左ドアの干渉の調整

左ドア側が干渉していて、塗装が無い状態でした。

ボディー側の干渉もこのような感じ。

ヒンジボルトにマスキングテープで簡易的にヒンジの軸のセンター出しして素性の状態を確認。これでボディーとの関係が良い位置であれば、カラーで対応して、ボディーの面調整と目論見。またマスキングテープの厚み分、ドア側の穴との建て付け調整代があるという事です。

ボディー、ドア共にヒンジセンター合わせ状態。上から

ボディー、ドア共にヒンジセンター合わせ状態。前から。

ギャップ測定結果。約5mmドアの上部が外側へ出ている状態。

左ドアの開いた状態で、ヒンジセンターでも干渉。建て付けで、ドアを5mm内側に入れようとしても入らない状態。

右ドアは未調整のセンター合わせでも干渉無し。左右差が酷い。ドアのギャップ調整でも3mm程度クリアランスは確保。

カラー構造も見直し、ボディー側の調整も厚すぎで困難なので、ドア側をいじめるようにして、内側に#450FRPを約15プライ程、約10mmは追い込めるように貼りました。

ヒンジセンター合わせのクリアランス精度折込。リューターで削りたい分掘り込んで全対面を調整。

ベルトサンダー、エアダブルアクションサンダーミニで全体的に削り込み。

ドアの最終削り状態。

配線用の逃がしが雑なので、もう少し綺麗に処理の為マスキング。

見えないところですが、エッジを無くして、コーナーR処理。

ドア側をいじめて、4mmクリアランス確保。製作カラーは約1.5mmクリアランス広がる方向なので良しとします。

こんなイメージでツバをつけてスペーサーを作成し、ドアの内側からセット。隙間は、0.5、0.2、0.1mmのシムで調整して、ドア落ち、及び、ドアを外した後の組み付け再現性の確保。これでいいところまで調整して、外板の見栄えの面を調整しようと思います。青いのがドアの穴。ドア落ちによるの建て付け調整は大変と良く聞きますので。
この構造ならドア落ちしにくくなると思いますし、もししたとしても、シムアップ、シムダウンで対応が容易かと思ってます。

スペーサー単体モデル。ステンレスで製作予定。