ用のスイッチを出すか。
の
2択になります。
勿論、電気配線用のねじれ防止ジョイント等を使用し、ステアリングまで配線を
持ってくる事は不可能ではないと思われます。
しかし、大掛かりな作業になる上、失敗のリスクも大きくなり、
オススメはできません。
まとめると・・・、
マルチFステアリング装着車
→ コラム部でもステアリング部でも、スイッチ取付可。
マルチFステアリング非装着車
→ コラム部にスイッチでしたらそのままでOK。ステアリング部に組付ける場合は
スライドリングを購入の必要あり。
となります。
しかし、コラムシフト1つにしても、それぞれ好みが分かれると思います。
ステアリングにスイッチが付くタイプは、ハンドルを切ると
スイッチも一緒に回ります。切れ角度の少ないF1マシン等に適しています。
BMW純正のパドルシフトもこのタイプです。
パドル形状も比較的単純で済みます。
画像上のNISSANラフェスタのパドルはこのタイプです。
コラムにスイッチが付くタイプは、ハンドルを切っても
スイッチは定位置。右が+、左が-等のパドル操作の時、誤操作しにくい
というメリットがあります。ただ、パドル形状が若干複雑になる
可能性があります。ウインカーやワイパーのレバーを逃げる必要がある為です。
画像下は、三菱のアウトランダーですが、こちらのコラムパターンですね。
というように、
好みによってはマルチF付きか付いてないかは
どちらが優れているという話じゃなくなってくるんです。
コラム型が好きな方にとっては、スライドリングの有無は
どうでも良いコトになってしまいますよね。
私の場合は、マルチF装着車ですので、
ステアリングまで配線を持ってくることにしました。
ですので、ここから先はマルチF装着車のパターンとなります。
さて、
ここまでご理解頂いた上で、最初にお話した
1500円パドルの話です(^^
構造は単純。
1)シフト周りの+、-信号のコードを分岐、それぞれコラムまで持ってくる。
↓
2)コラム内のマルチF用カプラ(12ピン)の空きスロットにそれぞれ接続。
↓
3)ステアリング内マルチF用カプラ(6ピン)の空きスロットからコード取り出し。
↓
4)適当なスイッチのプラスに接続
↓
5)スイッチのマイナスからステアリング内アース用ボルトに共締め。
詳しい配線方法や、箇所は また追ってご説明します(^^
コラムにスイッチを出すパターンの場合、
1)→4)→5)でOKですね。
アースを落とすポイントは検討する必要があるかもしれません。
以上の配線を行い、シフトをDモードからマニュアルモードに倒した状態で
ステアリングの+、-それぞれのスイッチを押してやると・・・・、
ちゃんとシフトチェンジができちゃいます(^^
ね?これだけなら1000円ちょっとでできちゃうでしょ?
以上の基本原理を利用し、1erのパドル化を進めていきます。
実はこの他にもう一つ
パドル化には絶対欠かせないパーツがあるのですが、
それはまた追ってご紹介します。
いやいや、長々と書きました・・・
長文スミマセン(^^;とりあえず、今日はここまで♪
次回は実際の配線作業に入ります(^^
・・・・・・・・・其の弐に続く。
注)電気完璧素人の私が書いた内容ですので、
お詳しい方、「これ、間違ってるよ!」等ございましたら
そっとメール下さい(爆
欠かせないパーツ↓(^^
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Posted at
2006/09/29 06:39:30