いよいよ観測です。各ホテルにオーロラビレッジからお迎えのバスが来ます。
用意された防寒着を着て、カメラ道具一式を持っていざ出陣。
30分ほどで郊外のオーロラ観測施設オーロラビレッジに到着しました。
オーロラは出ていなくても降るような星空です。

まずはティーピーという休憩施設に案内してもらいました。ここは分厚い布のテントのような施設で、蒔きストーブで常に暖房してあり、お湯が用意されていて暖かい飲み物がセルフサービスでいただけます。

10時半から11時には暖かいスープとスコーンのサービスも

いよいよ三脚をセットし、カメラの設定をしてから、保冷バッグとライトを持って外に出て観測開始します。
カメラの設定に関してはビレッジのスタッフのカメラに詳しい方に教えてもらうことが出来ます。
今回私は基本的な設定としてISO感度800~1000 シャッタースピードは5~15秒 絞りは開放(このレンズではF2.8 ピントはMFで設定しました。
寒さに弱い方は外でオーロラ待ちする必要はありません。出ている時はオーロラビレッジの係員や一般のお客さんが教えてくれたり、歓声がティーピー内部まで聞こえてくるからです。
で、撮れた記念すべき一日目の画像はこちら。

最初なので反省すべきところは山ほどあるのですが、手前の近景にピント合わせしてたり。全体的にピントが甘かったりしています。
この日は到着早々から薄いオーロラが出ていて。ピークは夜中の一時でした。
その反省を踏まえて、何も出ていない時から星にピントを合わせ星空撮影で練習してから撮った画像がこちら

3日目はなかなかオーロラは現れませんでしたが、12時近くなってから急に見え始め、最後は真上の空いっぱいに広がりました。このオーロラはGF6に何らかのトラブルが発生してピークの撮影はできず、予備のPENを使わざるをえなくなり撮った画像になります。最後の大きなオーロラは肉眼で鑑賞を楽しみました。
オーロラ撮影の合間に休憩に入るときには保冷バッグにカメラを入れ保温し、結露を防ぎます。
前評判どおりバッテリーの減りが異常に早いので、交換したり、また温めると復活するので交換した消耗バッテリーを温めたりしました。
今回のオーロラ撮影で感じたのは、とても特殊な撮影環境なので、やはり事前準備は十分しておかないと撮影はできないということでした。
もちろん、オーロラが出る出ないは運やタイミングもあるのですが、運やタイミングが良くてせっかく最高のオーロラが出ているのに準備が出来ていないと撮れない。せっかくのチャンスを活かせないのは一番残念なパターンかも知れません。
時期的な問題なのかも知れませんが、私達が訪れた時は12時過ぎてからオーロラが現れる事が多かったので、3日ともオプションの観測時間延長をしました。(一回25ドル)
他にもオーロラの画像をアップしましたので、よろしければ
フォトギャラでお楽しみ下さい。
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2014/03/07 12:40:50