昨日、大阪市中央区の北浜・淀屋橋界隈に出かけました。土佐堀川に面する北浜・淀屋橋界隈は大阪を代表するオフィス街。大阪証券取引所や通称“住友村(すみともむら)”と呼ばれる住友系のビルが立ち並ぶ地域があります。今回の目的は、「近代的なビル群の中に現存する戦前からあるレトロなビルとCTのツーショット」。休日で閑散としたオフィス街をCTで散策しました。綿業会館ビル第一次~第二次世界大戦の頃、大阪は紡績業でバーミンガムを抜き一時的に世界一になったことがあるそうで、寄付金(現在の75億)で立てられた社交クラブ。1945(昭和20)年の大阪大空襲でも、窓ガラスが1枚割れカーテンを少し焼いただけでほとんど損傷が無かったそうです。内部は有料(予約制)で見学できます。日本基督教団 浪花教会ビルの合間に建つ教会。電線が邪魔で正面からの全景は撮りにくいです。旧大阪教育生命ビル日本基督教団浪花教会のお隣にあるレンガで造られた建物。現在は、フレンチレストラン&ウェディングのお店です。正面では工事職人さん(?)が談笑中、写真は撮れませんでした。芝川ビルディング昭和7年から10年間は「芝蘭社家政学園」という花嫁学校だったらしいです。空襲で被弾し失われていたマヤ・インカ文明を思わせる壁面の装飾は、近年一部蘇っています。住友ビルディング。「住友村」にある三井住友銀行の大阪本店。今でもかなりの数が残っているこの界隈のレトロビルは、戦前の好景気の時期に建てられたため、そのほとんどは大理石造り。どれも手作り感があり、装飾性が高く格好の被写体です少しクルマを走らせ、対象的な現代風のポイントへ。水都大阪の新たなスポット「ほたるまち」にて。夜の華やかさはなく誰もいません。この後、近くの「中之島バラ園」を散策。「見頃過ぎてる感」はありましたが、ファミリー&カップルで園内は賑わっっていました。バラも種類が多いですね。会場で気に入ったのがこれ。“ベルナールビュッフェ”と言う品種。由来は画家の名前のようです。「食えそうですね。」(笑)しかし、「バラ」と言うとやはり 赤。このばら“熱 情”と言う品種。納得できますね。作業されていた方に伺うと見頃は1~2週位前のようでした。「来年はもっと早く来ないと。」と感じた次第です。