AC SCHNITZER Type 3  

現在は手元にはありませんが、この車の原点なので、紹介しておきます。サイズは18×8.5+43、タイヤは235-40-18だったはず…。発表は97年の秋頃だったと思います。TYPEⅡの重さを考えるとTYPEⅢの軽さはちょっと考えられないレベルです。

当時、OZからRONALへコスト削減の為、製造元を変更した頃出た商品です。価格も導入当初よりも後に定価値下げを行いました。SCHNITZERのブランドイメージを決定ずけたTYPEⅡからモデルチェンジされた理由は大径ホイール時代へ向かい、バネ下重量の増加にともない、スポーク内部を肉抜きし、重量削減という荒業を行い、TYPEⅡのイメージを無くしたくない為に、別売りのスポークカバーでTYPEⅡにもなりますよと言う小技を行なっていました。

余談ですが、このスポークカバーは、本国だったと思いますが、スポークカバーが外れて回収して作り直したと言う経緯があります。ホイールは日本に有るけど、カバーは無い時期が続きました。実際に固定カバーが手に入れたのはホイール発表後一年位後だったと思います。その改良した物でも長い距離を走った後は遠心力で外側にカバーが多少位置がずれます。外れる事はありませんが、定期的に固定ネジの締め付けは必要があります。

自分の個人的な意見ですがこの後、更にホイール重量削減の為、サイズによってはBBSで製作された物もありました。大径鍛造ホイールがまだ精度が良い物が出来ない時代の苦肉の策でしょうか。結局はBBSかOZでしか軽いホイールは作れないんです。RONALがホイールメーカーと言うよりはOEMメーカーのイメージがあるのはそこだと思います。

ちょっと話がずれましたが、ホイール自体は今でも一番好きなデザインです。